2021年12月08日(水) 更新
【就活中の髪色】面接などで好印象を与えられるトーンのヘアカラーを徹底検証
この記事の監修者
キャリアアドバイザー
赤塩 勇太大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。
目次
就活中でも大丈夫な髪色のトーンとは?
就活では身だしなみも評価の対象になっていますので、どれくらいの髪色のトーンであればOKなのかを知っておくことが大切です。就活では黒髪が基本ではありますが、トーンによっては染めていても問題ない場合もあります。
就活中でもプライベートはおしゃれを楽しみたいと考える人は多いですし、髪を染めたまま就活に臨みたいと思っている人も多いです。あまりに派手すぎる色に染めるのは当然NGですが、節度を守って染めていれば身だしなみでもマイナスの印象を与えずに済むことは多いです。
就活中に髪を染める場合は、トーンを意識する必要があります。どのくらいの髪色のトーンであれば就活でもOKとされているのかを知り、身だしなみでマイナスの印象を与えないようにしましょう。
就活では清潔感を保ちつつ自分らしさを演出することが最重要!
就活では「見た目」「身だしなみ」が重要といわれ、「正解」に悩む就活生が多く言いますが、そもそも就活に正解はありません。
清潔感を持って選考に臨み、企業に自分の魅力をいかに演出することが最も重要です。
解説した内容を鵜呑みにしすぎずに自分自身で判断し、一つの参考と捉えてあなたの納得のいく就活をしましょう。
髪の前に面接対策、本当に大丈夫?
就活生にアンケートで聞いた生の声
まず、就活時にしている髪型とはどういったものなのでしょうか?キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。
質問:就活時の髪型についてあなたの髪型、その髪型にした理由、セット方法を教えてください。また、ヘアピン等の使用、パーマ・カラーをしている人に対する印象などについても教えてください。
就活生の回答
私が就職活動をする際の髪型は、少し前髪をあげ、おでこを見せて、自然な感じに見せることを心がけています。その髪型にした理由としては、就活ガイダンスの際に、「髪をおろすのは良くないよ」と言われたからです。そのため、柔らかいワックスを少しだけつけ、決まりすぎず自然に見えるセット方法にしています。私は女性ではありませんので、ヘアピン等の使用はよく分かりませんが、パーマやカラーをしている就活生は、企業側から見たときに印象がさがってしまうので、だめだと思います。茶髪や金髪にしている人は、髪を黒に戻してから就活に臨むべきです。
※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。
就活生がNGと思う髪型は「色」「長さ」「スタイル」に関するもの
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「就活マナーとしてNGなのはどんな髪型だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 目や耳が隠れている、動くと崩れる
- 髪の毛の色が派手
- まとまっていない・ぼさぼさ
- 派手な髪色、まとめてない、寝癖さ
- 長すぎる
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「就活マナーとしてNGなのはどんな髪型だと思いますか?」
多くの就活生は、身だしなみとしてNGとなる髪型があると把握しているようです。NGとなる髪型は、色に関するものから、ぼさぼさ、寝癖など手入れをされていないものという意見まで上がりました。 では色を含め、就活生が好印象を得る髪型とはどんなものなのでしょうか?詳しくご紹介していきます。
就活中の髪色はどれくらいまでOKなのか悩む人が多い
就活に無難な髪色は【黒】
就活中の髪色として、一番無難なのは【黒】だといえるでしょう。黒髪は清潔感を与えられますし、誠意が感じられます。茶髪をNGとしている会社はまだ多いですし、社会人として常識のある髪色といえば黒、というのが一般的なのです。したがって、就活生は黒髪にしておくのがベストかもしれません。
茶髪で面接に来ることがマイナス評価に繋がる
就活だけでなく、転職活動においてもいえることですが、茶髪で面接に行くのが良くないと思う人も一定数います。その中で、髪色を茶髪にして面接に挑むというのは挑発なイメージを与えてしまい、就活だけでなく転職においてもプラスに働く可能性はないと考えておいた方がいいでしょう。
人事の声をご紹介!
