2017年06月05日(月) 更新

グループディスカッション(GD)とグループワーク(GW)の対策方法

グループディスカッション(GD)の目的って!?

グループディスカッションの対策を紹介する前に、企業が参加者にグループディスカッションをさせる目的をしっかり把握しておくのが大切です。

それでは対策の前に、企業がグループディスカッションを行う目的を紹介します。

仕事の向き不向きを評価する目的で行っている

選考者は参加者1人ひとりの特徴をしっかりと見極め、どのような仕事に向いているのか(いないのか)を的確に評価したいと考えています。

グループディスカッションを行う目的は、 このような目的で行われていると頭に入れて、グループディスカッションに臨みましょう。

対策:議論では建設的に結論を導き出す立ち回りをする

企業がグループディスカッションを行う目的はお分かりいただけたと思います。

続いて、下記に企業がグループディスカッションで参加者のどのような部分を重点的に見ているかを紹介します。

グループワーク(GW)ではどこを見られる!?

グループワークはその名の通りチームで成果物を作り上げるための共同作業となります。したがって前述のグループディスカッションの目的に加えて下記のポイントを重点的に見られます。

【企業が見ているポイント】
■行動力があるか
■相互援助のための働きかけができるか
■成果のための手順組み立て能力
■ものづくりの技術的センス
などが評価目的に加わります。

以上のポイントを見られるとしっかり頭に入れた上で、グループワーク対策を立てる事が大事です。

対策:積極的に「関与する」という心がけの気持ちで臨む

そのためチームのためのより積極的な「関与」を心がけるようにしましょう。
相互援助のための働きかけについては、「Aさん、Bさんの作業が大変そうなので手伝ってあげてくれませんか。」などの声掛けは立派なリーダーシップとして評価されます。

対策:自分が関われる事を見つけ早めに動く

他のメンバーが忙しそうにしているのを見ているだけになる事がないように、「自分が関われる事」を早めの段階で見つけるようにしましょう。

グループワーク(GW)・グループディスカッション(GD)で特に注意すべきこと

グループワーク・グループディスカッションの目的や、企業がグループワーク・グループディスカッションを行なわせる際にどこを重点的に見ているかを紹介してきました。紹介した内容をもとに、しっかりとグループワーク・グループディスカッションの対策を立てておきましょうね。

それでは最後に、グループワーク・グループディスカッションどちらにおいても、重要なことを紹介します。

参加者に"問題児"と呼ばれる人物がいる場合がある

グループワーク・グループディスカッションの参加者には始めから自分がリードを取って、自分のペースで進めたがる人や、課題に対して明らかにピントがずれた発言や行動をする言わば「問題児」がいるものです。

場合によっては選考側で意図的にそのようなメンバー配分をするケースもあります。グループワーク・グループディスカッションでこのような人物が参加者の中にいた場合は注意が必要です。

冷静にチームの目的を確認しながら行動する

そのような場面ではケンカ腰になるのではなく、冷静にチームの目的を確認しながら、その成果のために行動できるかが評価されます。

限られた時間やストレスの中で「チームの利益のために行動する」姿勢を示せたとしたら、たとえ成果物の出来栄えがパッとしなくてもあなたの行動が高く評価されているのです。 そのためには日ごろから共同作業にかかわる機会を増やし、その場の雰囲気になれておくのが対策といえます。

このような場面に遭遇するケースはよくあります。今のうちに対策を立てておくのをおすすめします。

グループディスカッション(GD)・グループワーク(GW)の対策は議論で建設的に結論を導き出す立ち回りをする

グループディスカッションとグループワークの、目的や対策方法について紹介してきましたが、しっかりとグループディスカッションとグループワークの対策は立てられそうです?

グループディスカッション・グループワークいずれの場合も積極的にチームに加わり自身の役割を見つけ、発言や行動に結びつける事ができていると評価されます。

スタートの段階で役割分担やタイムスケージュールを決めようと提案するのも一案です。 そうすれば自分の得意な役割をゲットしやすいメリットもあります。

選考でグループディスカッションやグループワークが実施される可能性がある場合には対策として、様々な課題を想定して予め自分の役割と行動をシミュレーションしておくと当日に落ち着いて取り組むことができます。

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