2020年06月23日(火) 更新

自己PRで「笑顔」を長所としてアピールする際のポイントと例文3つ|履歴書に貼る証明写真の撮り方のコツも紹介

履歴書での自己PRで「笑顔」を長所としてアピールする人は多い

履歴書を作成する際に、必ずといっていいほど書かなければならないのが、自己PRでしょう。自己PRでは、ボランティア経験、学生時代に頑張ったこと、資格など、様々なアピール内容がありますが、「笑顔」を長所としてアピールする学生も多いです。 どの仕事に対してもアピールできる内容ですが、とくに限られた職種に対しては大きな力を発揮することもあります。

看護系や保育士ではとくに重宝される

看護師や保育士など、誰かのお世話をする職種では、とくに「笑顔」が大事にされています。時として、表情は言葉よりも多くを語ることがあり、優しい言葉をかけても表情が真顔、怒った顔であれば伝わるものも伝わりません。 患者は看護師を心の支えとしている一面もあるので、安心感を与えて良好な関係を続けるためにも、常に笑顔を絶やさない人が重宝されます。

「笑顔」だけでは採用されないので注意が必要

自己PRで「笑顔」を長所としてアピールできることが分かりました。しかし、実際は「笑顔」を長所とするだけでは採用されないので、注意が必要です。 「自分の笑顔でお客様を幸せにします」などといった決まり文句では、説得力も何もありません。いってしまえば、笑顔は誰でも持っているものなので、それをアピールするだけでは意味がないのです。 それでは、「笑顔」はどうやって長所としてアピールすればよいのでしょうか。

仕事にどう役立つかまで具体的に書いてアピール

履歴書の自己PRで「笑顔」をアピールするには、仕事にどう役立つのかといった具体的な内容を考えることが大切です。「△△という課題があったが、自分の笑顔で○○ができた」「自分が笑顔でいることで○○な状況を改善できた」など、何の問題にどう役立ったのかを具体的なエピソードとしてアピールできると、説得力が増します。 「笑顔」だけだと抽象性が強いので、話の始まりから終わりまで、具体性を意識して書いていきましょう。

自己PRが書けない時は、自己PR作成ツールを活用してみよう

笑顔で自己PRを作成する際、伝えたいことは沢山あっても、文章で上手くまとめる自信がない就活生も多いはず。

そんな時は、「自己PRジェネレーター」を活用してみましょう。

自己PRジェネレーターを使えば、簡単な質問に答えるだけで理想的な流れの自己PRが完成します。
無料でダウンロードして、人事を唸らせる自己PRをサクッと完成させましょう。

「笑顔」を自己PRする際の避けるべきNGな内容

ここで、「笑顔」を長所として自己PRする際に避けるべきNGな内容を紹介していきます。 友達や知り合いに見てもらうのではなく、就活の一環として、面接官に確認してもらうのが前提なので、内容の選択には気を遣いましょう。

「サプライズ・ドッキリで笑顔」などの内容はよくない

「笑顔」を自己PRする際に、学生によくありがちな間違いとして挙げられるのが、「サプライズで友達を笑顔にさせることが好きです」「ドッキリで友人を笑わせるのが得意です」などの内容です。こういった類のエピソードは避けてください。 面接官は、あなたのプライベートな話を知りたいわけではありません。ましてや、企業は人を驚かせて笑顔にできる人材を求めているわけでもないのです。そこをはき違えて、中身のない自己PRにならないように気を付けてください。

自己PRで笑顔を長所とする場合の例文

それでは、自己PRで「笑顔」を長所とする場合の例文を紹介していきます。話は長くなり過ぎず、簡潔にまとめてあげましょう。目的としては、企業に仕事ができる人だと判断してもらうことです。 紹介する例文はあくまで参考なので、自分が実際に体験した話を基に、オリジナルのエピソードを作成してください。

例文①

昔からよく「笑顔がいいね」と言われてきました。そこで、自分の笑顔が何の役に立っているのか友人や先生に聞いたことがあります。どちらも共通していたことが、協調性があって話しやすく、周りを巻き込める力があるということでした。初めはその意味をよく分かっていなかったのですが、大学時代のグループワークが終わった後に、一緒に参加していた友人達から「○○が笑顔で話を振ってくれていたから、緊張が解けて意見が言いやすかった、他のどのグループよりもいい議論ができたよ」と言ってくれました。その時初めて、笑顔が人をとり込んで、良い方向に連れて行ってくれていることが体感できました。
御社でも、自分の笑顔が社員同士のコミュニケーションの潤滑油として役立つように貢献して参ります。

例文②

私は学生時代に、近所の公民館で夏休み期間限定の小学生向けの塾で、アルバイトとして講師をやらせていただきました。内容としては、小学生が躓いた問題の解説と、宿題の分からないところを個々にあわせて一緒に考えてあげるというものでした。
しかし、分からない問題があるというのに、一向に小学生の方から質問がくることがありませんでした。そこで高校時代にお世話になった塾の先生に相談してみると、「笑顔を意識してごらん」と言われ、実行してみると、質問をしてくれる子供達が多く増えました。そこで、自分の方が質問しづらい空気を作ってしまっていたことに気づくと同時に、笑顔だけでこんなにも他人の心を掴めるということを知ることができました。
御社でも、この経験を忘れずに、笑顔でお客様の心と信頼を勝ち取っていきたいと考えております。

