2021年09月01日(水) 更新

【志望動機には会社の安定性について書くべきではない】NGと言われる理由と高ポイントとする手法

志望動機が「会社の安定性」だと印象が悪くなる?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「志望動機で「会社の安定性」を書くデメリットは何だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 入社したいという熱意が伝わりにくい
  • その企業に入りたい意思が見えないから
  • 現状に満足しているイメージがつく

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「志望動機で「会社の安定性」を書くデメリットは何だと思いますか?」

会社の安定性について志望動機に記入するのはあまり良くないと、就活生も認識しているようです。「入社したいという熱意が伝わりにくい」「その企業に入りたい意思が見えないから」など会社の安定性を志望動機にしていると、他の会社でもいいのでは?という印象を与えることになると理解しているようです。
この記事では、志望動機に会社の安定性について書いてはいけない理由をくわしく解説します。

志望動機の重要性を再確認

まずは志望動機の重要性、特に企業がどの部分を見て応募者に魅力を感じるのか、その意図を抑えておきましょう。会社の安定性を志望動機に書いて良いのか、その判断をするためにも必須の点ですので、しっかり理解してください。

企業と応募者のミスマッチを防ぐ「志望動機」

当然ながら、企業は自社で活躍したい、良くしたいと思っている人の中から、会いたいと感じた人に面接をしてます。そして、面接で会った人の中から、できるだけいい人材を雇用したいと思うのは必然です。
同じ給料を支払うのであれば、会社に利益をもたらせる人が良いのは言うまでありません。その採用基準として、重要な判断材料になるのが志望動機です。

志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう

会社の安定感以外で志望動機を作成する際、なかなか良い内容が思い浮かばない人も多いはず。

そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。

志望動機ジェネレーターなら、簡単な質問に答えていくだけで理想的な流れの志望動機が完成します。

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「会社に安定感がある」という志望動機はNG

企業が志望動機をどのように見ているのか、については分かりました。ここからは、「会社が安定している」という志望動機はあまり書かない方がいいとわかることでしょう。

志望動機として書くなら、もう一度最高してみる必要があります。では、なぜ会社の安定性を志望動機にするのはよくないのか、その具体的な理由を見ていきましょう。

不採用になるケースが高い

「会社の安定性」に魅力を感じたという志望動機では不採用になる可能性が高いです。上述した志望動機で求められている内容、NGな理由からも想像がつくでしょう。ここ数年、日本は不況から抜け出せず苦しい状況なので安定性を重視したいかもしれません。しかし、そんな中で、少しでもいい人材を求めて企業に対して他力本願とも捉えられるようなアピールをしてしまうと、印象は良くないでしょう。また仕事をしてくれない人物だという印象が持たれ、本気度が疑われます。しかし、こういった企業や職場の安定性、将来性を必ずしも志望動機に書いてはいけないというわけではありません。伝え方に工夫が必要なのです。

会社の安定性は自分たちで作り出すもの

会社の安定性を志望動機の理由として書こうとしている人や、悩んでりいる人などは、なぜ企業は労働者に対して給与を支払っているのか考えましょう。
会社は、労働の対価として労働者に賃金を支払っています。会社が利益を出しているから、その従業員の労力に対する報酬として給与が支払われる訳です。いわば、老奏者の努力で会社の安定性は保たれているのです。
ですので、その点に寄り掛かろうという思いを、志望動機に書くのは良くありません。会社の安定は自分たちで作り出すしかないからで、その意識がない人を企業が欲しがるはずはないからです。

大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

安定性のある会社で何ができるのかを伝えよう

会社の志望動機に「会社の安定感、将来性」について書くなら、その環境で自分はどうしたいかを書きましょう。安定した業績、将来性がある会社というのは恵まれた環境です。その土壌だからこそできるビジネスや社会的な役割があるはずです。例えば、銀行ならその街自体の資金運用に関わっているといえるでしょう。大手企業なら、日本、海外にそのサービスや商品を提供できます。あくまで、安定性にすがるのではなくその環境にどう関わりたいかを伝えるのが大事です。

企業分析をして安定性の高さを調べる

会社の安定性、将来性を志望動機にするなら、そこにどう関わりたいのかを書くと適切な志望動機となるでしょう。その際、志望先の安定性について徹底的に企業分析してみるのもアピールポイントを増やす1つの手です。

企業の安定性、将来性がなぜ高いのか、財務諸表分析などを徹底的にしてみるとその理由がわかります。それだけでなく、市場や業界の動向、必要な仕事などもわかるかもしれません。分析によって安定性を志望動機にすると説得力が増すでしょう。

志望動機に「会社が安定している」と書くと不採用!会社で何をしたいかのか伝えるのが大事

志望動機に会社の安定性と書く事のデメリットについて見てきました。結論としては、志望動機に「会社が安定している」「会社に安定感がある」と書くと不採用になる可能性が高いです。その理由もお分かりいただけたでしょうが、企業としては当然の考えといえますね。志望動機は、「その企業の何に共感して何を成したいか」「どう利益を出すのか」この点を企業にアピールするのが当然といえるのです。

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