2021年09月02日(木) 更新

【志望動機を魅力的に作る】入社希望理由「社員に惹かれた」ことを上手に伝える方法と注意点

就活生が社員に惹かれた旨を伝える際は明確かつ具体的に

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「「社員に魅力を感じた」ことを志望動機にする際、意識するポイントがあれば教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。


  • その人が言った言葉

  • 研究姿勢

  • どこに魅力を感じたか、どんな社員になりたいかを明確にする

  • 自分との価値観の共通点を見いだす

  • 他の企業との比較

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「「社員に魅力を感じた」ことを志望動機にする際、意識するポイントがあれば教えてください」

就活生が「社員に魅力を感じたこと」を志望動機で伝える際には、そう感じた部分を明確にして他の企業と比較をするようです。「なぜ魅力を感じたのか」「なぜその企業を選んだのか」という人事の疑問に答えながら、社員に惹かれた旨をアピールします。そうすることで、就活生として印象に残ることができるかもしれません。本ページでは、入社希望の理由として「社員に魅力を感じた」と上手に伝える方法・注意点を見ていきましょう。

志望動機に「社員に魅力を感じた」はアリ?

就活で「志望動機」については必ず聞かれます。そのため、面接はもちろん、履歴書やESを書く時点で対策が必要です。そこで「なぜ社員になりたいのか?」に対して、「社員に魅力を感じた」という就活生も少なくありません。まず、これは志望動機としてアリなのでしょうか?志望動機にする際は注意点があります。

社員への魅力・憧れを志望動機にするなら工夫が必要

志望動機、「なぜ会社の社員になりたいのか?」に対して、「社員に魅力を感じた」と言うならそれなりの工夫が必要です。実際、社員に魅力を感じたという就活生は多くいます。したがって、面接官からすると「ありきたりな志望動機」だと思われる可能性が高いです。そのため、志望動機として面接で伝えるなら工夫が必要です。志望動機で伝える際はどうすればいいのか見ていきましょう。

志望動機が思いつかない時は、ツールを使うのが一番オススメ!

志望度はあっても、上手い志望動機が思いつかいなくて悩んでいる就活生は多いです。「その会社じゃないといけない理由」なんてなかなか思いつきませんよね。

無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

志望動機で「社員に魅力を感じて」と説明するには?

相手にとって有益である必要がある

面接で志望動機を聞いた際に、「社員が魅力的だったから」と答える学生は多くいます。「社員に魅力を感じた」と答えること自体はありでしょう。しかし、その内容を言う際に、面接官にとって有益である必要があります。そのために、志望している会社の事業や、強み、ビジネスモデルなどがしっかり面接官に伝えられると良いでしょう。これが「社員に魅力を感じた」という時の前提条件となります。企業研究を十分にした上で志望動機にするのが有効です。

どんな人が周りにいれば貢献できるかを伝える

志望動機を伝える際に、「社員が魅力的だった」という説明では、説得力としては弱いです。そのため、企業にとってどんな社員が欲しいのか、貢献できる人なのかを理解して、魅力に感じたポイントを伝えましょう。企業が求める社員像をとらえている、そういった仕事がしたいのかと面接官に伝えられます。企業の中身を理解した志望動機なら、入社の決め手となるでしょう。

過去のエピソードや自分の強みも交えて伝える

志望動機で「社員が魅力的だった」と伝える具体的な例について見ていきましょう。

例文

  • 私は、インターンで、御社の社員10名ほどと、お話させていただいたことがありました。私は、論理的に話すよりも、感情的にやり取りすることが得意であり、強みでもあります。社員の方々と話すなかで、御社は想いを重視している人が多いと感じ、魅力的だと感じました。私は、学生時代、課題研究や部活動など、感じたことや目標を周りと共有しながら取り組む機会が多かったです。私は、御社で、同じ目標や目的を持った方々と共に仕事をしていきたいと考えています。

上記のように、社員が魅力的に感じた理由、自分の強みなどを絡めて説明すると、より深みのある志望動機になります。他の学生と差別化もできるチャンスです。

熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

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「説明会で社員が魅力的に映ったから」と言うのは危険

面接で、「説明会で、社員の方が魅力的に映ったので志望しました」と答える学生はとても多いです。しかし、説明会の社員が魅力的に映ったからという志望動機は言わないほうがいいでしょう。それは説得力に欠けるからです。もちろん、企業にとっては嬉しいことかもしれませんが、就活生には説明会がどういうものなのかを理解した発言が求められています。

企業研究不足だと思われる可能性が高い

企業説明会というのは、学生だけではなく企業も必死に行っています。企業としても、なんとか選考を受ける学生を増やさなければいけないため、説明会で「私たちの会社はこんなにも素晴らしい」とアピールします。企業内で最も優秀、かつ話が上手い社員に話してもらい、スライドショーには手間をかけ、なるべく学生に気に入ってもらおうとしているのです。
したがって、企業説明会がその会社の全てではありません。実際にインターンしたり、働いたりするとギャップを感じる場合が高いです。そのため、社員に魅力を感じた理由に説明会を挙げてしまうと、「あまり会社について理解していない」「企業研究不足」だとかえって逆効果となるのです。この点を理解して志望動機にしましょう。

志望動機で「社員に魅力を感じた」と伝える時は企業研究が必要!説明会を理由にすると逆効果

面接の志望動機で「社員が魅力的だったから」と伝える際には、具体的にどのような部分に魅力を感じたのかなど、具体的に伝える方が説得力があります。そこで重要となるのが企業研究です。ビジネスモデル、理念、求める人物像をしっかり理解しておきましょう。また、「説明会で社員が魅力的だった」と伝えるのはかえって逆効果です。説明会はどの企業も力を入れているということを理解しておきましょう。

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