2017年07月03日(月) 更新

面接突破の確率がグンとUP!今すぐ始める練習法23選

面接は練習すれば怖くない

就活はエントリーしてから書類選考に始まり、面接を突破して内定を取るまでが一連の流れです。初めての面接で何を話したらよいかわからず、不安な人も多いはずです。 何度も落ち続けていると、次第に自身を失って「自分は社会から必要とされていない人間なのだ……」とネガティブな思考に陥ってしまいます。 でも、面接は怖いものではありません。事前に練習してバッチリと対策しておけば、スムーズに突破して内定を得られるようになるでしょう。

試験と一緒で対策できる

学生時代はテストの前に試験勉強しましたよね?面接もそれと同じで事前に対策をしておけば、不安要素を打ち消し、落ち着いた立ち振る舞いができるようになります。 不安でわからないことだからこそ、練習によって本番で成功させることができるのです。 ここからは、面接の通過率を大幅アップさせるための練習方法を、23の項目に分けてみていきましょう。今すぐ始められるかんたんなものばかりなので、1人で悩んでいる人も実践してみてください。

面接を練習する4つの意義

面接の練習といわれても、最初はピンとこないでしょう。プロの面接官がいて、ぶっつけ本番でしかできないものというイメージがあるからです。しかし、面接の練習はかんたんにできてしまいます。 まずは自分の中に、訓練を行う意義を見出していきましょう。4つの要素に集約されています。

意義1.何も話せない状況を避けられる

まず、面接の練習をすることにより、「何を話せばよいのか?」、「どんな質問がされるのか?」という大まかな疑問を払拭できます。人は誰でもいきなり知らない内容を聞かれたら、戸惑って言葉に詰まってしまうものです。 それを解消するためにも、本番当日に見立てた練習を行うことで、どのタイミングで何を話せばよいかを理解しておきたいところです。

意義2.全体の時間配分を把握できる

2つ目の意義は、全体の流れと時間配分を確認できる点にあります。当日は始まる30分前には現地に到着するのがマナーと聞きますが、残り時間を意識することにはあまり触れられませんからね。 一般的には30分ほど行われます。その中で自己紹介や自己PRを行えるのは3~10分ほどとされています。多くの質問をされた場合は、1つ当たりの回答時間がもっと短くなる点を想定しなければなりません。 それを意識して臨み、始まりから終わりまでの間隔を掴みましょう。

30分ベースで考えた場合の面接時間

最初の5分:自己紹介や履歴書への質問など
10分:志望動機や自己PRなど
10分:専門的な質問など
5分:逆質問など

意義3.自分のクセを知ってミスを防げる

3つ目の意義は自分では気づけないクセを知り、本番でのミスを防げる点にあります。練習時に指摘された点をメモしておいて、後で洗い出していけば自分の問題点が見えてきます。もし、何度も面接に落ちるような経験をしている場合は、その原因を探るためにも必要な作業です。

意義4.就活のライバルと差をつけられる

最後は、就活という競争に勝つために必要な、ライバルたちに差をつけるという点です。志望先が人気企業なら、多くのライバルたちと選考までを争うことになります。書類審査を突破できたなら、後は面接で差をつけるしかありません。 事前に練習することにより、上記の3つの意義から自分を見つめ直すことができ、本番の面接も有利に立ち回ることができるでしょう。

面接官から見られる3つのポイント

形式によるももの、常に1人か複数の面接官と向かい合います。この際には質問を投げかけられるだけではなく、細部までしっかりと見られていると意識しましょう。 面接を突破するためには、出された質問に回答するだけではいけません。なぜなら面接官に良い印象を与えて、「一緒に働きたい」と思わせる必要があるからです。 では、何を意識すれば相手に良い印象を与えられるかを、3つのポイントごとにみていきましょう。

ポイント1.第一印象とマナー

面接官から最初に見られるのは、ズバリ「第一印象」です。 「メラビアンの法則」によると、人物の第一印象は初めて会った瞬間の3~5秒で決まるとされています。そして、初対面の相手から受け取る情報のうち、55%が「視覚」、38%が声などの「聴覚」、7%が会話の内容です。つまり、人はほぼ見た目で受ける印象で相手を決めつけていることが分かります。 そして、マナーも非常に重視されています。態度や座り方など、社会人として入社させても恥ずかしくない人材かどうかをチェックされる場なのです。 面接官からは第一印象と正しいマナーを見られていると自覚しておきましょう。

