2020年06月26日(金) 更新

面白い趣味や特技|就活で効果的に自己PRするための方法と注意点

採用担当者は趣味や特技から人柄を見る

履歴書に趣味や特技を書く項目がある時に、どのような内容の趣味を書いたら良いか迷う学生もいるでしょう。趣味や特技と言っても、自分の好きなことを正直に書けばいいわけではありません。例えばパチンコやエアガンなど、ギャンブルや犯罪を連想させる趣味はマイナスイメージを与える可能性があるので、避けたほうが無難です。また、マニアックな趣味も理解されにくいので履歴書に記載するのはやめましょう。

採用担当者は、学生の趣味や特技の内容から、その人柄を見るのです。スポーツが好きな人であれば活発でアクティブな印象があり、手芸が得意な人は几帳面なイメージを与えることもできます。履歴書の趣味や特技の項目は、採用担当者が初対面である学生の人柄を知る為の重要な項目なので、気を抜かずしっかりと考えて書きましょう。

面白い趣味や特技でプレゼン能力をアピール

よく知られている趣味や特技とは違い、イレギュラーで少し変わった趣味や特技を持つ学生もいるでしょう。その場合、採用担当者も履歴書を読んで「この趣味は、どういった内容なのだろう?」と疑問に思います。採用担当者に趣味や特技について質問を受けた際に、自分の言葉で分かりやすく説明できれば、プレゼン能力のPRにも繋がります。

まずは、自分の趣味や特技の内容を分かりやすく説明します。趣味に熱中し始めたエピソードを交えてもよいでしょう。そして、その趣味や特技の魅力的な面を伝えます。自分の好きな趣味だからと言って、熱くなりすぎて長々と話すのではなく、簡潔に分かりやすく伝えることが大切です。プレゼン能力のある人材を求めている企業であれば、趣味をうまくアピールできる学生を高く評価するかもしれません。

文章が苦手な人はジェネレーターを使ってみる

趣味や特技はあっても、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

面白い趣味を伝えるポイント

採用担当者が聞いたこともないような趣味の魅力を伝えることは、容易ではありません。少し変わった趣味を履歴書に書く際、どのような点に気を付けたらよいでしょうか。

面白い趣味を書く際に、おさえておくべきポイントは2つあります。ひとつは、趣味の内容と表現方法です。そしてもう一つは、趣味を分かりやすくするために数字を使うことです。
以下で詳しく説明していきますので、採用担当者の目に留まるような趣味を書きたい学生は、参考にしてください。

ただ面白いだけでなく内容や表現方法が重要

ただ単に、「その趣味が面白いから好き」といった説明では、趣味の魅力を存分に伝えることができません。その趣味について誰が読んでも理解でき、その面白さを共感してもらえるような内容になるよう意識して書いてみましょう。

また、趣味の内容や面白さを伝える表現方法も重要です。趣味の内容を分かりやすく短い言葉で話した後に、なぜ自分はこの趣味について面白いと思っているか、その理由を伝えます。趣味の説明を「面白いから」で終わらせず、趣味の内容や魅力を詳しく話すことが大切です。

数字を使うアピールはイメージしやすい

履歴書の中でも、趣味を記載する欄は小さいことがほとんどです。そのため、趣味を書く際は長文を避け、分かりやすく簡潔に記載する必要があります。

そこでおすすめの方法は、趣味をPRする際に数字を使うことです。例えば、この趣味を何歳の時から何年間続けているのか、現在はどのくらいの頻度で行っているのかなどを数字を使って伝える方法です。大会や発表会などに参加した場合は、自分の獲得した順位を記載しても良いでしょう。
数字を使った表現を盛り込むことで、採用担当者が読んだ時に、学生がどの程度この趣味に対して意欲的に取り組んでいるのかが分かりやすくなります。長く続けている趣味があれば、物事に対して根気強く取り組む力をアピールすることもできます。

