2021年09月16日(木) 更新

模擬面接のやり方とおさえておきたい質問10個|就活を勝ち抜くために知っておきたい面接のコツもご紹介

模擬面接で本番の流れやポイントを把握する

模擬面接とは、第三者に面接官になってもらっておこなう、就活に欠かせない面接の予行練習です。模擬面接は、面接の流れやポイントを把握したり、自分の改善点を確認するためにおこないます。模擬面接を通した練習を何回も繰り返すと雰囲気に慣れると同時に、自分では気が付いていないクセなども直せるのです。

家族・友人・学校の先生に面接官になってもらう

模擬面接は工夫をすれば1人でも行えますが、多くの場合は家族や友人に面接官役に頼みます。学校の先生が面接官役を担う場合もあり、本格的なものになると学校側が企業の採用担当者を呼んで模擬面接会を執り行う場合もあるでしょう。また、模擬面接セミナーを実施している企業もあり、それらに参加する人も多くいます。

模擬面接で用意しておきたい質問10個

模擬面接をする上で、質問の用意は欠かせません。面接で想定される質問をあらかじめ用意しておき、本番に備えましょう。ここでは、模擬面接でしておきたい質問をご紹介します。

模擬面接で用意しておきたい質問10個

・自己紹介をお願いします
・自己PRをお願いします
・志望動機を教えてください
・当社の業界に興味をもったきっかけはなんですか
・当社の商品やサービスの魅力を教えてください
・長所と短所を教えてください
・学生時代いちばん頑張ったことはなんですか
・今まででいちばん嬉しかったことはなんですか
・今まででいちばん悔しかったことはなんですか
・最後に質問はありませんか

就活において模擬面接は雰囲気に慣れるために必要

就活では、面接が重要なポイントです。緊張のあまり、自分の思っていることが上手く話せないなど、十分に自分の力を発揮できない場合も多くあります。また、第一印象が非常に大切であるのは言うまでもありません。面接に慣れるためには練習が必要です。就活において、模擬面接は必須といえるでしょう。

スーツを着て本番同様におこなう

模擬面接をおこなう際の服装に指定はありませんが、本番を想定してスーツを着用するのが好ましいでしょう。スーツを着て緊張感を持ちながら模擬面接を行う方が、さまざまな気付きと高い効果を体感できるといえます。模擬面接でスーツを着るのは面倒に思うかも知れませんが、就活の面接で慌てないためには必要なことです。

入室から退室までの流れを通す

模擬面接では、入室から退室までの流れも本番にあわせましょう。とくに、入室時の第一印象は大切です。よい印象を残すためにも、模擬面接で流れをおさえておく必要があります。ドアを3回ノックして声がかかったら、入室します。入室したら、ドアの方を向いて静かに閉めましょう。そして、面接官の方に向き直り「失礼します」と一礼してから椅子に向かいます。椅子の左側に立ち大学名、学部、氏名を名乗ったら一礼しましょう。面接官に「どうぞおかけください」と言われたら、ゆっくりと着席します。

話す内容は暗記せずにキーワードで覚える

面接の時間は限られているため、話す内容を絞ってわかりやすく伝える必要があります。面接で話す内容を暗記しようとすると、面接官に自分の正直な気持ちが伝わらなくなってしまうのです。緊張で暗記した内容が飛ぶ恐れもあるので、キーワードで話す内容をおさえておきましょう。「ボランティアでの老人ホーム訪問」「TOEIC700点取得」「アルバイトの新人教育」のようにして覚えるのがおすすめです。

「うなずき」で聞く力をアピールする

コミュニケーションは、「話す力」と「聞く力」で構成されます。どちらかが欠けていると、コミュニケーション力があるとはいえません。面接官の話をよく聞き内容を理解することも、質問を答えていく上で大切です。また、うなずきを交えて話を聞く姿勢は好感を与えます。話を聞くときには、面接官が話すリズムに合わせてうなずくようにしましょう。

