2020年07月06日(月) 更新
自己紹介の1分間をインパクトのある内容にするための要素4つ|面接や新入社員あいさつで印象を残るコツ【例文あり】
目次
インパクトのある自己紹介を試みる人が多い
就活によって多くの企業の面接を受けたり、新入社員として職場挨拶する機会が何度もやってきます。その際、いち早く自分の名前を覚えてもらおうと、インパクトのある話題を用いながら自己紹介するケースも少なくありません。
趣味や方言は印象付けに用いやすい
実際に就活や新入社員あいさつを経験した人たちは、どのような方法を用いてインパクトのある自己紹介をおこなったのでしょうか。新入社員として挨拶するときに自分を覚えてもらえる自己紹介ランキングによると、以下の要素がトップ3となりました。
自己紹介ランキング
- 1位:意外な趣味や特技を公表
- 2位:とにかく大きい声で目立つように話す
- 3位:方言を用いてアピール
1位の趣味や特技は、口頭での説明でも相手の印象に残りやすいとの考えから取り上げるのでしょう。2位はとにかく目立つための方法だといえますが、あまりに大きいと「場をわきまえていない」と悪い評価を下されかねません。3位の方言を用いてアピールは、地方出身者ならではの取柄といえます。紹介を受けた側にとって、自分のボキャブラリーにないものを話されると興味を持ちやすいものです。そこで、強烈な個性を発揮できる方言を用いることで、印象に残ってもらおうとする意図があるのだと考えられます。
人事は黙って切り捨てる!あなたのマナーは大丈夫?
就活や新入社員での挨拶には、細かいマナーが沢山あります。マナー違反をすると、指摘されることもなく、黙って落とされてしまうでしょう。
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企業側は人柄や熱意を求める傾向にある
ここまで、インパクトを持たせた自己紹介の方法について確かめてきましたが、注意しなければならない点も見てみましょう。インパクトの協調は、新入社員あいさつでは効果的な方法ですが、就活中の自己紹介やPRにおいてはあまり有効ではありません。リクルートが調査した就職白書2016 -採用活動・就職活動編-によると、就活生がインパクトのある自己紹介のテーマとして選びやすい趣味・特技を重視する割合は、就活生が25%と全体の4分の1に達するのに対し、企業側はわずか5%と非常に少ないことがわかります。つまり、あくまで企業が求めているのは今後の可能性や熱意であり、ただインパクトのある話題だけを紹介しても、面接官からは特に心に響く訳ではないのです。
ただの自慢で終わらせるのは禁物
上記の調査結果をもとに考えると、自己紹介の内容はただの自慢話で終わらせてはいけないのがわかるでしょう。例えば、登山経験を自己紹介に入れた場合で考えてみましょう。
インパクトの薄い自己紹介例
- 「私は趣味で登山をします。これまで富士山に10回登頂しました。」
一般的な自己紹介であれば十分成立する内容ですが、面接の場面などではあまり効果的ではありません。
「会社にどう貢献できるか」が伝わる内容を心がける
面接などの場面で自己紹介することになった場合、ただ自慢で終わらせるだけではなく会社に対してどのような貢献ができるかを併せて提示しましょう。先程紹介した登山の趣味でいえば、以下の内容を付け加えると興味を惹かれるかもしれません。
インパクトのある自己紹介例
- 「富士山の登頂は油断1つで大きな失敗を招くため、常に危険と隣り合わせです。これまでの経験によって、貴社でも注意深く、時には大胆に多くの業務に取り組みたいと考えています。」
インパクトある自己紹介をするには第一印象がポイントになる
インパクトのある話題を取り入れながら自己紹介する前に、必ず認識しておきたいのは第一印象です。どんなに含蓄のある内容を自己紹介に取り入れたとしても、身だしなみがよくなかったり、静かなトーンで話されてしまっては評価につながりにくくなるのです。
第一印象は最初の6秒で決まる
第一印象は、出会ってから最初の6秒で決まるといわれています。したがって、笑顔と正しい姿勢を心がけ、大きな声でハキハキと話すことが大切です。元気の無い挨拶や自己紹介をしてしまえば、それだけでマイナスからのスタートになってしまいます。良い第一印象をゲットするためにも、笑顔だけは崩しちゃいけません。
自己紹介にインパクトを持たせる要素4つをピックアップ
自己紹介で話す事は大体決まっていますが、テンプレどおりではなかなか覚えてもらえないもの。注目を集める一言をプラスしてみましょう。ここでは4つの要素をピックアップして紹介します。
要素①:誕生日を「○○の日」など記念日で表す
まず最初に紹介するのが、誕生日を同じ日の記念日として紹介することです。例えば「私は11月11日ポッキーの日に生まれた○○です。」と自己紹介をすると、初めてあった人にも「ポッキーの日と同じ日の生まれだったね」と印象が付きやすくなります。これは、インターネットを使うとすぐに調べられます。例えば今日は何の日~毎日が記念日~と呼ばれるサイトであなたの誕生日を調べると、これまで知らなかった意外な記念日がいくつも記載されていて、話題作りの一助になることは間違いありません。
