2020年06月25日(木) 更新
エントリーシートを印刷する際は要チェック|適切な用紙と注意点~就活スタートの基礎知識~
目次
エントリーシートの印刷ではきれいな仕上がりを意識する人が多い
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「エントリーシートを印刷するときの注意点を教えてください!」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- きれいに
- にじまないように
- 紙がきれいか確認する
- 原本を取り忘れないようにすること
- むきを間違えないようにする
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「エントリーシートを印刷するときの注意点を教えてください!」
アンケート結果を見ると、エントリーシートを印刷する際は間違いに注意して、きれいに仕上げることを意識している学生が多いです。印刷して提出する書類ならではの注意点をしっかり把握しているといえるでしょう。そういった学生に後れをとらないため、この記事ではエントリーシートの印刷で知っておくべき用紙、インク、向きの注意点を紹介していきます。
エントリーシート(ES)は就活の重要なポイント!
就活をする上では、履歴書はエントリーシートは欠かす事はできません。エントリーシートはいわば審査書類です。大企業であればあるほど、エントリーシートの段階で多くの応募者が落選になり、面接にすら辿りつけません。つまり、エントリーシートは最初にして重要なポイントなのです。
人気企業内定者のESを覗き見!
人気企業に内定した先輩方は、どのようなESを作成したのでしょうか。内定者の回答から、考え方、アピールポイントを学んでみましょう。「内定者ES100社まとめ」では、なかなか見ることのできないESを100社分掲載しています!
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ESの書き方で指定がない場合は手書き?印刷?
その重要なエントリーシートですが、手書きにするか印刷にするかは悩む所だと思います。「字があまりキレイでは無いから印刷の方が良い」「パソコンがあまり得意でないから印刷はちょっと」「印刷の場合は印刷用紙や写真はどうしたらいいか?」などの疑問点が浮かんできます。
解らない事は当然ながら解決した方が良いのですが、ここで重要になってくるのは、企業側の意図を察する事です。企業はどういうエントリーシートを望んでいるのかを、冷静になって考えてみましょう。
「エントリーシートは手書き派」の人の主張
エントリーシートは印刷で作れる時代なのに、手書きのエントリーシートが好まれるのはなぜなのでしょうか。ビジネスでは大切な書類や手紙は印刷ではなく手書きで書くことが有効に働く事が多いようです。
手書きのエントリーシートだと用紙に記入した時の気持ちや、本気度が面接官にも伝わります。字が下手だからエントリーシートは印刷がいいという人もいるかと思いますが、エントリーシートは字が上手かどうかよりも、熱意が大事です。その熱意はエントリーシート用紙を通して面接官に伝わります。
「エントリーシートは印刷派」の人の主張
エントリーシートは印刷で仕上げる方がいいという意見もあります。エントリーシートの筆跡でわかる字の雰囲気は実際に働いて成果をあげる能力とは無関係だと捉えている人もいるようです。
印刷だとエントリーシートの様式も変えられ、個性を出す事もできますし、印刷のため読みやすく打ち間違えも少なくなります。手書きの字の雰囲気に流されて、内容が入ってきにくいという事もあるようです。
現在の主流は印刷されたエントリーシート
社歴の長い会社は、エントリーシートを手書きで提出させるという風潮が残っている所も多いのかもしれません。しかし現実には、パソコンで印刷したエントリーシートや履歴書を提出するケースの方が多いものです。
現実に、指定の無い場合はパソコン印刷したエントリーシートを提出する学生が圧倒的に多い結果となりました。今はパソコンも一人一台の時代になってきていますので、エントリーシートも印刷したものを提出する人が多いという結果も頷けます。
エントリーシートを印刷する際の適切な用紙と注意点
就職活動での最初の関門、エントリーシート。手書きのエントリーシートか印刷されたエントリーシートか、企業側からの指定があるときもあれば、指定が無い場合もあります。