人事担当者の声
髪色が明るいことを気にする人事もいるでしょう。染めていることを気にする観点があるとすれば、【この子は働き始めても染めたままなのだろうか】【周りにどのように見られるか関心がないのだろうか】ということになるかと思います。
年長者を相手に営業する事が多い業界の場合(人材系・不動産系など)、特に染めていることを避ける傾向にあるかもしれません。染めているだけで不合格にするかはわかりませんが、もし不合格にするなら『第一印象が求めているものと異なる』、ということになると思いますね。
就活に相応しい髪色のトーンは男性も女性も8レベル以下
一般的には、男性も女性も8レベル以下の髪色がベストだといわれています。8レベルになると、室内にいても染めたのが分かる髪色です。8以上の髪色になると明るいという印象を持たれやすいので、就活の際は、8レベル以下にしましょう。
業界によって髪色の基準は違う
さきほど人事の声としてご紹介した通り、人材系や不動産系の企業は洗髪を避ける傾向にあるため、5か6レベルの髪色がよいといえます。いっぽう、アパレルや百貨店などを志望している場合は、7や8レベルほどの髪色でも違和感はないでしょう。
茶髪OKな企業でも8レベルを超える髪色はNG
いくら志望している企業が茶髪OKとしているからとはいえ、明るすぎるのはよくないといえるでしょう。その企業が求めている人物像に近づくためにも、就活生というフレッシュさや心構えをアピールするためにも、就活期間中は8レベル以下の髪色にしておくのが無難です。
明るい髪色でも大丈夫、という企業でも暗めが適切、という企業でも大事にしてほしいのは【清潔感】です。髪色がばっちりでも、ボサボサな状態や寝癖がついてしまっている状態などは、絶対にないようにしましょう。
茶髪を黒に染める時は4レベル以下は避ける
就活中は髪を染めるときには明るくなり過ぎないように注意が必要ですが、黒色に染める場合にもトーンには注意しなければなりません。茶髪を黒に染める時は4レベル以下は避けるようにして、トーンを下げすぎないことが大切です。
4レベル以下にすると普通の黒髪より黒くなり、不自然になってしまいます。就活では髪色に関係なく、染めていることが分かればマイナスの印象を与えてしまうことが多いです。
染める場合に最も気をつけなければならないのが、染めているかどうか分からない、違和感がないことであり、黒髪でも違和感があれば印象は悪くなってしまいます。暗くしすぎると不自然な髪色になりますので、4レベルを守って黒染めをしましょう。
地毛が明るい就活生は黒に染める必要がある?
日本人の地毛はたいていが黒髪ですが、就活生の中には地毛がもともと明るいという人もいるでしょう。中学や高校の時から先生に指摘され、その都度説明していたでしょうから、就活となると必要以上に心配になってしまいますよね。では、そんな地毛が明るい人は、就活のためにわざわざ地毛を染める必要があるのでしょうか。`
基本的に染めなくても大丈夫
結論からいうと、地毛が明るい髪色だからといっても基本的に染める必要はありません。もし髪色について指摘された場合のために、「すみません。地毛のため、生まれつきこの色なんです」など回答を用意しておきましょう。
もし質問されるのもイヤ、という方は黒に染めておくのが無難かもしれません。その際は、真っ黒になりすぎないよう注意してください。
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就活中でもおしゃれに見える髪色とは?
アッシュブラックやダークブラウン
就活中でもおしゃれに見える髪色は、【アッシュブラック】や【ダークブラウン】になるでしょう。アッシュブラックは、アッシュのおかげで真っ黒ではなく若干茶色よりで透明感のある髪色になります。ダークブラウンは黒髪でも茶髪でもない、ほどよい髪色になるためおすすめです。無難なのは黒ですが、真っ黒すぎても重くなりがちですので、ニュアンスカラーにしてあげるとよいでしょう。最近では暗髪でスケ感のある髪色が人気ですので、就活中でもおしゃれにいたい!と思う方は美容師の方に相談してみてください。
髪色は落ち着いていてもパーマや坊主は避ける
いつから髪色を変えたりカットしたりすればよいかというと、面接や説明会の2日~1週間前がベストだといえます。早すぎると色落ちして明るく見えてしまったり、プリン状態になってしまったりする可能性があります。また、セルフで染めるという場合は特に、面接や説明会の前日にカラーリングするのはやめておきましょう。仮に失敗してしまった場合、染め直す時間がなくなってしまい、そのまま出向くことになってしまうかもしれません。
髪色はいつから変えるべき?