ポイント2.話し方やコミュニケーション能力

どの職種も自分の印象を良くするほど、面接を突破する確率が高くなっていきます。特に営業職や社外・社内コミュニケーションを多くる機会の多い職種では、合否を決める大きな要因になります。 しっかりとした話し方を練習しておく必要があります。コミュニケーション能力は、相手との会話のテンポや間を上手く取れるかという点を意識しましょう。

ポイント3.入社後の活躍

面接官は就活生の態度などを参考に、入社後の活躍をイメージする材料にしています。小声でボソボソとした話し方をしていたら、入社後に会社の環境に馴染めない人材と判断されるかもしれません。 相手に対して将来性を期待でき、一緒に働きたいと思わせる態度が取れるよう、本番に備えておきましょう。

面接での印象を良くするために行う練習

ポイント的な部分を再確認したところで、ここからは実際に面接の練習をはじめてみましょう。練習といっても難しいものは1つもありません。まずは、面接官へ与える印象を良くするための軽いものから始めていきましょう。

1.自分の身だしなみ・容姿チェック

印象を良くするためにまず意識したいのは、自分の身だしなみや容姿に注意を配ることです。なぜ自分の身だしなみや容姿をしっかりしなければならないのでしょうか。 自分が面接官になったつもりで考えてみてください。 あなたは、髪の毛がボサボサでヒゲも剃っていない、スーツもしわくちゃな人が部屋に入ってきたら、その人を採用したいと思いますか?多くの人が「思わない」と言うと思います。自分の不注意が原因で面接官からの印象を悪くするともったいないです。下記に記載してある事項をチェックしてから臨みましょう。

注目ポイント

  • 髪型は適切な長さ・色か
  • スーツやシャツはきちんとアイロンがけされており清潔か
  • ヒゲの剃り残しがないか否か
  • 靴は綺麗に磨かれているか
  • スカートは短すぎないか、袖は長すぎないか
  • 化粧は濃すぎないか

上記のポイントを自分と照らし合わせてみて、1つでもクリアしていない項目がある場合は、改善しましょう。

2.会話中の自分の表情を意識しよう

身だしなみを整えたら、次は表情を確認しましょう。第一印象をよくするためには、多彩な表情が必要です。 初対面の人と話をしている際の表情は、実は思っているよりも固いことがほとんどです。初対面かつ、緊張すればするほどこわばっているような表情になってしまう可能性が高くなってしまいます。 まずは鏡で自分の顔を見て、どんな表情をしているかを確認してみてください。あまりに暗い表情をしていた場合は、マイナス印象を持たれてしまいます。 そして、思っていたほど無表情だった人は要注意です。なぜなら、その時よりも緊張している面接中はもっと顔が強張っていると考えられるからです。笑顔を交えながら話すように心がけると、「この学生は気持ちの良いコミュニケーションが取れる人かもしれない」などの明るい印象を相手に与えられるでしょう。 たとえ自分の性格と違ったとしても、本番の最中だけは自信に満ち溢れた表情を作れるようにしましょう。鏡を前にして、短い台詞を話してみるなどのかんたんなものから始めていきましょう。

3.自然な顔・キメ顔・感動した顔の表情を記憶

自分の表情を掴めたら、次はバリエーションを作っていきましょう。面接官は就活生の表情もチェックしています。普段は自然な顔を意識しておいて、発言中などここぞというときにはキメ顔とまではいかなくても、真剣な表情をしてみましょう。 会話の中から新しい発見などを得た場合には、感動した表情をすると効果的です。 面接官とのコミュニケーションの場でもあるため、無表情で受けるのではなく、多彩な表情も意識できると良いでしょう。

面接室へ入る際の練習

次は、意外と見落とされがちである面接室へ入る際の練習です。「面接中の対策はしたけど、そこに行きつくまでは何も考えていなかった……」というのは避けるべきです。会社の玄関に入った時点で、あなたは多くの社員から見られています。 その様子が採用担当者の耳に伝わる可能性もあるため、部屋に入るまでもしっかり練習しておきましょう。

4.ドアを3回ノックしてから入室

待合室で自分の名前を呼ばれたら、面接室に入る前に必ずドアを3回ノックしましょう。面接マナーにも通じるものがありますが、練習して体で覚えておけば、当日に緊張して回数を忘れてしまうということを避けられるでしょう。 中から入るように指示する声が聞こえた場合、「失礼します」と言って入室します。

5.指示があるまで座らない

部屋に入ってからドアを全開にする前に、もう一度面接官へ挨拶をしましょう。入室しても焦って動かず、椅子の隣に立ち、指示されるまで勝手に座ってはいけません。この立ち位置に明確な決まりはなく、企業ごとに異なる場合もあるため、いろいろなパターンを試しておきましょう。

