2019年01月30日(水) 更新

履歴書への予備校や浪人・留年・中退経験の適切な書き方|採用担当者に好印象を与える学歴の記入方法・面接での回答

就活生にアンケートで聞いた生の声はコチラ!

まず履歴書を記入する際の悩みとはどういったものなのでしょうか?キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。

質問:エントリーシートを企業に提出する際に悩んだことと一番気を遣った部分、その理由を教えてください。(封筒、宛名、学歴、資格欄の書き方)

就活生の回答

私はエントリーシートを企業に提出する際に、学歴をどこまで書くのか悩みました。エントリーシートに記入するのは中学と高校、入学と卒業のどちらからかけばいいのかということが分かりませんでした。また、国立・県立も書いた方がいいのか分からず気を遣いました。その他には、レジュメは絶対手書きなのか、一緒に写真の提出を求められた際はスタジオで撮影すべきなのか、というのが気になった点です。エントリーシートを書く際のルールについて分からない部分が多く、周りにもそういった学生が多いため、自分で調べるしか方法がなかったのが悩んでしまった理由です。

※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。

就活生の多くは浪人や留年経験の正しい書き方を知らない

キャリアパーク会員の就活生を対象に「浪人や留年経験を履歴書にどのように記載していますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の回答

  • 普通に
  • 経験がないので記載していません。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「浪人や留年経験を履歴書にどのように記載していますか?」

アンケート対象に浪人や留年経験を経験している学生がほとんどいなかったため、リアルな結果が見えませんでした。しかし、「普通に」などの回答をする就活生がいるのも事実です。
そんな就活生に向けて、この記事では履歴書の正しい書き方を紹介していきたいと思います!

履歴書の作成マニュアルを参考にしよう

履歴書を作成するのが初めてという就活生は多く、どのような点に気を付ければいいのか把握できていない人も多いのではないでしょうか。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。

そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。無料でダウンロードできるので、履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。実際に履歴書を作成する際のお手本としても、持っておいて損はありません。

浪人した場合の学歴の履歴書への記載方法とは

履歴書の学歴の欄を記載する際には、中学校卒業から書くのが一般的でしょう。そのうえで高校入学と卒業の記載をし、大学に在学した人はさらに大学入学と卒業を記載します。図に表すと以下の通りです。

学歴の書き方の基本

平成24年3月 ○○市立○○中学校 卒業
平成24年4月 ○○県立○○商業高等学校流通経済科 入学
平成27年3月 ○○県立○○商業高等学校流通経済科 卒業
平成27年4月 ○○学園大学商業経済学部経済科 入学
平成31年3月 ○○学園大学商業経済学部経済科 卒業見込み

しかし、中には大学受験を通過しなかったために予備校に入り、浪人して大学に合格した人もいるでしょう。そのような方は浪人期間の学歴をどう表記すればいいのでしょうか。

浪人中の期間について履歴書に書く必要はない

浪人中の期間中については、履歴書の学歴欄に記入する必要はありません。「平成○○年●月 浪人」などと正直に書かなくても、高校卒業から大学入学までの期間が空いていれば「浪人生として活動していたんだろう」と採用担当者も理解するでしょう。そのため、以下のような記入例で大丈夫です。

1年浪人した人が学歴を書いた例

平成26年3月 ○○県立○○商業高等学校流通経済科 卒業
平成27年4月 ○○大学経済学部商業流通学科 入学
平成31年3月 ○○大学経済学部商業流通学科 卒業見込み

ただし中には、浪人期間中に予備校で勉強していた人もいます。予備校経験を履歴書に書いてもいいのでしょうか。

予備校は正規の教育機関でないので学歴として記入できない

浪人中に予備校を経験していても、それを学歴として記入することはできません。「予備校=教育機関のひとつ」とのイメージがありますが、学校教育法第一条において、以下の教育機関以外は正式な学校とは認められていないのです。

学校教育法が規定する学校(一条校)の一覧

・保育園
・幼稚園
・小学校
・中学校
・義務教育学校(小中一貫校など)
・高等学校(高校)
・中等教育学校
・特別支援学校
・大学および高等専門学校

専門学校は事実上の「一条校」として扱われる

上記で紹介した学校は法律の順番に基づいて「一条校」と呼ばれ、国や自治体の認可を受けて設置されます。しかし、予備校はそれらの認可を得て運営しているわけではないため、英会話教室や自動車教習所と同じ「各種学校」として扱われ、学歴として記入できません。 ただし、上記の一覧に記載されていない専門学校は、学校教育法第124条における「専修学校」の1つとして定められており、都道府県知事の認可を得て開設します。そのため、事実上の「一条校」として扱われ、学歴として記入することができます。
※ ※専門学校によっては無認可のところもあり、その場合は高校までが学歴となる

