キャッチコピーを就活面接の質問で聞かれた時の対策

自分のキャッチコピーを考える前に具体例を知ろう

就活の面接で、面接官に突然「あなた自身にキャッチコピー・キャッチフレーズを付けてください」と質問されて固まった経験のある人は少なくないでしょう。
その対策として、自分のキャッチコピーを考える前にまず皆はどのように考えているの、ネット上の声を参考に具体例を見ていきましょう。

就活の面接の質問で皆が答えたキャッチコピーはコレ！

では早速、面接で質問された時に答えたキャッチコピーの具体例を見てみましょう。

『転がり続ける雪だるま』：転がれば転がるだけ大きくなり、なにかにぶつかって分裂しても転がり続けて大きくなる、そんな吸収力や柔軟性を持った人間を目指しています！
『風邪に嫌われる男』：4年間、一度も風邪をひかなかった
『ピンチをチャンスに変える男』：どんな困難な状況でも、気持ちを切り替え、それをチャンスだと思って精力的に打開策を考え実行していく
『接客MVP』：バイト先のファミリーレストランで、接客のMVPを受賞した
『元気が取り柄』：読んで字のごとく、健康に自信あり
『集中力だけは金メダル級』：集中力だけは誰にも負けない自信がある

どれも、自分の特徴をアピールしたキャッチコピーになっていることに気づきましたか？一言で面接官の印象に残るよう自分の魅力をアピールするキャッチコピーを考える必要があります。

就活の面接で自分をアピールできるキャッチコピーを考える

色々な人のキャッチコピーを参考にして、自分にしっくりくるキャッチコピーを考えていきましょう。ヒントは自分の今までの経験の中にあります！
就活対策で自己分析やこれまでの経験を振り返る機会は多いと思いますので、そこからキャッチコピーを見つけ出してみましょう。

面接で伝えたい強み・エピソードを短くまとめる

キャッチフレーズを考える上で、就活面接で「何をどのように伝えるか」が重要です。自身の強み、エピソードを面接官の気を引くような言い回しで伝えなくてはなりません。
自分のイチオシの部分を表した言葉、それをイメージで膨らませ、変化させていってみてください。

その就活の面接で求められる人物像を意識する

自分をアピールできるキャッチコピーなら何でもいいか、というとそうではありません。あくまで就活の面接において有効でなくてはならないのです。
それは、面接を受ける業界や会社、職種によっても変わってきます。求められる人物像を理解してキャッチコピーを考えるようにしましょう。
例えば、「ゲームが得意」といったポイントをキャッチコピーにした場合、ゲーム会社に就職するなら意味がありますが、食品業界などでは何の意味もなしません。

キャッチコピーを作る上で注意したい点

自分自身をアピールするためのキャッチコピーの質問ですが、間違った答えを言ってしまうと、後の面接に響く恐れがあります。
面接の質問で答えるキャッチコピーを作る際、どのような点に注意すればいいのか確認しておきましょう。

誰にでもわかりやすい言葉を使う

いくらカッコいいキャッチコピーでも、面接官が何を言っているかイメージできなければ意味がありません。
そのため、キャッチコピーは分かりやすい言葉を使わなければなりません。
一部の人のみが知るような専門用語などは使わないようにしましょう。

誇張せず自分の長所がストレートに伝わるようにする

面接でアピールしたいという気持ちが先立ち、工夫しすぎて誇張したキャッチコピーにならないように注意してください。
「私は革新的な事に取り組む力がある」という点をアピールした方がいて、それを聞いて面接官は「革新的な事」に取り組めるなら、 就職せずに起業すべき、と思ったそうです。
就活の質問ではストレートな回答が好まれますので、注意してください。

長所言い換えマニュアルも参考に

自分の短所しか思い浮かばないという人は、言い換える方法で長所に変えていきましょう。短所を長所に言い換えるとは、例えば「優柔不断」→「多角的に検討する」といった表現にすることです。短所と思う部分でも、ポジティブに受け取ることで長所になります。このような言い換えで長所を考えたいという人におすすめなのが「長所→短所言い換えマニュアル」です。例で挙げたような言い換え表現を100種類収録しています。無料でダウンロードできるため、自己分析をすでに終えたという就活生にもおすすめです。

就活面接でキャッチコピーを質問されたらわかりやすくアピールしよう

就活面接の対策でキャッチコピーを考えるなら、まず分かりやすさを重視しましょう。
商品のキャッチコピーなどはわざと回りくどい言い方をして面白さを出したりしますが、就活面接でキャッチコピーを質問された場合は、素直にストレートに自分をアピールする言葉を考えることが重要です。