2020年06月30日(火) 更新
企業研究で調べよう!平均年齢と離職率からわかるコト
目次
社員の平均年齢や離職率から企業の職場環境や風土をイメージする!?
キャリアパーク会員の就活生を対象に「企業研究で、平均年齢と離職率から何を感じますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- ブラック企業や体力勝負の企業だという見分け
- よい職場かどうか
- 企業風土、風通しの良さ、福利厚生の充実さ
- 仕事内容
- 活き活きとしてるか、元気があるか
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「企業研究で、平均年齢と離職率から何を感じますか?」
アンケ―トの結果によると、就活生は社員の平均年齢や離職率から職場環境の良さをイメージすることがわかりました。回答を見ると「ブラック企業や体力勝負の企業だという見分け」「企業風土、風通しの良さ、福利厚生の充実さ」などを感じ取る学生がいるようです。企業研究をするうえで、平均年齢や離職率はチェックすべき項目の1つだといえるでしょう。では、就活生がイメージする平均年齢や離職率からわかることは本当なのでしょうか?本記事では、企業研究において社員の平均年齢、離職率からわかることを紹介していきます。
企業研究で平均年齢を調べてわかること
一般企業の平均年齢については35歳で、年齢構成はピラミッド型か緩やかな台形型が理想と言われてます。実際に企業研究をしていくと、40歳代の企業が多いのに気が付きます。
平均年齢を考えるうえで押さえておきたいのは、以下の三つです。
・会社の設立年
・平均勤続年数(一般的には15年程度)
・業界の状況
こうした点を踏まえたうえで、平均年齢が若い場合は、社員の定着率が低い可能性があるので注意が必要です。
平均年齢から会社の環境が読み取れる
会社の設立年から何年も経っていて、著しい成長があるわけでもないのに平均年齢が若いという場合は、長時間労働や、低賃金など、何らかの従業員にとってのデメリットが大きいことがわかります。会社の設立年が浅く、平均年齢が若い場合は、会社の先は多少不安がありますが、若いうちから仕事をたくさん任せられる事が望めます。
一方平均年齢が高めな場合からわかるのは、保守的な組織で、雰囲気も堅苦しく、若いうちは幅広く仕事をするのは難しいかもしれません。しかし長期的に見れば、キャリアを積む事ができるし、長く働きやすい環境とも言えます。
年収も会社の環境を測るバロメーターとなる
平均年齢によって会社の環境を想像することができるということをお伝えしましたが、もう一つ、会社の環境を読み取るのに重要な指標が年収です。業績と年収の関係などからは、会社が社員のことをどのように考えているのかを推測することができます。この人気21業界丸わかりマップでは、人気21業界の平均年収が掲載されています。年収は企業を選ぶ際に重要なバロメーターとなるものです。必ず目を通しておくと良いでしょう。
企業研究で離職率を調べて分かること
企業研究において、離職率でよく見られる指標が3年以内です。例えば大学卒業後3年以内の離職率が高い産業上位5産業は次の5つです。
・宿泊業・飲食サ-ビス業
・生活関連サ-ビス業・娯楽業
・教育・学習支援業
・小売業
・医療・福祉
離職率の低さは働きやすさの目安になる
離職率の高い企業からわかるのは、厳しいノルマや長時間労働、サ-ビス残業、低賃金などといった、世間で言われるブラック企業とも言われる、従業員を苦しめる待遇でしょう。ではどうして入社前にわからなかったのか。それは企業研究が足りなかったからでしょう。
離職率の低い企業に共通した特徴は、社会、インフラとしての色合いが強く、事業の安定感がある、という点です。働きやすさの目安ともなる、平均勤続年数や有給消化が他の企業よりも高い傾向にあるのがわかります。
企業研究で平均年齢と離職率を調べたら…
企業研究で平均年齢と離職率を調べたら、あとは自分次第です。平均年齢が低く、離職率が高くても、今すぐにでも自分の能力を大いに発揮できるなら良いのか?それとも一生同じ企業でキャリアを積んでいきたいから、平均年齢も離職率も低い企業を選ぶのか?一般には平均年齢も離職率も低い企業を選ぶのがベタ-でしょう。
企業研究で入社後のミスマッチを防ぐ
しかし昨今の転職状況を見れば分かるとおり、自分の可能性を見いだせるなら、一つの会社に一生を身に置く必要もありません。企業研究で大切なのは、入社後のミスマッチを防ぐことです。
仕事内容が思っていたのと違ったり、激務だったりとしたのが離職理由とならないように、平均年齢、離職率だけでなく、事業内容を調べたり、OB訪問をしたりと様々な角度から企業研究しましょう。
企業研究で平均年齢と離職率を調べることで分かることに関するまとめ
企業研究において平均年齢が若い会社は、現場の第一線で若い人が働く一方、自分の年齢が進むとついていけなくなる可能性があります。また、離職率が高い企業は、長時間労働や激務など従業員にデメリットの待遇が多いでしょう。
入社後ののミスマッチを防ぐためにも、自分の志望する会社の企業研究は入念に行うことが大切です。
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