2022年10月11日(火) 更新
「受領」「受け取りました」の適切な敬語表現【例文あり】
受領の言い回しとは?
ビジネスメールでは、資料などの書類の受領に対するお礼メールを送る際に、「受領いたしました」「受けとりました」などの言葉を使います。
では、この「受領」という言葉はどういった場面で使い分けていけばいいのでしょうか?「受領」は場面によって、間違っている使い方もあるので、注意が必要です。
長い付き合いなら「受け取りました」で問題ない
受領の際に使う言葉として、一般的に「受け取りました」の言葉はどの場面でも使用できます。特に送り先が長い付き合いであれば問題なく使用できます。
一方「受領しました」といった言葉は、多少堅苦しい印象を与える言葉です。取引先が長い付き合いでなければこちらでも問題ありません。
「お受け取り致しました」も丁寧な表記ですので、受領確認のメールを送る場合は、相手によって受領の言い回しを変えると良いでしょう。
「ご査収ください」は送る側のみ使用
ビジネスメールでよく「ご査収ください」と送られて来たため、こちらも「ご査収ください」と送ってしまう話はよく聞きます。
しかし、この「ご査収ください」という言葉は、送る側のみ使用する言葉ですので、受領を確認する受け取った側は使用してはいけません。
とっておきの場面では「拝受しました」を使用
受領の際のメールで使う「受け取りました」の最も丁寧な言い回しが「拝受しました」です。
この「拝受しました」という言葉は、受領の確認メールを送る中でも、とっておきの場面のみ使用するようにしましょう。
余程の場面でない限り、この受領に用いる言葉は使用しなくても全く問題ありません。
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