2017年10月25日(水) 更新

就活がうまくいかない人の特徴と失敗談|企業選び・ES・面接・状況を巻き返すための対策をご紹介

就活生に聞いた就活がうまくいかない原因とは

キャリアパーク会員の就活生を対象に「就活がうまくいかない人の最大の原因は何だと思いますか?」というアンケートを実施しました。

就活生の回答

  • 自己分析の不足
  • 伝える力?
  • 自己分析不足
  • 自己分析ができてない
  • 自己分析

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式企業
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「就活がうまくいかない人の最大の原因は何だと思いますか?」

アンケート結果から、就活がうまくいかないのは「自己分析ができていない」のが原因だと考えています。本記事で就活が上手くいかない人の特徴などを知って、スムーズに勧められるよう対処していきましょう。

就活がうまくいかなかった学生が語る3つの失敗談

就活がうまくいかない人たちは、どんな失敗をしてきたのでしょうか。就活生の方が体験した失敗談を見ていきましょう。

失敗談①:緊張しすぎて用意していた自己PRが飛んだ

自分が第一志望にしていた企業の書類選考が通ったときは、飛び上がるほど嬉しかったです。そこから、学校のキャリアデザインセンターの職員と一緒に面接の回答を全部作って、それを完璧に覚えて面接に備えました。 しかし、いざ面接会場に入ると自分が思っていたよりも人がいて、この中で残れるのかとすごく不安を感じてしまいました。そして、自分の番が来て面接室に入ると、用意していた回答が一つも思い出せなくなってしまいました。 面接官の方は、笑顔で「緊張しなくてもいいよ」と言ってくれましたが、焦ってしまって質問に全く答えることが出来ませんでした。

■名前:O・Iさん
■希望職種:営業
■大学:神奈川大学 経済学部
■就活をした期間:2015年1月~2015年11月
■選考を受けた企業数:約20社(説明会参加企業数:約30社)

失敗談②:50社以上落ちまくった

とりあえず、一定の給与水準と休日がとれて残業が少ないところをピックアップして、50社ほど受けさせていただきました。自分には3ヶ月間の留学経験があるので、それを強みにすれば、何社かには内定がもらえるだろうと考えていました。 しかし、ほとんど書類か一次選考で落ちてしまい、最終選考に進めたのも3社だけでした。それから、少し自信をなくしてしまって、それ以来就活はしていません。

■名前:S・Hさん
■希望職種:事務
■大学:早稲田大学 法学部
■就活をした期間:2015年3月~2015年9月
■選考を受けた企業数:約60社(説明会参加企業数:約50社)

失敗談③:大手しか受けなかったらもう就活シーズン終盤になっていた

私は、絶対に大手企業に入りたいと思って就活をしていました。もともと家があまり裕福ではなかったので、お金がきちんともらえる企業がよかったんです。上場企業を中心にして受け、何社かは好感触だったものの、内定をもらえることはありませんでした。そして内定がないまま11月になってしまい、私が望んでいた企業の求人がなくなっていました。

■名前:K・Dさん
■希望職種:営業
■大学:二松学舎大学 文学部
■就活をした期間:2014年12月~2015年12月
■選考を受けた企業数:約10社(説明会参加企業数:約20社)

就活はうまくいかないのが当たり前というのは本当なのか

就活がうまくいかない悩んでいる人はとても多い

「いろいろ企業を受けてみたけど、内定を一つももらえない」 「有効求人倍率が高いというけど、全然恩恵を感じない」 こういった気持ちを抱く就活生は少なくありません。一時期の不景気だったころと比べれば、就職できるチャンスはだいぶ増えたものの、就活生によってはその恩恵を受けられていないことがあるのです。そのため、以下のような考えを持つ就活生も少なくありません。

内定をもらえない人が思っていること

  • どうして内定が受からないのか
  • 相手に見る目がないのでは!
  • 自分に合う企業がない
  • 正直もう就活したくない
  • 友達は内定もらえているのに!
  • 世間で役立たない自分が嫌

