ES(エントリーシート)で目立つセールスポイントの書き方

新卒採用のESの書き方とは

大学及び大学院を来年卒業する学生は普通就職活動を行います。その活動の際、企業や官公庁へ応募する際、ESや履歴書を作成します。ただしアルバイト募集の際、履歴書を記載した事がある人は多くとも、ESを書いた事がある学生は極少数です。ESは自分のセールスポイント（自己PR)を書かなければならないのですが、何を書いたらよく分からない、書き方のイメージが湧かない、という声はよく耳にします。

学生時代に力を入れたセールスポイントを入れ込もう

新卒のセールスポイントの書き方の切り口は「大学及び大学院時代に何を一番熱心に行ってきたか？」です。それを可能な限り具体的に述べれば良いです。一番書きやすく、かつ応募先の企業や官公庁で評価されるのは大学及び大学院時代の部活経験です。どんなスポーツや文化的活動でも良いので、その中でどのような活動をし、どのような苦難を乗り越え、成果を出してきたかを具体的にESに書けば、それがセールスポイントになります。部活をやってなければ、サークル、バイト等の経験が良いでしょう。

中途採用のESの書き方とは

どこかの企業や官公庁へ就職した後、何かしらの要因（給与や仕事内容、人間関係、勤務地等）で別の企業等への転職活動を行う人が一定数います。その場合も新卒の就職活動と同様、ESや履歴書、職務経歴書を書く必要があります。大体ESと職務経歴書はイコールの場合が多いですが、書く必要性や重要性は非常に高いです。しかし新卒とは書く内容や書き方（特に経歴と自分のセールスポイント等）が異なります。

セールスポイントは経験・実績

中途のセールスポイントの書き方の切り口は「現職および以前就いていた職業の経験や実績」です。新卒の場合と同様、可能な限り具体的に述べれば良いです。現職及び以前働いていた職場でどのような業務を行っており、どのような実績をあげたかをESもしくは職務経歴書に具体的に記載していきます。特に実績は数字で表現しましょう。（例としてあるシステムを提案し、それが採用された事で売上を5,000万計上できた　等）

大手企業の内定を得たエントリーシート（ES）から学ぶ

大手企業に内定した先輩方は、どのようなESを作成したのでしょうか。内定者の回答から、どのような考え方、アピールをしているのかを把握しましょう。「内定者ES100社まとめ」では、なかなか見ることのできないESを100社分ご用意しました！ANA、トヨタ、三菱東京UFJ銀行、伊藤忠商事、サントリー、IBMなど、就活でも人気が高い企業のESを無料でダウンロードできるため、内定者の回答だけでなく設問の確認がしたいという就活生にもおすすめです。

自分のセールスポイントの見つけ方とは

新卒、中途採用のESもしくは職務経歴書には必ず自分のセールスポイントを記載し、他の応募者と差を付ける必要があるのですが、セールスポイントがどうしても見つからない、書き方が分からないと、悩まれる方も一定数おられます。元々大多数の日本人は自己PRは苦手であり自分は何がセールスポイントなのか、自分にはそんなものはないのではないか、と自信のない方も結構おられます。

自己分析のを怠らないようにする

新卒、中途採用問わず、自分のセールスポイントを見つけるには自己分析を行う事が有効です。自分がどのような学歴や職歴があり、何が得意で何が苦手なのか、どの様な経験を経てきたのか等、を可能な限り具体的かつ詳細に文章に書き出します。その自己分析を行っていくと、必ずどんな人でも自分のセールスポイントというものが見えてきます。それをESまたは職務経歴書に表現する書き方をすれば、採用担当者の目を引く書き方になります。

ESのセールスポイントは新卒なら学生時代をアピールして中途なら経験・実績を目立たせよう

ES(エントリーシート)で目立つセールスポイントの書き方について紹介しました。新卒や中途採用で作成するES及び職務経歴書内の自分のセールスポイントは、採用の合否において非常に重要なポイントです。この部分で他の応募者と差を付ける必要があるのですが、応募する企業や官公庁毎にセールスポイントを評価する部分が違っていますので自分のセールスポイントを記載したESや職務経歴書が評価されない事もあります。その場合は気持ちを切り替え、別の企業や官公庁へ応募しましょう。その際、必ず文章の書き方も見直す事（結論から記載されていかったら、結論から記載する　等）をお勧めします。そうするといつか必ず成果に結びつきます。