2019年11月06日(水) 更新

マインドマップで自己分析して就活に活かす方法

マインドマップを使用したことのない就活生が多い

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「自己分析でマインドマップを使用したことがありますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • ない
  • はい
  • いいえ
  • ある
  • ないです

■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「自己分析でマインドマップを使用したことがありますか?」

アンケート結果によると、マインドマップを使用したことがない就活生の方がどちらかというと多いことがわかりました。会議や自己分析などで用いられる思考法の1つなので、知っている人知らない人がいるのは当然だといえます。就活では自己分析に悩む学生も少なくありません。そんな就活生こそ、マインドマップなどを用いて自己分析をするといいでしょう。本記事では、マインドマップなどのフレームワーク、思考法を用いて自己分析する方法をいくつか紹介します。

そもそもマインドマップとは

就活のための自己分析にマインドマップを活用する方法があります。
マインドマップとは、紙の中央にメインとなるキーワードを書き、そこから別のキーワードやイメージを放射状に書き・繋げていく発想を広げる思考方法です。
この記事ではそのマインドマップをエコグラム、ジョハリの窓、リフレーミングの3点に適用します。

それではまずエコグラムを紹介して、その後マインドマップに応用する仕方を説明します。

マインドマップで自己分析して就活に活かす方法①エゴグラム

エゴグラムは人間の心を、「親の心」「大人の心」「子どもの心」の3つの観点から分析し、そのバランスやパターンで人間の性格を捉えて自己分析する方法です。

問題数は50問と比較的少ないにも拘わらず、その自己分析は、自身の成育歴や対人関係のパターンといった、性格のかなり深い部分まで行うことができます。まずはこのような心理テストを使って、客観的に自分の性格を見ることが、就活に対して効果的な自己分析の方法だと言えるでしょう。

エゴグラムをマインドマップに活用する

エゴグラムと中央に書きます。そして「親の心」「大人の心」「子供の心」の3つのキーワードを書いて結びます。マインドアップにするために、それぞれの設問の回答をキーワードにして、それぞれに結びます。
単に結果だけ知るのではなく、こうしてマインドマップの形で、全体として見た時に思わぬ発見があるかもしれません。

マインドマップで自己分析して就活に活かす方法②ジョハリの窓

就活に役立つ効果的に自己分析する方法の2つ目は、人から見られた自分を知る事ができるのが、ジョハリの窓です。心理テストではあなたの他人に与える印象や癖など、そういったものは測れないのです。

では、どうすれば自己分析できるのでしょうか?
それは、身近な人に、自分の良いところ、悪いところ、変な癖がないかなど、教えてもらう他己分析。自己分析に効果的な方法として、心理学に、「ジョハリの窓」という有名な他己分析の手法があります。

人から見られた自分を知る他己分析から自己分析していく

就活での自己分析に効果的な方法であるジョハリの窓のやり方は、
正方形を描いて、
上下の辺を「自身がどれだけ自分のことを知っているか」、
左右の辺を「他人はどれだけ自分のことを知っているか」として線を引き、4つの窓を作ります。

自身も他人も知っている領域が「開放の窓」、
自身は知らないけど他人は知っている領域が「盲点の窓」、
自身は知っているけど他人は知らない領域が「秘密の窓」、

自身も他人も知らない領域が「未知の窓」です。

自己開示をして「開放の窓」を広げたり、人からフィードバックをもらって「盲点の窓」を狭めたりすることは、結果として「未知の窓」を減らしていきます。この「ジョハリの窓」という方法を使って、人から見られた自分を知っていくのは、就活にとって効果的な自己分析になるはずです。

ジョハリの窓をマインドマップに応用する

「ジョハリの窓」と中央に書き、

「開放の窓」
「盲点の窓」
「秘密の窓」
「未知の窓」

上記のキーワードにそれぞれ伸ばします。そして、マインドマップにするためキーワードを書き込んで伸ばしていきます。
マインドマップなら全体が一望できるだけでなく、書き足すことも用意です。

適職診断もできる自己分析マニュアル

自分にどんな職が向いているか考える際にやっておきたいのが、自己分析です。でもいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのか解らず、すぐに行動に移せないことがあります。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

マインドマップで自己分析して就活に活かす方法③リフレーミング

就活で重要とされるのは「この会社であなたには何ができますか?」という点です。就活で、必ず聞かれる質問にしっかりと答えるためには、より効果的な自己分析をする必要があります。
就活に効果的な自己分析とは、自己分析をしただけで終わりにするのではなく、その「分析した結果をどう活用するか」までを含めるのです。そこで役に立つのは、「リフレーミング」という心理学の方法です。

自己分析で考えた自分の短所を長所に変えていく

就活などで自己分析を進めていると、自分には長所だけでなく、短所も少なからずあると気づくでしょう。
むしろ短所ばかりが目についてどうしようもなくなるはずです。その短所を隠して、数少ない長所を売りに就活や面接に臨むのは勇気がいります。

「リフレーミング」という方法は、
その短所を別の角度から見てあげる、有効活用できる場面を考えてみる、という方法なのです。自己分析で自分の短所について知ったなら、リフレーミングを使い、それを長所に変えてしまいましょう。
それが自己分析から自己活用へとつながる、就活に効果的な自己分析の方法と言えるのです。

リフレーミングをマインドマップに応用する

リフレーミングは短所を別の角度から長所として見る分析方法として活用できます。
マインドマップでは長所と短所、2つのキーワードを書き、短所には短所となる内容を書いていきます。それをそのまま短所に繋げていくのですが、途中で色を変えて、長所として解釈して繋げます。具体歴を書き足したい時はそのキーワードに事例を書き込んでいきます。

マインドマップで自己分析した結果から就活で役立つ自分の姿を発見しよう!

マインドマップで自己分析して分析結果から、さらに新しい発見を得て就活に活かしていきましょう。
効果的に自己分析するには、まずはこの記事で紹介した方法を使って客観的に自分を知るようにしましょう。マインドマップは記憶に残りやすく、またお絵かきのようで楽しいものです。
ある程度自己分析できたら、今度は身近な人から、自分がどんな人間か、長所と短所は何か、フィードバックをもらうことができます。そして、十分に情報が集まったら、最後にリフレーミングの方法を用いて、自分の短所を長所に言い換え、どのような場面で活用できる人間なのか分析してみましょう。
ぜひこのマインドマップで自己分析して就活に活かす方法を試してみてください。

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