2017年07月12日(水) 更新
留年のイメージをぶち壊そう|インターンに参加するメリットと就活への繋げ方をご紹介
目次
留年の理由を聞かれたときに困ると感じる就活生が多い
就活生の声
キャリアパーク会員の就活生を対象に「留年した人が就活するうえで困るポイントはどこだと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 留年したことについてうまく答えられるか
- 面接で留年理由を聞かれるところ。
- なぜ留年したのか、留年した時に何をしていたのかという点。
- 一年間何していたの?と聞かれるところ
- 成績が良くない印象、怠惰なイメージがついてしまう
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「留年した人が就活するうえで困るポイントはどこだと思いますか?」
留年した人が就活をする場合、その理由を聞かれたときに困ると回答する学生が多いという結果になりました。「留年したことについてうまく答えられるか」や「一年間何していたの?と聞かれるところ」など、留年をしていた理由について面接官が納得するように答えられるかが不安という就活生が多いようです。この記事では、留年をプラスに変えるためのインターンについてご紹介していきます。
留年はマイナスイメージ?
伝え方でイメージが変わる
留年のイメージは、伝え方によってマイナスにもプラスにも変化します。採用担当者が、留年自体をマイナスに捉えることはほぼありません。留年した理由で、その人を判断していくのです。例えば「単位不足で留年しました」のように、理由を率直に伝えてしまうと、留年がマイナスのイメージに捉えられてしまいます。理由をそのまま述べるのではなく、留年した期間をどう活かしたのかをアピールしましょう。ここでは、留年をプラスに変える方法の1つ、インターンをご紹介します。
留年が理由でインターンを拒否する企業は少ない
留年してしまうと、何かと制限が生まれてしまって、インターンも参加できなくなってしまうのではないかと心配する人がいます。確かに、「何年生であること」「何年生ではないこと」を条件にして、インタ―ンを制限している企業はあるでしょう。しかし、留年の有無によってインターンの門戸を狭めている企業は、あまり多くありません。
自分に合ったインターンを見つけよう
インターンは大きく分けて2種類
インターンの種類は大きく分けて2つあります。課題解決がメインの短期インターンと実践重視の長期インターンです。短期インターンは、業務は行わずに、短い期間でのグループワークなどがメインになります。長期インターンは、実践重視です。その限られた期間の中で、社員と同じような業務を体験してスキルアップを目指します。
短期インターン
- 【内容】
- 課題解決型でグループワークが主
- 【期間】
- 1日~1週間前後
- 【メリット】
- 同じ業界を目指す仲間とのコミュニケーションが取れる。
- 大学の授業との両立ができる。
長期インターン
- 【内容】
- 企業の一員として実際の業務を行う。
- 【期間】
- 1か月~数年間
- 【メリット】
- 即戦力の業務スキルが身につく。
- 責任感や緊張感を体験することができる。
留年には長期インターンがおすすめ
「留年しているから」と、何かと活動に制限を作ってしまう人がいます。しかし、むしろ留年したからこそ体験できる内容を、大切にするべきです。もちろん、留年を繰り返さないように対策をするのは重要です。留年は、人よりも多く勉強できる時間が発生します。その時間を活用して、現役では飛び込めなかった、長期インターンの世界に手を伸ばしましょう。
長期インターンが就活に与える影響
企業からの印象が変わる
長期インターンに参加せずに留年した学生は、企業から見ると無駄に時間を使ったイメージを持たれる可能性があります。一方、長期インターンに参加した学生は、留年を活かす活動をした実績で、イメージをプラスに変えることができるのです。長期インターンへの参加は、自己成長、留年のイメージアップなど多くの利点があります。
ESや面接でアピールできる
長期インターンに参加した経験は、就活の際のアピールポイントとして使うことができます。もちろん、短期インターンに参加した経験もアピールポイントとして使えますが、数が少ないと、長期ほどのアピールにはならない場合が多いです。志望動機の内容に組み込んだ場合は、自分の志望している業界への意欲を、具体的に示すことができます。面接で話す内容に加えることで、留年を活かした理由に繋げることができます。就職に前向きなことをアピールすることで、就活はより有利になるのです。
長期インターンに参加して留年をマイナスからプラスに
留年は、マイナスに見られることが多いですが、期間を有効活用することでプラスに変えることが可能です。留年しているからといって、行動に制限がかかるわけではありません。長期インターンに参加して、実践を積み、意味のある留年期間に変えることが重要です。短期インターンを狙うのなら、数をこなしましょう。そして、就活時には自分のアピールポイントとして組み込み、より具体性のある内容、発言をしていくと良いです。留年は決して変えられない履歴といえます。留年をプラスに変えて就活を有利に進めて行きましょう。
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