2021年09月07日(火) 更新
【就活】夏場のリクルートスーツは上着も必要か|知っておきたいマナーと快適に過ごすコツ
この記事の監修者
キャリアアドバイザー
赤塩 勇太大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。
目次
夏場にスーツの上着を着ることについて就活生の反応は賛否両論
キャリアパーク会員の就活生を対象に「夏場のリクルートスーツも上着は必要だと思いますか?そう思う理由もあわせて教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- 必要。礼儀だから。
- クールビズも推奨されており必ずしも必要ではない
- もともとワイシャツやブラウスは下着だったという話を聞いたことがあるので、マナーとしては着る必要があると思う。
- いらない、効率的ではない
- 必要。だらしなく見せないためにも上着は必要だと思う
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「夏場のリクルートスーツも上着は必要だと思いますか?そう思う理由もあわせて教えてください」
就活生の皆さんからは、礼儀や見た目の印象から上着を着用しておくべきだとする意見と、クールビズが推奨されているにもかかわらず、暑い中で着用するのは非効率的だとする意見がそれぞれ挙がり、かなり賛否両論であることがわかりました。2005年からスタートしたクールビズも今では完全に定着した一方で、夏場であってもかしこまった場においては、上着を着用することも少なくありません。就活シーズン真っ盛りの夏場において、上着を着続けるべきなのでしょうか。
就活では夏でもリクルートスーツの上着を着るのがマナー
夏のクールビズが推奨されていますが、就活の場では、夏でもリクルートスーツの上着の着用は必須となっています。面接や試験会場には、必ずジャケットを着ていきましょう。就活生から嘆きの声が聞かれそうですが、スーツのジャケット着用は外せないマナーなのです。
クールビズの指示があってもスーツの上着は必須
企業からクールビズの指定を受けた場合は、どうすれば良いのでしょうか。結論からいうと、一応ジャケットを着ていった方が無難です。企業側の多くは、しっかりとジャケットを着た状態で就活生を迎えます。企業の人がかしこまった服装をしているのに、こちらがラフな服装をしているのは、マナーとして好ましくありません。移動中は脱いでおき、会場が近づいたら着ると良いでしょう。
女性の場合は上着を着ないのがクールビズにあたります。スーツの上着を着ない時は、シャツの胸元が空きすぎていないか、シャツの下のインナーの色は派手なものでないか、注意しましょう。
上着を脱ぐよう指示される場合に備えてシャツは長袖を着用する
説明会などの会場で企業の担当者から、「暑いから上着を脱いでもかまいませんよ」と指示されるケースあります。このようなときに備えて、真夏でもジャケットの下には長袖のシャツを着ておきましょう。就活では夏でも長袖のシャツが基本です。男女ともに、半袖のシャツはマナー違反となりますので、注意しましょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。
移動中は上着を脱いでもマナー違反にならない
夏の炎天下の中、リクルートスーツの上着を着て歩くのはつらいものです。就活中に熱中症にかからないためにも、移動時はジャケットを脱ぎましょう。スーツの上着を脱いで移動することは、マナー違反ではありません。
スーツの上着を脱ぐだけでもだいぶ涼しくなりますし、移動中の汗が上着にしみこむのを防ぐことができます。さらに移動時には、ネクタイを外してもかまいません。
上着はシワがつかないよう腕にかけて持ち歩く
移動中に脱いだリクルートスーツの上着は、シワがつかないように腕にかけて持ち歩くのが正解です。就活の説明会や面接に行く時は、会場の最寄り駅で上着を着用するのがベストです。
また、ジャケットを着用する時には汗をかくので、冷房のきいた場所で羽織ってください。ネクタイのゆがみやシャツのシワを直すために、スーツの全体がわかる鏡の前で着用できると、さらに良いです。
夏の就活では通気性や冷却効果のある下着の着用がおすすめ
夏の暑い時期の就活を乗り切るために、通気性や冷却効果のある下着や肌着の着用をおすすめします。ワイシャツの下に夏用の機能性下着を着ることで、体感温度を下げたり、ワイシャツを通して上着に汗がしみるのを防ぐことができます。また、屋外から屋内に入った時は、冷却スプレーや制汗剤でワキを冷やすと、汗が引きやすくなります。
夏用のリクルートスーツを購入するのも方法のひとつ
他にも方法はあり、夏用のリクルートスーツを買うのもおすすめです。実はスーツにも普通の服と同じように、春夏用と秋冬用があります。裏地や表面のつくりが異なるのです。一般的なリクルートスーツは、どちらかというと秋冬用に近い素材や作りになっているため、湿気や熱がこもりやすいといえます。
就職後は夏用のスーツも必要になりますので、就活の間に春夏用のリクルートスーツを1着買っておくと、暑い夏の就活も乗り切れるでしょう。
キャリアアドバイザー|赤塩 勇太
リクルートスーツは1着予備を持っておくことをおすすめします!
リクルートスーツは最低でも2着持っておくほうがいいでしょう。たとえば1着が汚れたり、シワになったりして面接などに着用できる状態でなくなった際に、もう1着あるとすぐさまクリーニングに出すことができるからです。就活が本番化するにつれてスーツを着用する機会が非常に増えますので、予備の1着があると安心です。
大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。
夏の就活ではクールビズの指示があってもリクルートスーツの上着を持っていくのがマナーなので通気性のいい下着などで暑さをしのごう
夏の就活におけるリクルートスーツの上着マナーについてご紹介しました。暑い中、リクルートスーツを着て動き回るのはとても大変です。
冷却スプレーなどの便利グッズを活用するなど、工夫をすることでリクルートスーツの上着の不快感を緩和させることができます。夏の就活を機に、夏用のリクルートスーツを購入することもおすすめです。
リクルートスーツの上着を脱いで移動する時は、上着にシワがつかないように、持ち方に注意してください。また、一日着たジャケットは汗を吸いこんでいます。帰宅したら、通気性のよい場所にかけておきましょう。
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