就活はうまくいかないケースが多い

就活はうまくいかないのはデータ上からも明らかになっています。マイナビがその年の就活生を対象に実施しているモニター調査の2018年卒版によると、エントリー提出した企業数が平均34社であるのに対し、面接まで通過したのが平均8社、内々定までに至ったのが平均2社です。
モニター調査の結果でもわかる通り、内々定や内定を獲得した就活生であっても、30社以上の企業から不採用通知をもらっています。そのため、どんなに景気がよく売り手市場であったとしても、就活はうまくいかないのがスタンダードなのです。

自分自身を否定されているわけではない

「面接で自分が思っていたことを全部話すことができた」「人事の人も興味を持ってくれていたし、ここは絶対に受かった」といった手ごたえを感じたにもかかわらず、不採用の連絡がきたら、自分自身を否定された気がしてしまいます。
しかし、人事担当者は決してあなたのことが嫌いで不採用通知を出したわけではありません。人事担当者はさまざまな要素を踏まえながら採用を考えています。企業が求めている能力とマッチしていなかったら落とさなくてはいけません。

一社でも受かれば「内定者」であることは変わらない

就活仲間や友人が内定をどんどん獲得していくと、なかなか内定を取れない自分がダメに思えてしまうことがあります。しかし、極論を言ってしまえば何社の内定を取ろうと、入社するのは1社であることは変わりません。そして、あなた自身が一つでも内定をとることができれば、友人と同じ内定者となります。周りのことを気にする必要はありません。自分の納得する企業から内定をとれるように、対策をしていきましょう。

就活がどうしてもうまくいかない人の特徴5つ

①自己認知ができていない

就活がうまくいかない理由としてまず挙げられるのが、「自己認知ができていない」点です。就活における自己認知とは、今の自分は世間的にどのような価値があるのか、またどのような強みや弱みを持っているのか探ることです。これができていないと、ESや面接で自分をアピールすることができません。

②就活に対する不安と緊張が強すぎる

就活は、限られた機会のなかでどれだけ自分をアピールできるのかに掛かっています。数少ないチャンスであるがゆえに、不安や緊張を持ってしまうのもうなずけますが、できるだけ自然体で挑んだほうが失敗は少なくなります。また、周りの優秀な志望者を見て、自分も変わらなきゃと思う必要もないのです。
普段通りの自分を、どれだけ面接官に知ってもらえるのかも考えていかなければなりません。 なぜなら、採用面接官も人間なので「楽しい会話ができたか」「この人と働きたいと思えたか」という感覚的な部分も評価につながるからです。

③働くイメージが作れていない

就活の選考を通過するには、自分が働くイメージをつかまなければなりません。「入社してからすぐはどんな仕事をするのか」「一番大変な業務はどんなことなのか」「どんなキャリアプランが選べるのか」といったこれらの疑問は、求人票や企業の採用ページを見ただけではわからないものでしょう。それらの情報は説明会で人事担当者の人に聞いたり、OB訪問などで実際に働く人に意見を聞いたりすることで初めてわかります。
それにもかかわらず、うわべだけの企業研究をおこなってしまうと、肝心の選考で「仕事をわかっていない」と企業側に判断されてしまうでしょう。

④企業・業種をしぼり過ぎている

「○○業界の企業はほとんどブラックすれすれの労働体制」「中小企業はもうからない市場」「○○業界はたぶん難しいから自分は無理」 このように思ってしまうと、自ら今後の可能性を閉ざしてしまうでしょう。従業員が数十人しかいなくてもよい企業は一杯存在します。業界の知識がなくても、部署によっては通用することだってあるのです。就活中の選ばず嫌いはもったいないので、もっと広い視野を持ちましょう。

