2020年07月03日(金) 更新

面接の日程調整が選考に影響を与える可能性|新卒と中途でも違う採用担当者のイメージとは

面接の日程調整のやり取りは採用に影響すると思う派が多い?

キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接の日程調整は選考結果に影響すると思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の回答

  • 影響しない
  • あると思います
  • あまり思わない
  • 思う
  • しっかりしないと遅れたりすると思うので影響すると思います。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接の日程調整は選考結果に影響すると思いますか?」

調査の結果、就活生の意見は割れましたが面接の日程調整は採用に影響すると思う派が多いようです。「しっかりしないと遅れたりすると思うので影響する」など、採用担当者とのやり取りも選考の一部と考える学生もいるといえます。日程調整に関しては選考とはいえないかもしれませんが、企業側の担当者と直接関わる機会であるため"見られている意識"は持っていた方がいいでしょう。本記事では、実際に日程調整のやり取りが合否に影響するのか、また採用担当者からの印象、どう対応すべきかについて確認していきます。

面接の日程調整は合否を左右する?

面接の日程調整は、企業側もいくつか候補日を準備していることが普通です。なので、面接日を決める際に提案された日を断る分には、あまり影響はありません。
ただ、双方で合意した面接日で都合が悪くなってしまい、日程調整や日程変更をする場合はどうでしょうか。
就活はスケジュール勝負でもあります。面接の日程を後から変更したい時も出てくると思いますが、面接の日程調整や日程変更をしてしまう事で、選考にも影響が出そうで怖いですよね。
この記事では、面接の日程調整や変更が選考に与える影響についてご紹介していきます。

日程の再調整は採用担当者の印象を悪くする可能性も

双方で同意した面接日を再度日程調査することは失礼に当たります。基本的には志望度の高低にかかわらず、先に決まった面接日を改めて日程調整することは極力避けましょう。もし、日程変更の理由が学校や家庭の事情であったとしても、採用担当者に「ウチよりも志望度が高い他の企業の面接にいくのだろう」と思われてしまう可能性が非常に高いです。

面接でよい印象を与えられれば、選考には関係ないという意見も

採用担当者は、会社や役員の意向にそって採用業務をおこなっています。たとえ予め予定していた面接日が変更になり、自分の心象が悪くても、感情論で就活生の評価を下げることはしないでしょう。採用決定権をもっているのは、面接終盤で対面するであろう役員だからです。ただしこれは、常識的でマナーを守った日程調整をお願いした場合に限ります。

面接力診断で、苦手分野を見つけよう

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転職活動における日程調整のケース

社会人で働きながらの転職活動するとなると、なかなか日程が合わなかったり、やっと決まった面接日時の直前で急に仕事が入ってしまい、再び日程調整してもらわなければならない、といった場合もでてきます。そういう場合は面接の合否や選考に影響するのでしょうか。
転職ということで、スケジュール面は企業側も柔軟に対応してくれるとは思いますが、日程を変更することによる選考への影響も気になるポイントですよね。

面接の結果そのものには影響しにくい

働きながら面接を受ける時間を確保することが難しい、ということは採用担当者も十分わかっています。とくに若手であれば、現職の上司からの指令や、取引先との付き合いなど、立場上断れないことが多いというところまで理解はしています。経験者採用やキャリア採用を打ち出しているのであればなおさらです。ただ、何度も面接を先延ばしにしていると、志望度が低いと捉えられてしまうリスクはあるため、面接日の変更をする際には気を付けて行いましょう。

選考の影響よりもライバルに先を越される可能性がある

面接の日程調整が面接結果そのものには影響しにくくても、面接の日程がまた先伸ばしになることによるリスクは大きいです。中途採用はもともと募集人数が多いわけではありません。また、新卒採用のように、入社月が決まっており、全員見てから決めるというわけでもありません。変更を繰り返して面接の日程が延びているうちに、ライバルが先に面接を受け採用されてしまえば、その案件はクローズとなってしまいます。

人事は黙って切り捨てる!あなたのマナーは大丈夫?

就活では面接の日程調整以外にも、細かいマナーが沢山あります。マナー違反をすると、指摘されることもなく、黙って落とされてしまうでしょう。

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面接の日程変更をしてもらったらお礼をしよう

面接における日程変更の選考への影響は気になるところですが、面接の日程変更を行ったとしても、礼儀を守ってしっかりと謝罪すれば悪く日程変更したとしても思われる事は少ないです。双方で合意した面接日程を変更してもらった場合、しっかりフォローしなければなりません。
日程調整や変更が選考に不利に働くんじゃないかと不安になる方もいるかもしれませんが、挽回のチャンスはあります。日程変更の際は誠実に対応することで、その誠実さが印象に残り、評価がプラスになるのです。

面接時にもお礼の気持ちを伝えよう

実際の面接時にもしっかりと日程変更してもらったことへのお礼を言うようにしましょう。タイミングを逃さないように面接の最初に言うといいでしょう。「本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。また、面接の日程を変更していただきありがとうございました。」というような感じです。

面接の日程調整は選考にほぼ影響しない場合が多い

面接の日程調整や日程変更が及ぼす選考への影響を見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
結論を言ってしまえば、一度面接の日程調整をしたり日程変更をしたところで、選考や合否には対してほぼ影響はしない場合が多いと言えます。ただ、何度も日程をずらしたり変更すると、自己管理ができないと判断される恐れも大いにあります。また、日程調整や変更をする際には優先順位を見定めなければならないケースもあります。
例えば、柔軟に対応してくれそうな1次面接と社長や役員が忙しい中時間をつくった最終面接の日程がかぶってしまったらどうでしょうか。変更する際には、基本的に先約を優先すべきですが、自分自身の将来を考え決断していってください。

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