6.退出時は出入り口の前で一礼する

ついでに、退出する際の練習もしておくと、「失敗したかな」と思えた場合でも、後を汚さずに終わらせられます。 終了は面接官の合図で確認できます。「以上で面接を終わります」などと言われたら、まずは座ったままで「本日はありがとうございました」とお礼を言い、ゆっくりと席を立ち椅子の横に移動します。 そこから出口のドアまで歩き、再度相手の方を向いて「失礼します」と挨拶とお辞儀をし、部屋を出ます。 何やら複雑に思えてきますが、一連の動きとして練習しておけば、難なくこなせるはずです。

質問にスムーズに答えるための練習

自分の表情や身だしなみの部分を確認、整えることができたら、次は面接官からの質問にスムーズに答えるための練習をしなければなりません。どれだけ自分のアピアランスが良くても、質問に上手く答えられなければ合格を勝ち取ることができないからです。 質問にスムーズに答えるためにはどのような対策が必要なのでしょうか。当たり前だと思うような説明も出てくるかもしれませんが、そのようなものが一番大事だったりします。

7.質問されそうな内容を覚えておく

次々と投げかけられる質問に答えていくためには、事前に聞かれやすい内容の把握がベストです。 書店に行って就活本を見たり、先輩の話を聞いたりすると、面接で良く聞かれる質問が分かってきます。 自分の志望する企業や業界をよく調べてみて、知っておかねばらなない情報や数字などを理解しておくことも重要です。情報収集も立派な練習の一部だと思ってくださいね。

8.面接で良く聞かれる質問を練習する

就職活動を続けていく中で必ず聞かれる質問には、なるべく答えを用意しておきそれを 企業ごとにアレンジする必要があります。 良く聞かれる質問の代表例をまとめてみました。

注目ポイント

  • 長所と短所
  • 学生時代一番頑張ったこと
  • サークルやクラブ活動の内容
  • リーダーシップを発揮して成功に導いた経験
  • 今まで生きてきた中で一番の挫折
  • 弊社に興味を持った理由
  • 弊社があなたを採用する理由
  • 弊社の志望順位は何番目か
  • 最後に何か質問はありますか
  • あなたにとって仕事とは何か

この質問に答えるためには、自己分析を入念に行っておく必要もあります。自己分析について詳しく知りたい人はこちらの記事を確認してみてください。

面接中の自分を客観視する練習

練習を行う理由として、当日にどのように動くかを覚えておくという意味のほかにも、自分がどのような立ち振る舞いをしているかを、客観的に判断する機会としても有効です。 自分が直面する問題だと考えると、どうしても主観的な考えに陥りがちです。そこで、一度自分を外から客観的に見てみてください。今まで気づけなかった問題点が見えてくるはずです。

9.スマホで練習の様子を録画してみる

自分を客観視するのに最も適した方法は、練習風景を動画に記録し後で確認してみることです。最近は高性能なスマートフォンの普及により、誰でも簡単に高画質の動画が撮影できるようになりました。 スマホを壁に立てかけるなどし、自分が面接している様子を録画しましょう。セルフでもいいですし、誰かに面接官役をお願いできればなおよいです。自分の話し方や動き方、表所や目線まで細かくチェックすることで、問題点が見えてくるでしょう。 よく他人を見て自分を直せと言いますが、面接においては自分を見て、自分を直していくべきなのです。

10.面接中は正しい姿勢で

自分の様子でまず注目すべき点は、その姿勢です。だらしない座り方は問題外ですが、質問に答えるのに熱中しすぎて、前のめりになったりしていないでしょうか。面接官から常に姿勢の良さを見られていると意識して、自分の姿を客観的に見てください。 本番で意識しなければならない点が分かるはずです。

11.目線の位置を確認する

練習動画を確認する際は、自分の目線の位置も見てください。自分一人では決して意識出来ない部分だからです。目線は常に面接官の目に向けるのが基本マナーとされていますが、眉間のあたりでもかまいません。 注意点としては目線を下に落としたり、ふわふわと宙を泳いでいないかをチェックしましょう。相手に悪い印象を与えてしまう要素のため、自分で気づいた場合はどんな場面なのかを把握し、意識して目線を固定できるようにしましょう。

12.話しを聞いている風に見えるかチェック

そして、面接官の心象に影響しやすい話しを聞いている最中の行動です。相手の話はノーリアクションで聞くのではなく、時々相づちをうつように小さくうなずいてみましょう。自分は相手の話をしっかりと聞いているとアピールするのです。これは非常に効果的な手法なので、きちんとできるようにしておいてください。 しかし、聞き入りすぎてオーバーリアクションすぎる相づちは避けましょう。