留年経験がある場合の履歴書の書き方

大学では単位を取得できず、翌年に再履修しなければならい状況になることがあります。卒業までに単位が足りないと、留年しなければいけません。同級生よりも就活や卒業が1年遅れてしまうので、予備校に通った浪人生と同様にブランクがあることになります。大学在学中に留年した場合は、履歴書にどういった書き方をしたらいいのでしょうか。

留年した事実を履歴書に明記する必要はない

在学中に留年した場合も、浪人期間と同様にその事実を明記する必要はありません。大学に入学した年月と卒業した年月をありのまま記載すれば特に問題ないのです。

留年した場合の記入例タイトル

平成27年4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
平成32年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業見込み

上記の通り入学から卒業までの期間が延びていますし、就活生本人の年齢などから採用担当者も留年もしくは休学経験があるのだろうと捉えるので、過度に心配しなくても大丈夫です。

やむを得ない事情がある時は履歴書の備考欄に記載

それでも「しっかりと記入すべきではないか」と思う方もいるかもしれませんが、留年や浪人の経験に対してマイナスのイメージを持つ方も少なからずいるため、はっきりと明記してしまうと印象が悪くなる可能性も考えられるのです。 しかし、やむを得ない事情で浪人、留年した人も中にはいるかもしれません。 そういった時には学歴欄ではなく、備考欄に書くのが正しい書き方です。ただし、あくまでも病気や家庭の事情など、合理的な理由がある場合に限った話で、通常は記載しません。予備校経験に関しても、どうしても記入したい場合は備考欄にて記載しましょう。

学校を中退した場合の履歴書の書き方をどうするべきか

それでは、高校や専門学校を中退した場合の履歴書の書き方について考えてみましょう。就活生の中には、経済的な理由や勉強面でのギャップといった諸事情により、学校を一度中退する方も少なくありません。そんな方が履歴書を記入する場合、どう対応すればいいのでしょうか。

中退した事実は時期や学校名を含め必ず書かなければならない

留年や浪人と違い、学校の中退経験は必ず記入しなければなりません。それは上記で紹介した学校教育法で定められた教育機関(学校)を退学しているためです。記入する際は以下のような表記にしましょう。

中退した場合の記入例

平成23年●月 ○○県立○○商業高等学校○○科 中途退学

中退は略称ですので、正式な呼び方である「中途退学」と表記してください。中退後に高卒認定試験などに合格した場合は、高校中退と記入した欄の次の学歴として「○年○月 高等学校卒業程度認定試験合格」と書きましょう。

中退した理由も交えて書くとよい

学校を中退した経験に対して、採用担当者が「逆境を乗り切れないのではないか」「打たれ弱いのではないか」などと考えるかもしれません。このようなネガティブなイメージを持たれないようにするためにひとこと中退理由を書き添えておくと良いでしょう。上記の記入例と高卒認定試験合格の旨を併せて記入した場合、以下のようになります。

中退理由を取り入れた学歴の書き方例

平成25年3月 ○○県立○○商業高等学校○○科 中途退学
(両親の経済的事情の悪化により中途退学。)
平成26年8月 高等学校卒業程度認定試験合格
平成27年4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
平成31年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業見込み

学歴欄に記載できるスペースがない場合は、備考欄などに記入する対応をとりましょう。

浪人や留年・中退について面接で聞かれることもある

浪人や在学中に留年したこと、また中退したことが採用担当者に伝わると質問されるケースも少なくありません。そこでの回答が特に単位が足りなかったなどの理由なら、自己管理ができていないという印象を与えかねません。結果的に不利にならないよう、誠意をもって答えるよう心掛ける必要があります。

具体的に何をしていたかや理由を必ず説明しよう

あなたの就活にとって不利益になる可能性のある浪人・留年・中退ですが、採用担当者が納得できる説明をしなければなりません。そのためには浪人や中退していた期間、具体的に何をしていたのか、どうしてそうなってしまったのかを正直に答えてください。特に中退した経験のある人は、履歴書に記入した理由を補完するような内容を述べるよう準備しましょう。

浪人中の予備校や留年は基本的に履歴書へは記載しなくてもOK

浪人や留年に関しては通常は履歴書に記載することはありません。入学や卒業した年月をみればわざわざ記載しなくても、その事実が伝わるためです。また、予備校での在籍経験についても、法律が定める学校の規定から外れているため、記載できません。ただし、どうしても記載したい合理的な理由がある場合であれば、備考欄に記載する事ができます。
中退を経験した場合は事情が異なり、法律で定められた学校を退学しているため、学歴の一部として明記しなければなりません。ただし、そのまま中退した旨だけを記入するのではなく、理由も書き添えておくと採用担当者も理解してもらえるでしょう。

イマ就活生に大人気のサービス5選!!

49b979ee05328c40

国内最大級のキャリア情報プラットフォーム、キャリアパークの公式アプリが登場!

就活生必見のお役立ち情報が満載!

関連コラム

このコラムに近いイベント

おすすめの就活イベント