2019年11月11日(月) 更新

グループディスカッションにおけるリーダーの役割と引き受けるメリット3つ|企業へアピールできる強み一覧

グループディスカッションのリーダーをやりたがる就活生は少ない?

キャリアパーク会員の就活生を対象に「あなたはグループディスカッションで率先してリーダーを担当しますか?しませんか?理由もあわせて教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の回答

  • 時による。グループにやりそうな人がいなかったらやるし、いそうだったらサポートに回るから
  • しない。リーダーに求められるスキルはあるかもしれないが、自分の指揮で議論が左右されてしまうのは重荷になるから。
  • しない。議論をまとめるのは慣れていない。
  • 任されそうと判断したらしない。効率よく話を進めたほうが結果に繋がるから
  • する人がいなかったら担当する。リーダーじゃない方が自分の力を発揮できるから。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「あなたはグループディスカッションで率先してリーダーを担当しますか?しませんか?理由もあわせて教えてください」

グループディスカッションでは、参加者それぞれに役割があります。その中でも面接官の目を引くのが、その場をまとめる「リーダー」ではないでしょうか?アンケート結果を見ると、率先してリーダーになる就活生は、あまり多くありません。理由としては、「議論をまとめるのに慣れていない」「リーダーじゃないほうが自分の力を発揮できる」などが挙げられました。
実際、グループディスカッションでリーダーになるのは、評価に繋がりやすいのでしょうか?本記事で詳しく見ていきましょう。

グループディスカッションにおけるリーダー(司会)の役割

リーダーの主な役割は全員が納得する結論を導き出すこと

メリットを知る前に、グループディスカッションにおけるリーダーの役割を把握しておきましょう。グループディスカッションのリーダーが担う主な役割は、限られた時間内で1人1人の意見を聞き出し、全員が納得する結論を導き出すことです。リーダーの役割を担う際には、傾聴力と意見をまとめる能力が求められます。

メンバーの意見を引き出して話の流れを整える

リーダーとして1人1人の意見を聞き出すためには、議論の細かい調整が必要です。発言が少ない人に意見を求めたり、話が長すぎる人を制するのも、リーダーの役割となります。議論の方向がずれてきた場合には、話の流れを上手に変える必要もあるでしょう。
また、グループディスカッションですので、自分の考えを全員に伝えることもします。そのうえで、自分や個人が優先されすぎないように、全員が納得する答えを導き出すのです。

グループディスカッションでリーダーになるメリット3つ

メリット①:リーダーシップがあると見られる

グループディスカッションでリーダーになるメリットを見ていきましょう。1つ目に挙げられるメリットは、リーダーシップがあると見られることです。リーダーになったからには、メンバー全員への配慮をしながら話し合いを進めなければいけません。その全員へ配慮しながら進行する姿勢こそが、リーダーシップとして評価されるのです。
企業は、将来的に業務のリーダーとなって活躍できる人材が欲しいと思っています。そのため、グループディスカッションでリーダーシップをアピールできれば、入社後の活躍を期待されたうえでの高評価が得られるでしょう。

メリット②:コミュニケーション能力がアピールできる

2つ目に、コミュニケーション能力がアピールできることも、メリットとして挙げられます。コミュニケーション能力は、どんな企業においても働くうえで必要となるスキルです。グループディスカッションのリーダーになることで、人の話を聞く傾聴力と意見をまとめて伝える会話力がアピールできるでしょう。
また、上手にアピールできれば「打ち解けやすい人」というイメージが持たれます。その結果、「入社後も既存社員と仲良くできそう」と考えられ、内定を貰える確率が上がるのです。

メリット③:メンバーからの信頼を得やすい

3つ目のメリットとして、メンバーからの信頼を得やすいことも挙げられます。グループディスカッションにおいて意見をまとめてくれるリーダーは、メンバーから見ると頼りになる存在です。体を向けて相槌を打つなど、真摯に意見を聞く態度を示すことで、メンバーから信頼される存在になれるでしょう。
メンバー全員に信頼されれば、より意見も引っ張り出すことが可能となり、グループディスカッションの進行がしやすくなります。そうなれば、自分だけでなくグループディスカッションのメンバー全員が、高評価を得られるのです。

グループディスカッションでリーダーがアピールできる強み

最後に、グループディスカッションでリーダーがアピールできる「強み」を知っておきましょう。以下でいくつかの強みを挙げますので、自分に当てはまる部分があった場合は、ぜひリーダーを希望してみてはいかがでしょうか。当てはまる部分が多い人は、特にリーダーの素質があるといえます。

リーダーがアピールできる強み一覧

  • リーダーシップ
  • コミュニケーション能力
  • 積極性
  • 論理的な思考回路
  • 独特のアイディア力
  • 誠実さ・真面目さ
  • チームワーク…etc

それぞれの役割での対策がある

適切な役割を把握した上で、練習を進めた方が効率的に対策ができます。しかし、集団討論でどの役割を担えばいいのかは、多くの就活生が悩むものです。そこでおすすめなのが「グループディスカッション完全対策」です。こちらの資料では、YES・NO診断で自分にぴったりの役割が診断できます。「アイディアマン」「司会」「書記」「タイムキーパー」の内、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるので、ぜひ試してみましょう。

役割やメリットを把握してグループディスカッションのリーダーになろう

本ページでは、グループディスカッションにおけるリーダーの役割と、引き受けるメリットなどをご紹介しました。リーダーの主な役割は、全員が納得する結論を導き出すことです。そのために、メンバーに意見を求めたり話を制したりします。
リーダーの役割を引き受けるメリットには、コミュニケーション能力がアピールできることや、メンバーからの信頼が得やすいことなどが挙げられます。高評価を得たいならば、引き受けて損はない役割といえるでしょう。本ページを読んでリーダーの役割に興味が湧いた人は、ぜひ立候補してみてください。

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