趣味・特技欄に「特になし」と書くのは避ける

履歴書に空欄を作ったり「特になし」と記入したりすることは避けるべきです。趣味・特技欄も同様に、必ず記入する必要があります。何も記入していないと、好奇心のあまりない人という印象を持たれてしまいます。自分の魅力をアピールできる大事なポイントですので、自分の趣味や特技を書くようにしましょう。

変わった趣味は相手に理解されにくい

珍しい趣味や変わった趣味を履歴書に記入すると、相手に理解されない場合があります。したがって、履歴書に書く趣味は一般的なもののほうが良いです。

また、珍しい趣味をどうしても書きたい場合は、どういったことをおこなうのか説明を付け足すようにしましょう。趣味・特技欄を記入していても、内容を理解されなければ意味がありません。独りよがりの内容にならないように気を付けましょう。

ギャンブルや犯罪を想像させる趣味はNG

履歴書に書く趣味として、ギャンブルや犯罪を想像させるものはNGです。人事に悪い印象を与える可能性があります。競馬・競輪・パチンコといった趣味は書かないようにしましょう。

また、犯罪を想起させるものは避けるべきです。人事によってはエアガン等を使うサバイバルゲームに対しても、良いイメージを持っていない場合がありますので、書かないほうが良いでしょう。

ゲームや漫画の趣味は関連業種以外では避けた方が無難

ゲームや漫画、アニメ等の趣味は、子供っぽい印象を与える可能性があります。若い人事なら理解されることもあるかもしれませんが、あまり良い印象をもっていない人もいますので、書かない方が無難でしょう。しかし、ゲームや漫画を取り扱っている関連企業が相手の場合や、しっかりと魅力をアピールできる自信がある場合は、記入しても良いと言えます。

面白い趣味一覧

こちらでは、あまり耳にしないイレギュラーな趣味をご紹介していきます。まず、スポーツ系の趣味について取り上げると、ボルタリングやウインドサーフィン、バンジージャンプ、ストリートダンスなどがあります。スポーツ系の趣味は、アクティブな印象を与えることができそうです。

芸術系の趣味ですと、塗り絵や切り絵、折り紙などが挙げられます。製作系の趣味には、女性にも人気のDIYや陶芸、レザークラフト作りやハンドメイド雑貨作りなどもあります。手先が器用で、細かいことが得意な人柄を連想させます。
その他には、盆栽やガーデニングなどの園芸系の趣味や、プラモデルやかるた、トレーディングカードなどもあります。また、城巡りや神社巡り、一人旅などの旅行系の趣味は、行動力のPRにもなります。

履歴書での趣味・特技欄の例文①:スポーツ

趣味・特技欄の例文【スポーツ】

私は市民マラソンに参加するため、日頃からランニングをしています。平日は1日に6km走るようにしているので、体力には自信があります。ランニングは早朝の時間帯にしているため、規則正しい生活と早起きも得意です。

履歴書での趣味・特技欄の例文②:読書

趣味・特技欄の例文【読書】

私の趣味は、読書です。普段は、通勤時間や寝る前の1時間を利用して読書をしています。休みの日には、8時間集中して小説を読み続けることもあります。とくにアメリカ文学が好きで、最近は「J.D.サリンジャー」の作品に感銘を受けました。本の感動したシーンをノートにまとめて、記録を残すようにしています。

履歴書での趣味・特技欄の例文③:料理

趣味・特技欄の例文【料理】

私の趣味は料理です。日々の食事やおやつを作ることも好きですが、お金をかけずにおいしい料理をするために、価格が安いスーパーを食材ごとに調査している時が一番楽しいです。曜日ごとに安売りになる商品など、自分の行動範囲のお店はほとんどリサーチしています。低価格で簡単なおつまみを考えることが得意です。

面白い趣味は内容や表現力が重要であるため事前に準備しよう

履歴書に書いてあった面白い趣味やNG内容をご紹介してきました。履歴書には、趣味欄でも何を書くべきなのかといった基本をしっかりと押さえなくてはいけません。就活・転職活動を成功させるためには、趣味や特技でふざけずに真面目な履歴書を書くように意識してください。

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