要素②:過去の失敗や事件をもとに話を盛り立てる
過去の失敗や事件をもとに話を盛り立てるのもひとつの方法でしょう。例えば、「うっかりコ―ラと麺つゆをまちがって飲んでしまったことがあります」など、みんながやりそうで、やらないおっちょこちょいな出来事を取り上げるのも考えられます。これも、自己紹介に用いることで、インパクトがあるため、記憶に残るでしょう。ただし、面接での自己紹介では、「学業でうまくいかないことがあった」など、真面目な内容のものを選ぶことをおすすめします。
要素③:地元の話題を使って個性を表す
自己紹介でインパクトを残すための方法として、地元の話題や方言を用いて個性を表すことも考えられます。以下は例文です。
出身地の特色をアピールする自己紹介例
- 私は鹿児島県出身です。住んでいる場所の近くには桜島があり、毎日のように噴火しています。桜島の噴火のように、仕事においてもたくさんのアイディアを提供できればと考えています。
地方の話題は聞く人の興味を持ちやすいですし、話題としても続けやすいので考えてみるのも有効でしょう。
要素④:意外と思われるような趣味や特技を紹介する
インパクトのある自己紹介の要素の4つ目として、意外と思われるような趣味や特技を紹介するのも考えられます。以下は例文です。
意外性をアピールする自己紹介例
- 私は高校と大学時代に相撲部に所属していました。見た目は華奢かもしれませんが、身の軽さを活かした取り組みで、地方大会の個人戦に準優勝したことがあります。貴社でもフットワークの軽さを活かした営業活動を取り組みたいと考えています。
見た目や話し方のイメージとは異なるポイントを示すことで、印象に残りやすい自己紹介ができますね。
インパクトのある話題を持っていない場合の紹介のポイント2つ
ここまではインパクトのある自己紹介について紹介してきましたが、全員が全員特徴的なエピソードを持っているかというと、そうではありません。また、どうしてもエピソードが思い浮かばない人もいるでしょう。そこで、特にインパクトのある話題を持っていない場合の紹介のポイントを2つ紹介します。
ポイント①:真面目さを前面に出す
インパクトのある話題を持ち合わせていない人は、真面目さを前面に押し出すのもひとつのポイントでしょう。企業としては、真面目で真剣に仕事に取り組もうとする人を重用したいと思うもの。例えば勉強の成績がずっと良かったことや、アルバイトの無遅刻無欠勤を取り上げるなど、真面目にコツコツ取り組んだ経験を伝えれば評価されるでしょう。
ポイント②:過去努力した経験を取り上げる
インパクトのある話題がない人におすすめしたいポイントの2つ目として、過去努力した経験を取り上げるのも有効です。例えば国家資格や検定試験を取得したことや、高校時代の学校行事で最優秀賞を得たことなどが挙げられるでしょう。仕事をするうえで、努力しなければならばい場面は多数あります。その時に根気強く取り組んだとする姿勢を自己紹介の段階でアピールできれば、企業からの採用や、やりがいのある仕事を任されるきっかけになるかもしれません。
就活のマナーを身につけておこう
就活では、きちんとしたマナーを身に付けていないとマイナスの印象を与えてしまいかねません。言葉遣いの他にも、身だしなみやメール・電話のマナーなど細かいところでも求められます。他の就活生がマナーを守る中、振る舞い方を知らないでいると慌てることになります。
そこでおすすめなのが「就活マナーマニュアル」です。こちらでは、就活で必須のマナーを詳しく紹介しています。
無料でダウンロードできるため、マナーに自信がない就活生は手に入れておきましょう。
インパクトのある自己紹介の例文を紹介
ここまで、インパクトのある自己紹介の要素や、そうでない場合の自己紹介のコツについて取り上げました。最後に、聞いた方がインパクトを感じる内容の自己紹介例を2つ取り上げます。
誕生日に該当する記念日を話題に盛り込んだ場合
- ○○大学の○○○○です。私の誕生日は5月25日なのですが、この日は日本一の用語が収録されている広辞苑が初めて発売された日です。私もこの広辞苑のように幅広い知識を吸収して、多くの事業に取り組みたいです。よろしくお願いいたします。
地元の話題で個性を示す場合
- ●●大学○○学部の○○○○です。私は山口県出身なのですが、山口県は伊藤博文や佐藤栄作など、日本でいちばん総理大臣を輩出している県です。今はまだ勉強するべきことがたくさんありますが、将来は必ず地元の偉人のように自ら提案し、自ら周りを引っ張って実行できる社員になりたいです。本日はよろしくお願いいたします。
インパクトのある自己紹介は「誕生日・失敗談・地元の話題」を用いるのがおすすめ
いかがでしたか?自己紹介では意外性のある事がインパクトとなり、印象に残りやすくなるようです。 上記で紹介したように、有名人の誕生日と同じである、過去の失敗を使うなどアイデアはたくさんあります。しかしながら、やはり大切なのは笑顔を絶やさない事です。第一印象というのは非常に大事ですので、失敗しないように日頃から笑顔を意識してみてくださいね。
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