しかし最近はどちらかといえば就活の一連の流れをパソコンで行う事が多く、エントリーシートも手書きよりも印刷でという会社が増えてきています。その場合、印刷の用紙はどうすれば良いのか?など、色々な疑問点が浮かんでくるでしょう。今回はエントリーシートにおける印刷時の注意点をご紹介します。
印刷ではできるだけ良い紙質の物を使う
エントリーシートや履歴書(PDF、word、Excelなど)をダウンロードして印刷する際の用紙選びは重要です。用紙を間違えてしまうと、安っぽく適当な印象を与えてしまいます。エントリーシートを印刷する用紙のサイズはA4にしましょう。
また、ペラペラの用紙に印刷すると、折れやすく扱いづらくなります。ESの印刷用紙は普通に用紙より少し厚めにものにしましょう。少し厚めの用紙を使うだけで、ESの雰囲気がしっかりしたものになりますし、厚い用紙は扱いやすくもあります。良い用紙を使っているという事で、企業に対する思いも強いものだと受け取ってくれます。ESを印刷する用紙は少し厚めのA4サイズのものにしましょう。
印刷が曲がらないように注意
せっかく仕上げたエントリーシートや履歴書でも、曲がった状態で印刷されてしまったら台無しになってしまいます。きちんとまっすぐな状態で印刷されるかどうか、用紙を確かめてから印刷しましょう。
印刷プレビューをしっかり確認
あまりプリンターを使ったことがない人は、印刷に手間取ってしまうかもしれません。プリンターを使用する際には、パソコン上でプレビューをしっかり確認してから印刷するようにしましょう。文字のサイズや、中身が用紙にきちんと収まっているかどうかを確認した上で、印刷を始めましょう。
印刷する際のインクにも注意
印刷で重要なのは印刷後の仕上がりです。インクが薄いと、履歴書やエントリーシート自体の印象が悪くなってしまいます。黒いインクで、適切な濃さで印刷が可能か事前にチェックしておきましょう。しっかりと印刷されたエントリーシートで提出できるように、注意してください。
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エントリーシート(ES)を受け取る側の印象とは?
エントリーシートは自分がその会社にエントリーしたい、働きたいという心意気を示すものです。したがって、重要なのはどれだけその熱意が伝わるかどうかという点です。
大手の採用担当者ともなれば、何千枚というエントリーシートを見ていますから、気持ちが込められているかどうかはすぐに解ります。当然ながら、手書きのエントリーシートもパソコン印刷のエントリーシートもどちらも見慣れています。そういった意味ではどちらを選択すべきはか小さな問題なのかもしれません。指定がある場合ならまだしも指定がない時でも、そこに費やす時間は短くして、その分はエントリーシートの中身をしっかりとつくり上げる事に専念しましょう。
IT企業のESは「印刷で」の指定がある場合も
IT系企業などは、エントリーシートはパソコン印刷で作成するように指定することもあるようです。印刷でエントリーシートをつくるとなると、パソコンマナーやスキルが必要になります。エントリーシートを印刷して作ることでパソコンスキルがあるかの確認もしているようです。その際は印刷用紙の確認も忘れずに!
ESが印刷の場合は面接で聞かれる事も
エントリーシートを印刷で作る場合は、面接の際に「なぜ印刷で?」と聞かれる可能性もあります。まだ手書きでエントリーシートを出す応募者が多いため、年配の面接官の場合「印刷」という点を気にする人もいるという事を覚えておきましょう。
エントリーシートを印刷する場合は紙質・インク・向きに注意して良い印象を与えよう!
エントリーシートを印刷する場合に適切な用紙と注意点について見てきましたが、いかがでしたか?エントリーシート(ES)は、その会社に応募する際の最初の一歩となるものです。ここをしっかりと通過しない事には、採用も面接もありません。手書きか印刷かの指定がある場合はそれにしたがって、印刷の場合は、紙質・インク・向きなどの各種注意点をしっかりと覚えておいてください。また、企業側がどういった意図でエントリーシートの提出を求めているのかを把握して、価値ある一枚を仕上げるようにしましょう!
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