例文③

私は、学生時代にアパレルショップで販売員をしていました。個人のノルマも設定されており、毎月の目標を達成することが困難でした。売上に焦るあまり、押し売りっぽくなっていた時期もあり、それを見かねた先輩が「焦らず、笑顔でいれば自然とお客様の方から寄ってきてくれるものだよ」と教えてくれました。その日から、笑顔を絶やさずに売り場に立つことを意識すると、半年後には自分を訪ねてきてくれる顧客が10名でき、「いつも笑顔で親切にコーディネートしてくれるから安心して任せられる」というお言葉をいただけるようになりました。辞めるまでの1年間、連続してノルマを達成することができ、先輩社員を追い抜くことができました。
この経験を活かし、御社に入社した際はお客様から信頼される人材になり、営業目標を達成して参ります。

笑顔をアピールする上では履歴書の証明写真も大事

ここまでは、履歴書で「笑顔」を自己PRするコツや例文を見てきましたが、その次に、意外と大事な証明写真についても解説したいと思います。 自己PRで「笑顔」をアピールしているのに、証明写真が真顔だったら、面接官はどう思うでしょうか。そこまで気にしない面接官もいるでしょうが、できるだけ矛盾を失くして好印象を与えられるように、証明写真にまで気を遣ってあげましょう。

証明写真で好感を持たれる笑顔のポイント①:笑った時の目を作る

まずは、笑った時の目を意識しましょう。「目は口ほどに物を言う」という言葉があるくらい、目は大事です。中には、顔は笑っているが、目が笑っていないという人もいるでしょう。 笑った時の目を作るコツとしては、単純に過去におもしろかったことを思い返してみると良いです。手元に友人とのおもしろい写真を用意しておくのも良いかもしれませんね。

証明写真で好感を持たれる笑顔のポイント②:眉毛を上げる

眉毛を上げると、自然と目も見開くので、表情よく写真写りすることができます。眉毛が中心に寄ってしかめっ面になることもなくなるので意識してみてください。

眉毛の手入れはしっかりと!

眉毛は細すぎると怖い印象、ぼさぼさすぎると清潔感がないように見られがちなので、手入れはしっかりとおこないましょう。

証明写真で好感を持たれる笑顔のポイント③:口の両脇を上げる

そして、口元を意識しましょう。履歴書の証明写真で歯を見せるくらい笑ってしまうのはあまりよくありませんので、口角をグッと持ち上げて、はにかむ程度でおさえてください。はにかむ程度が一番穏やかに見えやすいベストな表情なので、不自然な口元にならないように気を付けてください。 コツとしては、大きく口を開けて笑った後にそのまま口を閉じると、自然と口角が上がった状態をキープできます。

証明写真で好感を持たれる笑顔のポイント④:姿勢を正す

最後に、姿勢を正してください。一見、笑顔と姿勢は関係のないように見えますが、猫背で前かがみになっている状態や体の軸が傾いていると、証明写真として台無しです。 また、姿勢を正すことで堂々としている自分を演じることができるので、好印象な笑顔も作りやすくなるでしょう。

自己分析ツールを活用して、自分の長所を正しく理解しよう

効果的な自己PRをするには、自己分析を通じて、「あなた自身の強み」を正しく理解する必要があります。ただ、自己分析をやるのも結構大変です。

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用してみましょう。

My analyticsなら36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職をサクッと診断できます。

My analyticsを活用して、あなたの本当の強みを発見し、企業の選考を突破しましょう。

アピールする以上、面接の時は必ず笑顔で

以上で、履歴書で「笑顔」を自己PRする際の重要事項の確認は終了です。 ラストは、いよいよ面接です。履歴書で笑顔をアピールしてきたのにも関わらず、面接の際に真顔でいては本末転倒です。緊張で固い表情になるのは仕方がありませんが、今の自分は笑顔かどうかを意識することで改善はできます。常に自分の表情には気を配るようにしましょう。

笑顔は言葉にしてアピールしなくても表情から読み取れる

また、面接では「笑顔が長所です」と、わざわざ何度も言葉にして強調する必要はありません。笑顔は見れば分かります。自分の思いや熱意を言葉で直接伝えられる場なので、そちらに重きを置きましょう。 笑顔で話しを続けていれば、面接官は「この子は笑顔が素敵」だと自然に思って評価してくれます。あくまでも会社に貢献できる力があることをアピールをすべきなので、それを意識しながら、笑顔で話してください。

自己PRで笑顔を長所としてアピールする際は会社に貢献できるような具体性を持った書き方をしよう

ここまで、自己PRで「笑顔」を長所としてアピールする際のポイントと例文を紹介しましたが、いかがでしたか。
笑顔は就活生がアピールしがちな長所でもあるので、他人との明確な差別化が必須です。具体性のあるオリジナルのエピソード作成を大事にしてください。
また、履歴書に貼る証明写真も重要になってくるので、紹介した笑顔の作り方のポイントを押さえて、印象の良い穏やかな笑顔を作ってくださいね。

イマ就活生に大人気のサービス5選!!

国内最大級のキャリア情報プラットフォーム、キャリアパークの公式アプリが登場!

就活生必見のお役立ち情報が満載!

関連コラム

このコラムに近いイベント

おすすめの就活イベント

<WEB>【最短2週間で内定】卒業後の就活を内定まで徹底サポート!就活支援サービス<マイナビジョブ20’sアドバンス>

    【関西エリアの方はこちら】※就活相談日時につきましては、この後ご案内するURLよりご予約ください。