⑤新卒だから大企業に就職できると決めつけている

学生の多くは、転職で大手企業に行くのは絶対に無理だと考えていますが、そんなことはありません。むしろ、学生の頃は学歴の都合で大手企業に採用されるのが難しい人でも、数年間中小企業でスキルを磨いてから大手企業に転職するというケースも珍しくないのです。 就活の際には「ここに受からなければ全てが終わる」と思わず、「まずはここでスキルを磨こう」という選択があることも忘れないでください。

状況別にみる就活対策①企業選び

卒業後はどういう生活をしたいのかを一番に考える

「やりたいことが見つからないから企業選びができない」という意見は少なくないですが、それは全くおかしいことではありません。実際に働いている人の大半もやりたいことを仕事としているわけではないのです。
もし、どの企業を見てもピンとこない、就活する気が起きない、意味が見出せないと感じているなら、自分が卒業後の4月からどんな生活を送りたいのかを念頭に選んでみましょう。「家庭を大切にしたい」「お金をどんどん稼ぎたい」「人に感謝されながら働きたい」いろんな欲求があるかと思いますが、自分はどれを一番大切にしたいのかを考えて就活を進めてください。

「自分はどれを一番大切にしたいのか」=「就活の軸」

「就活の軸」が定まればその軸に沿って働きたい企業、働きたい業界、やりたい職種をそれぞれ考えるだけです。つまり大切なのは「就活の軸」。就活の軸が定まってない人はぜひ一度この就活の軸作成マニュアルを使ってみてください。今まで見えなかった自分の大切にしたいことが見えてきます。

自分の立ち位置を客観的に見て判断する

日常会話レベルで話題に上るような超大手企業であれば、金銭に困ることはなく、親や友人達から賞賛されて充実した社会人生活を送ることができるかもしれません。 しかし、そんな大企業に行ける学生はほんの一握りです。自分を低く見積もる必要はありませんが、就職状況と照らし合わせて自分の立ち位置を客観的に見ることが求められます。大手企業を中心にみるのではなく、自分を必要としてくれる企業を選べるようにしましょう。

状況別にみる就活対策②ES・履歴書

丁寧に記入して実直な姿勢を示す

人事担当者は、就活生が思っている以上にESや履歴書をよく見ています。用紙に書かれた情報から、その人の人間性をみているのです。そのなかで、書かれている字が雑に書かれていたら、いくらよい経歴を持っていたとしても選考を通過する可能性は低いでしょう。たとえ字が下手で自信がなかったとしても、丁寧に書いていれば評価されます。下書きをしたうえで清書することで、読みやすい綺麗なES・履歴書が仕上がるでしょう。

具体的なエピソードを交えて信ぴょう性を持たせる

採用担当者は「実際の業務でどう反映されるか」を考えながら志望者のアピールを評価しています。そのため、自己PRや志望動機で、「自分はこんな能力があります」と書いてあったとしても、それだけでは響かない可能性が高いです。 自分の能力を象徴するエピソードや体験を並べ、人事担当者に想像してもらう書き方をすると効果的にアピールできます。

状況別にみる就活対策③一次・二次面接

企業・業界研究を再度おこなう

面接では、あなた自身の経験に関するエピソードだけではなく、企業や業界の事情に関するエピソードを問われることがあります。そのため、企業・業界研究を再度徹底することが求められるのです。インターネット上の情報だけではなく、書籍やOB訪問、企業説明会など複合的な情報収集でより企業の考えに沿った回答ができる態勢づくりを整えましょう。

スピーチではなく「会話」をする

面接官にもっと自分のことを知ってほしいとの思いから、長々と語ってしまうようなスピーチ型の回答をすると、選考に落ちる原因となります。 就活セミナーの中には「言いたいことは全部言え」と教えているところもあるのですが、これは逆効果になることが多いでしょう。
もちろん、具体的なエピソードを交えると多少話す時間が長くなるのは採用担当者側も織り込み済みです。そのうえで「起承転結」がハッキリした構成で回答できなければ、どんなに中身の濃い内容も評価につながることはありません。

