モットーや信条を面接で聞かれた時の注意点と回答例

「モットー」があるか学生にアンケート

学生の半分は「モットー」がある

※上記グラフの情報はキャリアパークが独自にtwitterアンケートを用いて収集した回答をもとに作成しています。

学生の皆さんに「モットーや信条はありますか？」というアンケートをとったところ、52%の方が「ある！」と回答しました。就活の場ではモットーや信条について質問されることが少なくないため、各々がある人もない人も、面接時にあたふたしないようにしっかりと準備しましょう。この記事ではモットーや信条について聞かれたときの注意点や回答例をご紹介します。

面接対策、本当に大丈夫？

面接の短い時間のなかで、面接官は就活生の本質を見抜くために、多くのことを考えています。面接室に入った後は、マナーや言葉遣いも評価基準になるのです。これらの対策をするには、面接官の視点を把握することが近道です。
そこでキャリアパークでは、面接官が使用す「面接評価シート」をご用意しました。下記の資料では、評価シートのほか業界ごとの重視される資質なども知ることができます。内定を掴み取るためにも、0円で入手できる下記の資料をフル活用して、面接対策をおこないましょう！

面接で自己の信条やモットーを聞かれる理由について

まず、面接官は面接を受けに来た相手に、自己の信条やモットー、またはそういった質問をすることで、初めてその人の内面を知ることができるということを知っておいてください。逆に言えばそういった質問以外は学歴などあなたの経歴ぐらいしかわからないのです。

また、最後に自分のモットーや信条について聞かれた場合、面接の合否を決める重要な質問と言っても過言ではないでしょう。考え方を知ることは信頼を築けるかどうかに繋がりますからしっかりと対策していくべきです。

面接官は自分のモットーや信条を答える時の仕草を見ている

自分のモットーや信条を答える時の、挙動や視線の動き、それまでとは違った態度の変化など面接官はよく見ています。あまり取り繕わず自然な態度と口調を保つことが大事です。自己の信条、モットーは個人個人で大事なものですし、否定できないものです。

しかしながら、言い切ってしまえば、自己の信条やモットーは個人個人の思想でしかなく、会社としてはそれが何につながるのか？ということになります。では自己の信条やモットーを聞かれた際、どういった対策をしたらいいのでしょうか。以下に例をあげていきます。

自己の信条やモットーを聞かれた際の注意点とは

では、答え方の例です。まず覚えておくべき事は

・マイナス面に受け止められそうなことは口にださない
・生産性をアピールするモットーや信条の言い方である

という二点です。あくまでも面接で聞かれているのですから、何かしらの形で仕事に通じるようなモットーである事が望ましいのです。それを踏まえると、ただ自分のモットーを答えるだけでなく、そのモットーをどのように今後の仕事に活かすのかを話せれば、より理想的な回答となります。さらに例を見ていきましょう。

企業側に与えるメリットを強調して伝える！

「自己の信条（モットー）は、何でもはっきり言う事です！曲がったことはあまり好きではありません」という例は、よくある言葉ですが、仮にこの例の言葉を、面接で言うとしたらどうでしょうか。真面目といった印象を受けますが、融通がきかなさそうとか、自分の意に反することはやらないなど、悪いイメージも持ちます。そのため、以下の例のようなものの方が好まれます。

「自分のモットーは、何でも最後までやり遂げることです。以前に、○○という活動を経て自分に○○といった思考を持つことが出来ました。そこで得た経験を活かし、周囲よりも率先して物事を対処していくような人間になりたいです。」

という例のように、会社に自己の信条・自分のモットーがどのように、そしてどのようなメリットをもたらすのかをしっかり伝えられれば問題ないと思います。例はあくまでも例ですので、自分なりの回答を考えてみてください。

自分のモットー・信条を答える時に気をつけるカギとは

言葉選びも、もちろんですが視線などにも気をつけましょう。面接の形態により言いづらい場面も有ると思います。しかし自身の事を言うのですから緊張しきっていて目が泳いでしまっていては良い評価は望めません。はっきりとした口調で自分に自信があることをその姿勢を持って面接官に示しましょう。

あくまでもポジティブに回答する事がカギ！

どんな信条やモットーであれ、社会的常識に沿って言葉を変えることで、面接官相手に悪い印象は持たれにくくなるでしょう。ただし単純的すぎる例や、その答えに至るまでの自身の経験や思考が感じられない言い方は望ましくありません。また答えたことについてさらに質問される場合があります。しっかりと喋れるように、頭の中で当日の状況をイメージして、例も考えながら面接に望むと良いでしょう。

面接で自己の信条・モットーを聞かれた際は例を参考に意味のある回答を！

就活の面接で、自分のモットーや信条を聞かれた際の注意点や回答例などをご紹介しました。近年、個性を重視する企業が増えたせいか、面接で自己の信条やモットーを聞かれることは多い傾向にあります。例を参考に、自分なりの回答を考えてみてください。
すでにわかっている学生は多いですが、就活はそう簡単なものではありません。就活は、ほんの少しの差が大きく響きます。「どのくらい就活力があるのか知りたい」という19卒のみなさんは、下記の就活力診断シートを活用して対策を練りましょう。早いうちから自分の「就活力」の現状を把握して対策すれば、ほかの就活生と圧倒的な差がつきます。0円で入手できる資料で、就活を有利に進めましょう。