2016年11月25日(金) 更新
【論点を明確に!】グループディスカッションの的外れを防ぐ進行術
目次
論点を的外れにしない方法:常にテーマを意識させる
就職試験で行われるグループディスカッションは、命題となる一つのテーマを与えられて議論をスタートさせることになります。テーマを常に意識しておかないとどんどん論点がずれて的外れな議論に陥ってしまいます。
ホワイトボードで常にテーマを確認!
文字で書きだしておくというのは非常に単純な方法ですが、テーマの意識づけの方法として非常に効果的です。ホワイトボードにテーマを大きく書いておき、議論の進行に合わせてその都度重要な意見やアイデアを書き出していきましょう。
発言ごとに内容とテーマの関係性を再確認していくのも有効な方法です。論点がずれそうになったらすかさず発言内容とテーマの関連性を尋ねると、的外れな発言を防いで議論のブレを無くせます。
論点を的外れにしない方法:言葉の意味を確認する
グループディスカッションの論点がずれてしまうのは、言葉や単語の意味についての共通理解が不足していることが大きく影響しています。あいまいな単語や意味の不明確な発言があった時は、その場で意味について確認するようにしてください。後回しにしてしまうと議論に流されたまま確認するタイミングを失ってしまいますから、意味の分からない不明確な発言があったらすぐに確認することが大切です。
ビジネス用語の意味はしっかり共有!
特に注意しておきたいのがいわゆる「カタカナ語」です。ソリューション、イノベーション、コンプライアンス、インセンティブなどついつい使いたくなるビジネス用語は多いですが、その単語の意味が本当に共有されているかどうかは疑ってかかったほうがよいでしょう。
日本語で話せば正確な意味が通じるのに、わざわざカタカナ語を使ったがために発言者の思惑とは違う意味で解釈されることも珍しくありません。わずかな意味の違いによって論点が不明確になると、的外れな方向へと議論が進んでしまいます。わかりにくい言葉を流してしまわずに、すぐにその場で確認するのが進行役の仕事です。
論点を的外れにしない方法:時間配分を意識する
就職試験のグループディスカッションは制限時間が設けられていますから、時間内に結論を出さなくてはいけません。時間厳守は基本中の基本ですから、時間配分を意識した進行を心がけましょう。時間配分を意識して進行することは、的外れな議論を防ぐ効果もあります。
時間を理由に議論を正しい流れに戻す!
発言が論点からずれ始めたなと感じたら、時間を理由にして発言者の発言を打ち切ってしまいましょう。大きく論点がずれる前に発言を制止すれば的外れになることを防いで議論を再び正しい流れに戻すことが可能です。
参加者全員に持ち時間への意識を徹底させれば、余計な発言は少なくなりより本質的な議論ができるようになります。シンプルに論点をとらえて議論を深めていけば、的外れになる心配はいりません。
グループディスカッションの論点を的外れにしない方法に関するまとめ
発言者が熱を帯び始めてくると、グループディスカッションはしばしば論点を外れて的外れな方向に進みがちです。発言が論点からずれていた時は、すぐその場で指摘して議論の修正を図りましょう。進行役の指示に従わずに発言を続けるようなら、強制的に発言を打ち切る必要も出てきます。
上手な進行役というものは、発言者にコントロールされているという自覚を与えずに上手に議論の流れを操ります。タイミングさえ気をつければ、不快感を与えずに発言を仕切ることができますから、的外れな議論にならないよう常に論点を意識させながら進行してください。
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