状況別にみる就活対策④最終面接

一次・二次面接を通して学んだことを具体的に話そう

数回の面接選考を通過してやっと最終面接を受ける際、志望動機や自己PRを含めて自分の言いたいことはそれ以前の面接で言い切っていると感じている人が多くいます。しかし、そういった状況は他の志望者も同様です。それらと差をつけるには、これまでの選考を通じて学んだことを話してください。以下の内容を話せば、回答内容のオリジナリティを高くすることができます

回答のクオリティを高めるための方法

  • 面接を通して感じた業界のギャップやその感想
  • 人事担当者に聞いた企業の仕事内容と印象
  • 面接官の質問に対して自分が痛感したことと今後の工夫

どの企業を相手にしていても100%の熱量を持ち続ける

最終面接でよく聞かれるのは、 「我が社は第一志望ですか」「内定を出したら入社していただけますか? 」という質問です。この問いに対して、「いえ、他の企業です」「入社するつもりはない」など変に素直な回答をする必要はありません。このようなときは堂々と「第一志望です」と答えましょう。 選考を受ける企業に優先順位をつけることなく、どの企業も100%の熱意を持って受けるのが一番です。

就活をあきらめた後の選択肢に対するリスク

就職浪人をすると同期との差が広がる

就活がうまくいかないと、ついつい逃げたくなってしまうこともあります。しかし、無計画に逃げてしまうと、取り返しのつかないことになる可能性が考えられるのです。
自分が行きたかった企業が全部落ちてしまったために就職浪人を選んだとしても、就活の難易度は変わりません。ひとつ下の世代と戦うことになるだけです。また、同年齢の就活生ははみな就職して社会人スキルを身につけるため、差はどんどん広がっていきます。
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フリーターになって既卒就活するのは厳しい

とりあえず卒業して、フリーターをしながら既卒で就職活動をしようとしている人もいますが、既卒の就活は新卒よりもかなりハードです。卒業する3月になってどこからも内定をもらえなかった場合のみ、フリーターでの就活をおこないましょう。入社するつもりではなかった企業であっても、内定を獲得できたならまずはそこに賭けてみてください。将来の転職も視野に入れた就職ととらえれば、自分のキャリアアップにつながることは間違いありません。

どうしても行き詰まったら就活エージェントを利用してみよう

マッチする企業をピンポイント紹介してくれる

就活がうまくいかないときは一人で悩むのではなく、就活エージェントを利用してみましょう。学生一人ひとりにキャリアコンサルタントがつき、就活を徹底的にサポートしてくれます。
就活エージェントの強みは非公開求人とのマッチングです。学生とキャリアコンサルタントが面談を重ね、学生の強みや希望を反映した求人を紹介してくれます。 また、応募先の企業には調査員が労働環境を調べに行っている場合が多いので、残業時間・働き方・社員の雰囲気まで把握でき、自分が働くイメージを想像しやすいです。

ES指導や模擬面接などのサポートも充実

ESや面接が苦手という学生は、専門のスタッフによる指導を受けることもできます。その際には志望先の企業に合わせた指導をおこなってもらえるため、かなり具体的なアドバイスをもらえるでしょう。それ以外にも、就活についての悩み相談も行ってくれるので、まさに二人三脚で就活をおこなうことができます。行き詰まる前に、さまざまな手段でチャンスをもう一度つかみ取りましょう。

就活がうまくいかない理由は考え方から間違っている場合が多い

就活は精神的にかなり負担が掛かりますし、辛いと感じてしまうこともあるでしょう。ですが、いったん「就職する」という目的をもって、上記で紹介した対策を試してみて下さい。今までとは違った感触が得られるはずです。
ひとりで就活することに疲弊してしまった人は、就活エージェントを利用してみましょう。今よりもずっと心の負担が軽くなるばかりか、内定を獲得する確立もかなり上がるかもしれません。
就活の方法はさまざまな方法があります。視野をせまくして、自分自身を追い込むのではなく、いろいろな手法や考え方をして、自分に最適な道を探していきましょう。

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