2日~1週間前にカットやカラーをしておこう
いつから髪色を変えたりカットしたりすればよいかというと、面接や説明会の2日~1週間前がベストだといえます。早すぎると色落ちして明るく見えてしまったり、プリン状態になってしまったりする可能性があります。また、セルフで染めるという場合は特に、面接や説明会の前日にカラーリングするのはやめておきましょう。仮に失敗してしまった場合、染め直す時間がなくなってしまい、そのまま出向くことになってしまうかもしれません。
プリン状態はNG
就活に備えて早めに染めるのもよいですが、髪の根元の色が落ちているプリンのような状態で面接や説明会などに向かわないようにしてください。早めに染めたとしても、やはり色落ちしてしまいますので、2日前くらいには染め直したほうがよいでしょう。
できれば美容室で染めてもらうのがベスト
セルフで染める方もいるかと思いますが、できれば美容室で染めてもらうのがベストです。美容室で染めると料金は高くなってしまいますが、失敗することもありませんし、ムラなく仕上げてくれます。就活では第一印象として見た目も重要なので、少しお金をかけてでも髪色はきれいにしておきましょう。
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何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。
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内定後は髪色を戻しても問題ない
では、内定後の髪色について見ていきましょう。就活中は暗めの髪色で過ごしますが、内定後は元の色に戻しても特に問題はありません。ほとんどの企業で、明るい茶髪はNGとされています。明るい髪色にできるのは、学生のうちだけかもしれません。内定後、元の髪色に戻して学生ライフを楽しむのもアリでしょう。
ただ、企業のによっては身辺調査をおこなう場合もありますし、もし社員の方と頻繁に会う機会がある場合は、印象を損ねないためにも戻さない方が無難かもしれません。
入社時は就活時と同じトーンで行くのが無難
内定後は髪色を元に戻しても問題はありませんが、入社時は就活時と同じトーンで行くのが無難です。入社当日に面接時とは明らかに違うトーンで行くと、目立つだけでなく、就活時だけ真面目にしていたと思われ周りから不評になってしまいます。
企業によっては就業規則で身だしなみについてを定めている場合もありますし、明るすぎる髪色はNGな場合も多いです。社会人になれば黒髪が基本となります。染める場合でも染めているかどうか分からないレベルで、違和感のない色にしなければなりません。
髪色が明るいまま入社当日を迎えてしまうと、学生気分が抜けていないと思われてしまいます。社会人としての自覚を持つためにも、就活時と同じ髪色で入社日を迎えましょう。
どうしても染めたいなら職場の先輩たちを見て判断する
社会人になってからは髪色は黒が基本ですが、どうしても染めたいなら職場の先輩たちを見て判断することが大切です。入社日は就活時の髪色に戻して出社し、職場の先輩たちをよく見て、染めるかそのままで行くか判断しましょう。
職場の先輩が髪を染めていないのであれば、自分だけ染めるのは避けた方が無難です。仮に染めることになっても、先輩たちよりも明るいトーンは避けることが大切です。先輩よりも明るい髪色にしてしまうと目立ってしまいますし、周囲からの評価が悪くなってしまう可能性もあります。
髪を染める場合はむしろ、1トーン低いぐらいの色に染めた方が目を付けられませんし、周囲からの印象を悪くすることなく髪を染めることができます。
就活生のベストな髪色は黒やアッシュブラック!2日~1週間前に染めて清潔感を意識しよう
本ページでは、就活生のベストな髪色や、いつから染めるべきかなどについて見てきました。就活生の髪色で一番無難なのは、やはり黒髪です。しかし、真っ黒すぎると重く感じられるため、ダークブラウンやアッシュなどナチュラルな髪色にするとよいでしょう。 髪色を変えるタイミングとしては、2日~1週間前くらいに美容室で染めるのがベストだといえます。また、根元がプリンの状態になっていることがないよう、気をつけましょう。
キャリアアドバイザー|赤塩 勇太
見た目でマイナス評価を受けないようにしておく
就活において髪色を気にするか・否かについて、業界により大きくことなるため、ひとくくりで総括するのは難しい面があります。ですが、見た目でのインパクトを出すよりは、内面をしっかり語ることのほうが重要ではあるため、ビジュアル面でマイナス評価を受けないようにしておくことは大切である、と考えています。
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