2018年10月11日(木) 更新
グループディスカッションで失敗しないための対策|失敗する人が陥りやすいパターンもご紹介
目次
グループディスカッション失敗の要因を把握している?
就活生の声
キャリアパーク会員の就活生を対象に「グループディスカッションで落ちる人の共通の特徴には何が挙げられると思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 意見を持っていない
- 自己中心的
- 人に頼る傾向にある
- 意見を主張しすぎる
- 協調性、積極性がない
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「グループディスカッションで落ちる人の共通の特徴には何が挙げられると思いますか?」
キャリアパークのアンケート調査から、就活生がグループディスカッションで落ちると思う人の特徴が見えてきました。「意見を持っていない」「自己中心的」「協調性、積極性がない」などの特徴が挙げられています。
このような特徴のある人がなぜ、グループディスカッションで落ちるのか、この記事を読んで検証していきましょう!
グループディスカッション失敗パターンその①:対人スキルの欠如
他メンバーの話を聞かない
グループディスカッションにおいて、見られているポイントのひとつは対人スキルです。グループディスカッションという限られた時間の中で、この対人スキルを発揮する必要があります。話を聞かずに相手とコミュニケーションを取ることはできません。
他メンバーの意見をくみ取れない
話を聞いていたとしても、なぜ相手がそのような発言をしたのか、くみ取れなければ意味がありません。グループディスカッションはひとりでするものではないので、周りの話をしっかり聞いて、相手の真意を判断しなければなりません。
感情的な発言が多い
自分の意見に対して人から反論されると、感情的になる人がいます。感情と切り離して論理的に話し合うことができなければ、解決までの道が開けず、ひとりよがりになってしまいます。周囲を冷静に俯瞰できることが必要です。
グループディスカッション失敗パターンその②:主体性の欠如
他メンバーに同調してばかりいる
グループディスカッションでは、他人の意見に同調するだけというのも失敗の要因になります。グループディスカッションの和を乱しているわけではないのですが、自分の意見がみえてこないと{redその場にいる意味がなくなります}ので、評価に結びつきません。
自分の意見を持っていない
そもそも自分の意見がなく、発信しようとしない就活生は、グループディスカッションに参加しているようで、全く参加していないことになります。発言がないと、議論に対してどのような意見をもっているのか、採用担当者も評価できません。
発言回数が極端に少ない
自分の意見に自信がなかったり、発言するタイミングを逃したりすると、採用担当者にアピールできる機会も減り、不利になります。発言が多ければいいという訳ではないのですが、最初に全体で「挙手した後に、司会者の指名により発言できる」とルール決めをするなどして、発言しやすい雰囲気を作っておくのも大事です。
グループディスカッション失敗パターンその③:自己主張が強すぎる
他メンバー意見の否定ばかりしている
相手の意見を否定ばかりして、自分の意見を押し付けることはコミュニケーションとしてマイナス評価になります。議論を進める中で意見がぶつかってしまうことは必ずあるものですが、それを強く否定したりせず、相手の立場から考察する視野が必要です。
目立ちたい気持ちばかり前進している
グループディスカッションで良いところを見せようと、必死に自分の意見を押し通そうとするのは的外れです。グループディスカッションは、グループ全体でひとつの解決策を提案するもの。もしそこで自分の意見を押し通してしまうと、それは他者の妨害にしかなりません。採用担当者から「自己中心的だな」と思われて、良い評価に繋がらないでしょう。
失敗しないための対処法とは
自分の意見をしっかりと持つ
グループディスカッションで失敗しないためには、自分の意見を持って、タイミングよく発言しましょう。議論中は、他のメンバーの意見に対する賛成・反論の気持ちを「言葉と態度」で表し、ディスカッションメンバーの一員であることを示さねばなりません。
自分の役割を理解する
グループディスカッションは文字通りグループで行うものですから自分ひとりが目立つためにあるわけではありません。その時一緒になったグループの中での自分の立ち位置を理解してからディスカッションに参加するようにしましょう。グループディスカッションには一般的に、司会者や書記、タイムキーパーなどの役割が存在します。まずはあなたに向いている役割を理解しましょう。「グループディスカッション完全対策マニュアル」には、質問に答えていくだけで、あなたにぴったりな役割が分かるシートが付いています。まずは自分に向いている役割を把握して、グループディスカッション本番ではその役に徹するようにしましょう。
他メンバーの意見には相槌を打つ
他メンバーが話しているときは相槌を打つなどして、聞いている姿勢をみせましょう。メモを取るのもありですが、メモに集中して、下ばかり向いてしまうのはよくありません。話している相手に注意を向けるようにしてください。
論点を共有し見定める
議論をしていると、しばしば論点からずれてしまうことがあります。何の議論をするのか、議論前にメンバーでテーマに対して認識あわせを行い、共有することが必要です。議論中に論点がずれていると感じたら、すぐに指摘して修正を図りましょう。
協調性を発揮させる
自分ばかりが発言することなく、発言が少ないメンバーに話を振ったり、発言を後押しすることで、協調性を発揮させましょう。議論を円滑に進行することにサポートし、ベストな結論を導こうとする姿勢は、協調性の評価に繋がります。
勝ち負けにこだわらない
グループディスカッションに勝ち負けは存在しません。グループ全体で様々な意見を出し合うことによって、最良の結果を出すことが目的です。自分をアピールしたいと思うあまり、勝ち負けに固執しないようにしましょう。
グループディスカッションで失敗しないためには協調性と意欲をみせる
グループディスカッションは会社でおこなう業務の縮図です。少人数でグループを作り、目的に向かって議論を進めます。その中でどういった存在であるか、会社の中でどのような存在になってくれるかを採用担当者はみています。失敗しないためには、勝ち負けにこだわらず、課題に真剣に取り組む姿勢が大事です。
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