面接官との話し方を練習

自分を客観視し、問題点を洗い出せたなら、次は実際に面接官と話す練習をしましょう。とはいえ、本物を用意するのは難しため、知り合いなどにお願いして一緒に練習に付き合ってもらう必要があります。 たとえ練習でも、実際に声に出して話してみることで自信につながり、本番でもミスをしにくくなるでしょう。

13.友人や先生と練習しよう

面接の練習相手は、学校の友人や先生などの身近な人にお願いしましょう。家族でも大丈夫ですが、照れくさいでしょうからね。 どこかの個室を面接室に見立てて、実際に向き合って座り、最初から最後まで通しで練習をしてみてください。なるべく本番に近い環境で練習することにより、当日感じるズレを少なくしておきましょう。恥ずかしがらず、お互いに全力を尽くすのがコツです。話しは最後まで言い切るようにして、ください。 面接官役を担当してもらう人には、とにかく明るいタイプや、暗いタイプ、圧迫タイプなど、様々なバリエーションを演じてもらうとよいでしょう。相手の呼吸に合わせた話し方をすれば、共感を得られやすいためです。

14.大きめの声で話す

面接の練習中から、なるべく大き目の声で話すように心がけましょう。声が小さいと自信がない人という印象を与えてしまうためです。本番では予想以上に緊張してしまい、喉もカラカラになるでしょう。そうなると、意識しなければ自然と小さな声になってしまします。 練習中に大きな声で話すクセをつけておけば、当日でもそれなりの声で話せるはずです。

15.ハキハキと簡潔に話す

話し方のコツとして、ハキハキと簡潔に済ますことを心がけましょう。最初の方で説明したように、自己紹介などに使える時間は、1回当たり3~5分ほどです。少ない時間を有効活用するため、面接官に意図を伝わりやすくするためにも、ハキハキと短く要点を絞った話し方を練習しておきたいですね。 熱意を伝えようとするあまり長たらしく話しがちですが、それは逆効果と覚えておきましょう。

16.具体性を交えて話すのがコツ

話し方の練習では、具体性を織り交ぜることを意識しておいてください。具体性とは、体験したことへの詳細なエピソードや、明確な数字です。 「かなり長い時間練習しました」よりも、「毎日、授業が終わってから4時間ほど練習していました」の方が、努力したという背景が伝わりやすくなりますからね。 曖昧な話し方では面接官の心には響きません。練習の段階できちんと把握しておいてください。

専門機関の力を借りて練習する

近年は就活塾や企業が就活生向けにセミナーを開催している企業や団体が増えています。そこでは、面接突破のコツや適切な回答方法のアドバイスをもらえるので、多くの先輩が就活中に1回以上は利用しているでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

17.企業主催の模擬面接に参加

就活セミナーに高いお金を払う必要はありません。なぜなら、質の高いセミナーは無料でも開催されているからです。特に、企業側が主催しているイベントやセミナーは就活生なら基本的に無料で参加できます。 現役人事マネージャーや人事部の人たちが、本番さながらの模擬面接を行ってくれます。そのような企業が思っているよりも多いことは、多くの学生が知りません。 模擬面接は3対1の集団から1対1の個別まで、幅広く行ってくれるところもあるようです。実際に働いている先輩社員と直接交流を持てる機会でもあります。 学生側のメリットばかりに思えますが、企業側にもメリットがあり、模擬面接のような場を設けることで、今まで出会えていなかった優秀な学生に出会うことを可能にしています。ということは、その場から会社の採用フローに案内され、内定が出る確率も低くはないと言えます。

18.セミナー参加で面接必勝法を学ぶ

就活セミナーの種類はさまざまです。面接の突破方法を学べる内容もあれば、適切な身だしなみを教えてくれるもの、現役人事が開催してくれるものもあります。自分に合ったセミナーを探して、まずは参加してみましょう。 就活セミナーに高いお金を払う必要はありません。なぜなら、質の高いセミナーは無料でも開催されているからです。自分の面接での態度、回答がプロから見てどうなのかを教えてもらえるのはとても貴重ですよ。

19.キャリアセンターを利用し精度を高める

キャリアセンターとは、大学に設置されている総合的なキャリア支援プログラムを提供しているところです。就活生は、企業情報やOB・OG訪問の情報などを手に入れるためにキャリアセンターを活用します。 また、キャリアセンターにはキャリアアドバイザーがおり、親身になって相談にのってもらえます。多くの学生が利用する理由としては、面接練習や志望動機、自己PRなどの精度を高めるためです。無料なのも学生にとってはとても有益ですよね。ただし、大学によって提供しているサービス内容は違うので、確認してみましょう。

