履歴書の志望動機と自己PRの書き方

自己PRを志望動機に繋げると書きやすい

履歴書に書く志望動機は、面接で聞かれる内容とリンクしておきましょう。自己PRとして、長所を見つけて志望動機に繋げることでスラスラと書けます。
よって、履歴書に書く際は、自己PRから考えた方が自然な流れになるでしょう。

「この長所を御社の〇〇で活かしていきます」がGood！

自己PRを考えていく中で、長所を見つけて、自分が何に向いているのかを知ることができます。そして、その長所や得意分野を、「活かす」という流れになります。
これは王道ですが、非常に説得力があり、効果的な流れです。「自分の長所を、仕事の上でも活かしていきたい。」これはとても自然なのです。

履歴書に記載する志望動機のNG例

よくある志望動機として「企業理念への共感」や「企業の将来性」を挙げる人が多い様ですが、現実問題、企業側も企業理念に沿って経営しているわけではありませんし、希望企業の今後の見通しに関しては分かりません。

他の会社でも達成できる夢を書く

履歴書に書く際のNG例の1つめは、「私の夢は、発展途上国の貧困問題を解決することです。そのために、御社の海外事業部に入り…」→よく書いてしまう志望動機です。
「その夢を達成したいなら、他の会社がいいよ」と言われ、一発でアウトです。また、夢と事業内容が結びついていたとしても、その部署に配属される可能性があるのかすらわからないので、違う部署に配属された場合のことも聞かれるでしょう。

志望動機が思いつかない時は、ツールを使うのが一番オススメ！

志望度はあっても、上手い志望動機が思いつかいなくて悩んでいる就活生は多いです。「その会社じゃないといけない理由」なんてなかなか思いつきませんよね。

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仕事内容よりも会社の安定性を求めている

履歴書に書く際のNG例の2つめは、「将来性のある企業で働きたいと思い、志望致しました。」という志望動機です。正直、その企業の将来性は、時代とともに変わっていきます。今は良くても、今後は悪くなるかもしれませんし、今は悪くても、今後は良くなるかもしれません。将来性を志望動機にするのは、そんな不確定なものを軸にしているということです。
・「将来が明るく安定しているので、この企業に入りたい！」という人。
・「この企業だからこそできる、私の夢を実現したいから、入りたい！」という人。
あなたが採用担当者だったら、どちらを採用したいと思うでしょうか？

勝敗を分ける自己PR！

自己PRは近年、専用の別用紙で提出を求める企業があるくらい重要な提出物です。履歴書の中で、他の人と差が出せる重要なポイントが、自己PRですが、限られたスペースで自己PRをするのはなかなか困難を極めます。少ない文章で、無駄なく、必要な事だけをアピールするには、あらかじめ構成を決めておくことです。転職の場合の自己PRは、仕事をベースにした構成で記入するのが一般的です。

【就活生必見！】
受かる自己PRの作成方法

就活において、自己PRの作成は避けては通れない道です。しかし「自己PRを作るのにあまり時間をかけたくないし、そもそも受かる自己PRってどんなものかわからない」と思う人もいるでしょう。

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些細なことでもアピールしてみよう

転職の場合の履歴書に書く自己PRは、前の仕事の経験が活きるのが一番なのですが、そうでない時でもPRできる事はたくさんあります。

接客業だと、「人と接するのが好き」「コミュニケーションが得意」というだけでも十分にプラスになりますし、「細かい作業が得意」「PCスキルがある」「体力がある」という点も、その仕事に向いていると思われてプラスになります。
「こんな事を書いても…」と控えめになるより、「何か一つ、ささいな事でも書いてみよう」という気持ちで、アピールを書くだけで良い自己PRが完成しますよ。

履歴書の志望動機と自己PRは長所を活かして書いてみよう

履歴書の志望動機と自己PRの書き方について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
履歴書では自己PRと志望動機が最も重要となってきます。書類選考が最初にある企業は、履歴書が通過しないと面接に進むことができません。企業に対する志望動機と、自己PRは思いを込めてしっかりと書きましょう！