客観的な根拠を述べると説得力が増す

面接官の質問に回答するときは、結論から先に述べる必要があります。その後に理由を述べるのですが、その際に客観的な根拠をあげると説得力が増すでしょう。自分なりの意見や考えだけでなく、「数字」「具体的な体験」「資格」などを織り交ぜると面接官もイメージしやすくなります。具体的な内容であるほど、面接官の共感も得やすくなるのです。

模擬面接では面接官役もしておく

模擬面接は自分が面接を受ける立場になって行いますが、それだけでは対策として十分とはいえません。立場を逆転して、自分が面接官役になって模擬面接をしてみましょう。面接官役を体験することによって、面接官の心理がわかります。例えば、自分の質問に対して相手の回答がずれていたり冗長だったりした場合、面接官がどんな評価をするかを把握できるのです。

3人集まるとより効果的な模擬面接になる

3人集まって、学生役・面接官役・観察者役に分かれて行うと、より効果的な模擬面接になります。他の人の面接を観察するのはとても参考になり、観察者役も成長できるものです。また、実際の就活における面接では、面接官が1人とは限りません。3人のうち2人に面接官役をやってもらうことにより、複数の面接官を想定した就活の模擬面接が可能となります。

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模擬面接の面接官役でチェックするポイント5つ

模擬面接で面接官役を担うときには、チェックしておきたいポイントが5つあります。面接者を客観的に見ることができる機会を活かして、以下のようなポイントに注目しましょう。面接官目線になると、見落としていた点に気付くことができます。面接者役の人にアドバイスをするのももちろんですが、自分に置き換えて考えてみましょう。

①:身だしなみが整っているか

面接において、身だしなみは採用されるための大切な要素です。面接官役になってみると、髪型や服装の細かいところまで目がいくのがわかります。ネクタイが曲がっていたり襟元や袖口が汚れていると、それだけでマイナスの印象を持たれてしまうでしょう。また、靴の汚れも気になるところです。靴がきれいに磨かれているのかも、チェックしておきましょう。

②:声の大きさや話すペース

面接官役になったら、声の大きさや話すペースがちょうどいいかもチェックしましょう。声の大きさや話す速度は、なかなか自分では気づけない部分です。声が小さいと自信がないように見えるので、堂々と自信を持って話しているのかもチェックしておきたいですね。話すペースは、面接官役である自分と合っているかをチェックしましょう。同じペースで話していれば、内容も聞き取りやすく伝わっているはずです。

③:姿勢や独特のクセ

面接者の姿勢や独特のクセも、注意してみておきたいポイントです。姿勢が悪いと、声がよく聞こえなかったり自信のない印象を与えてしまいます。また、髪や顔を触るクセなどがあると、マナーがいいとは言えません。自分では気づいていない人も多いので、指摘してあげるといいでしょう。

④:どのような人柄なのか

面接官役から見て、面接者の人柄が伝わったかどうかは大切なポイントです。面接は応募者の人間性をみることが目的であるため、人柄が伝わってこないと十分なアピールができているとは言えません。面接を通して、人柄が十分伝わってきたか判断してみましょう。質問に対する回答でもいいですし、話を聞く態度や笑顔にも人柄はあらわれます。

⑤:内容が簡潔で伝わりやすかったか

面接官役をしてみて、内容が簡潔で伝わりやすかったかどうかもチェックしましょう。内容が難しくて理解できなかった場合、相手に伝える力が不足しているといえます。相手によい印象を残すためには、話した内容やエピソードを正確にわかりやすく伝えなければなりません。志望動機や自己PRなどにおいて十分理解できないところがあった場合は、メモを取っておき面接者役にアドバイスができるといいですね。

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模擬面接では受ける側と面接官役の両方をして自分の弱みや相手の回答を参考にしよう

模擬面接をする場合は、面接者と面接官役の両方をしましょう。模擬面接を繰り返すことで、面接の流れをスムーズにすることができます。入室や退室などのマナーはもちろん、声の大きさや話すペースなどについても確認しましょう。自分では気付かなかった欠点を、模擬面接を通して知ることができます。お互いにアドバイスをし合うことで、面接のスキルを高めていきましょう。

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