いよいよ面接突破のための実践練習へ

面接突破に絶対に必要なのは、「実践練習」です。実践してみないと、どこが得意でブラッシュアップしなければいけない部分が分からないからです。 多くの学生には、「この質問に答えるのは難しいな、苦手だな」と思うようなこともあると思います。そんな苦手意識や不安を最小限にするためには、やはり実践経験を積んで自身をつけていくほかないのです。ではどのように、実践練習を積んでいけばよいのでしょうか。順番に見ていきましょう。

20.キャリアアドバイザーと個別面接練習

凄腕のキャリアアドバイザーは、たった1時間であなたの性格や能力、志向性などを見抜きます。その中でのアドバイスですから、何倍もの説得力があるはずです。個別面接の練習を先輩でもなく、同級生でもない人と行うのは、新たな自分を発見し、かつ課題点の改善にもとても役に立つものです。 就活エージェントなどを利用すると、キャリアアドバイザーと面談する機会を無料で儲けてもらえます。その面談の中で見つかった課題点を克服するためには、キャリアアドバイザーの人に協力してもらい、個別面接の練習をしてもらいましょう。

21.志望企業の先輩と面接練習

もし、すでに自分の志望企業が決まっていたら、そこに勤めている先輩と練習をすると良いです。OB・OG訪問をして、迷惑にならない程度に行いましょう。先輩方は、面接を通過してその企業に内定を手に入れた方々です。その企業の対策になるだけではなく、多くのアドバイスをもらえますよ。 また、志望企業に対して自分が抱いている像と現実は違うのか否かというのが先輩方の会話から見えてきます。

22.練習として本番の面接を受けてみる

練習の最後の仕上げとして、本番の面接を受けてみましょう。本番さながらの緊張感は、そこでしか感じ取れないもの。とはいえ、第一志望の企業が就職活動の初めての面接!なんてことにならないようにしたいですね。 そのため、第一志望ではない企業へ応募して、面接を受けてみるのもよいでしょう。練習とは違う問題点が見えたとき、改善できるチャンスが訪れます。 そして、最初は練習のつもりで受けた企業だったのに、魅力を感じてそのまま就職してしまう学生も少なくはありません。意外なところで運命の出会いがあるもの。「どうせ練習だから」という気持ちで受けるのは、失礼に値します。練習かもしれませんが、しっかりと誠心誠意をもって真剣にに臨みましょう。

23.集団面接へも参加する

面接は1対1で行うものばかりとは限りません。集団面接やグループディスカッションのような大人数で行うものは、事前の練習が難しいという問題があります。そこで、実際に参加してみて、雰囲気やコツを掴んできましょう。基本的な考え方は上記で説明した練習として参加するのと同じで大丈夫です。

面接に落ち続けてもあきらめない

ここまで読み進めていただき、ありがとうございます。中には、面接に落ち続けて落ち込んでいる人もいるのではないかと思います。そんなときこそ、決してあきらめないようにしてください。 就活は企業と学生の相性によっても決まります。面接はそれを判断するための場でもあり、落ち続けるからには何かしらの理由があるはずだからです。原因があるなら、そのままにしておくのはよくありませんよね。 紹介した練習法を試して新たな発見を得られるなら、めげずにどんどん企業に応募していくべきです!

面接後に反省点を書き出そう

本番の面接が終わったら、お礼メールを出した後でもいいので、感じたことや反省点をすべてノートに書き出してみましょう。練習で感じていた部分と違いがあれば、そこを重点的に改善していくのです。 何度も落ち続けている場合は、複数の面接官に与えている共通のネガティブ要素があるのかもしれません。本番の面接を経験した上で、自分を客観視していきましょう。

何度も練習すれば自分を変えていける

最初から何でもできる人間はいません。気づいた点を反省し、少しずつ自分を変えていきましょう。本番で得た情報は何よりも大切なものです。それを練習にフィードバックして、より実践的なものに昇華していきましょう。ただ落ち続けることを受け入れるよりも、前向きに考えていった方がずっと良いでしょう。

面接は練習して対策できる!話し方から表情まで自分を客観視してみよう

面接の練習は本番への参加を除けば、意外とハードルの低いものばかりでしたね。1人でできるものから知人の協力を仰ぐものまで、いろいろと試してみてください。自分を客観的に見られるようになることが、最大の対策ポイントです。 就職活動が本格化する前の練習の重要性を理解し、自分の面接スキルをしっかりと把握しておきましょう。練習でえた気づきから改善点を見つけブラッシュアップする。そのプロセ スをしっかり行うことで、内定に近づけるでしょう。 「面接練習を制したものが、就職活動を制す。」と言えるでしょう。

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