【あなたは大丈夫？】新入社員に多い「口だけ人間」の特徴と改善方法

口だけ人間の特徴は、前向き思考の自信家

まず、口だけ人間の特徴について簡単に説明しておきましょう。
さまざまな特徴が挙げられますが、特に顕著なのが「前向き思考」と「自信家」です。

・前向き思考
「言うのだけは一人前」であるためには、プラス思考でなければなりません。後ろ向きに物事を考えたり、なんでもマイナス思考をする人は、そもそも口だけ人間になれないのです。これは口だけ人間の長所と言っていいでしょう。

あくまでも学生時代に身に着けた自信のはず

新入社員の場合、職場にいる人たちはすべて先輩にあたります。
そうした人たちに対して、いっぱしの事を言えるのは、それだけ自分に自信がある証拠と言っていいでしょう。
しかし、新入社員なのですから、それは社会経験やスキルに基づく自信ではありません。
あくまでも学生時代に身に着けた自信であり、それが社会で通用する保証はまったくないのです。
つまり、多くの新入社員が持っているのは、根拠のない自信なのです。

改善方法①入社半年間は「不言実行」

さて、そうした認識を持った上で、具体的な改善方法を実践しましょう。
新入社員におすすめしたい方法は…

・「入社して半年間は不言実行を徹底する」という方法です。
自信家の特徴を持つタイプの人は、つい口先で自分をアピールしようとしてしまいがち。そこが最大の欠点だということを認識し、しっかり自戒しなくてはなりません。
「有言実行」を美徳とする若い人が多いようですが、「不言実行」をこそ、新入社員は目指すべきです。

「不言実行」を徹底してください

ポイントは、先輩や上司から教えられたことに真摯に耳を傾け、「できます」と言う代わりに体を動かすことですので、仕事の成果は口ではなく行動であげるべきものです。
「自分は何もわからない初心者だ」という自覚があれば、余計なことを口にしている余裕はないはずです。
半年間という期間を決めて、「沈黙は金」と心得、「不言実行」を徹底しましょう。

改善方法②ノートを使って一日の振り返り

口だけ人間の大きな特徴が前向き思考です。
これを使って改善するという方法はいかがでしょうか。
その思考スタイルは大いに仕事の成長に生かすことができます。
そのためにおすすめしたいのが、毎日ノートを使って一日の振り返りをするという方法。
一日の仕事で、できたことできなかったこと、覚えたこと覚えられなかったことを、細かく書き出してみましょう。そして、それを持ち前のプラス思考で分析、評価するのです。

欠点を改善しながら仕事で成長できる方法!!

こうすると、「明日何をやればいいか」「その先にすべきことはなにか」がわかってきますし、もともと物事を前向きに捉える傾向があるのですから、それを把握することで、より積極的な行動を起こせるでしょう。
また、「達者な口」を活かして、上司や先輩に仕事に関する質問をどんどんぶつけていくこともできます。それを続けていけば、誰よりも早く仕事を覚え、「口も立つけど、仕事もできる」というタイプの、できる社員になれるはず。
つまり「口だけではない」という評価を得ることができるのです。
欠点を改善しながら仕事で成長できるという、新入社員にとってはまさに一石二鳥の方法と言っていいでしょう。

社会人としての教養を身に付ける

「PDCA」や「エビデンス」などの言葉を正しく使えますか？これらは、企業で使用されることが多いビジネス用語です。内定が決まったという就活生は、入社までの間にビジネス用語について理解を深めておきましょう。そこで活用したいのが「就活・ビジネス用語集」です。IT、航空、金融、メーカーで使用される用語も紹介しています。無料でダウンロードできるため、就活が終わって入社に向けた準備を始めたいという就活生におすすめです。

2つの改善策を紹介しましたがいかがでしたでしょうか!?

以上、口だけ人間の特徴と、新入社員のみなさんのための2つの改善策をお話ししました。
おわかりのように、口だけ人間には社会人として成長するために有効な特徴が備わっています。
ですから、それを自覚し、上記の方法を実践すれば、かなり早い段階で優秀な社員になることもむずかしくありません。
「口だけ人間」から脱却するには、「口以外の力」をしっかり身につけることが肝要なのです。