2020年06月22日(月) 更新

転勤が特に多いと言われる仕事4選~派遣社員でも増加する異動事情についても徹底紹介~

転職が多い仕事って存在するの?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「転職が多いイメージのある職業を教えてください!」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。


  • ベンチャー

  • IT

  • 証券会社営業マン

  • 金融

  • アパレル

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「転職が多いイメージのある職業を教えてください!」

就活生の多くは、転職が多いイメージのある職業に関して、ある程度把握していることが分かりました。中でも「証券会社営業マン」や「アパレル」など、お客様と接する職業に転職が多いと感じているようです。本ページでは、転職が多いといわれている仕事をいくつか紹介していきますので、参考にしてみてください。

転勤が多い職業『銀行員』

転勤が多い仕事としてよくいわれるのが銀行員です。銀行員はジョブローテーションの一環で、1~2年に1回は支店の異動があり、全国展開している銀行であれば全国各地への転勤が頻繁にあります。
特に若手、中堅の社員に多く、管理職や一定のキャリア、年齢に達すると本店や一部の支店に落ち着いてきます。もちろん、出向なども含めて勤務地が変わる場合は多いといわれていますので、メガバンク系の場合であれば年に数回が当たり前でしょう。

銀行員の転勤が多いのは不正を防ぐためでもある

銀行員の場合、特定の顧客と長く付き合うと、癒着など不正な取引をする原因の元ともなります。銀行員の転勤が多いのはこの不正を防ぐためも理由のひとつです。また多くの支店、部署を経験させ、能力アップを図る意味もあります。銀行員と転勤はこれまでもこれからも、切っても切り離せない部分かと思います。銀行員の転勤はほぼ総合職に限定されており、一般職、エリア職採用の場合は基本的には遠方地の転勤はありません。

就活生に人気の業界とは?

職種だけではなく、自分自身に合った業界を知ることも大切です。そのためには、まず業界について知っておく必要があります。そこでおすすめなのが「人気21業界丸わかりマップ」です。こちらでは、就活生に人気の21業界をピックアップしています。

21の業界ごとに主要企業の売上高や年収も公開しているため、この1冊でたくさんの情報を無料でダウンロードすることができます。就活は、時間との戦いでもあります。就活を効率よく進めるためにも、GETしておきましょう。

自衛官は転勤する機会が非常に多い

自衛官は転勤する回数が非常に多い仕事です。様々なポストを経験させ、自衛官としてスキルアップを図る目的があります。全国に基地があるため、転勤の必要性が自然とでてくるでしょう。特に幹部クラスになると、十数回の転勤を経験する人もいるといいます。

環境の変化に対応できる人材を育成する目的がある

自衛官は国を守る職業であり、日々職業能力の改善やスキルアップが求められています。自衛官の転勤は個人の希望ではなく、職業柄、組織の特性上行わるケースが多いです。環境の変化に柔軟に対応できる自衛官を育成するためにも、転勤は重要でしょう。

商社やメーカーも転勤が多い仕事として有名

商社・メーカーも転職が多い仕事として鉄板です。ですが商社・メーカーといっても社員全員が転勤が多いわけではありません。商社、メーカー勤めの営業職や支店の取り纏めを行う管理職、現場で作業をする技術者などが転勤が多い職種です。
逆に企画開発、マーケティング、人事総務などの事務職などは転勤が少なく、本社や特定の事業所で長く働く場合が多いです。ただし、大手商社やメーカーは、大抵はジョブローテーションを導入しており、転勤の多い職種、少ない職種に期間毎に異動するケースもありますので、この点は考慮しておきましょう。

事業展開の範囲によって転勤の可能性が変わってくる

商社、メーカーといっても様々で、全国展開している会社であれば全国転勤が多くなり、グローバルに事業展開している会社であれば海外転勤も視野に入ってくるでしょう。
一方、地域密着型の会社や、狭い範囲で事業や取引を行っている会社、現地に支店や事業所を作らなくても成り立つ商品、サービスを扱っている会社は転勤が少ないといえます。そういった商社、メーカーなら、転勤の可能性が低いかもしれません。

就活生に人気の21業界をおさえておこう

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転勤する派遣社員が近年増えている

派遣とは、人材派遣会社経由で派遣社員としてやってきますが、派遣先によって転勤が必要になるケースがあります。また、企業の社員が出向やプロジェクト協力として別の会社に派遣され、その過程で転勤が発生するというケースもあります。

今後は様々な仕事で転勤が発生する可能性が出てくる

派遣法なども緩和が進み、会社と会社、仕事と仕事の垣根が薄くなってきています。たとえ今の会社、仕事が転勤とはほど遠いものであっても、ある日全く違った会社や仕事に派遣や出向として、転勤が必要となるケースは今後より多くなってくるかと思います。
特に、会社や仕事の垣根を越えて活躍できる人材はそういったケースが多くなってくるでしょう。

転勤が多い仕事は銀行・自衛官・商社・メーカー!近年は派遣社員も異動もある

転勤が多いといわれている仕事・業界いついて紹介してきました。上記に、ご紹介した転勤の多い仕事以外にも、飲食店・サービス業・ドライバーなどでも転勤はあります。転勤はより多くの経験を積める、新たな環境で心機一転スタートできるなどメリットもあるでしょう。ただ、転勤が多いと生活基盤が安定しなかったり、仕事スキルを十分突き詰められなかったりする場合もあります。ライフプランにも関わるので、転勤の有無は就職前にしっかり確認しておきましょう。

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