エントリーシートでの資格の正しい書き方【運転免許・英検】

この記事の監修者

キャリアアドバイザー

赤塩 勇太

大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。

エントリーシートの書き方～運転免許～

■調査方法:メールを配信して学生にアンケート
■調査日時:2017年1月26日（木）～1月29日（日）
■調査元: ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の大学生・院生
■有効回答数：438人
■質問内容：「持っている資格をエントリーシートに書くときに資格名の表記で悩んだことがある」

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「持っている資格をエントリーシートに書くときに資格名の表記で悩んだことがありますか？」という質問に対して、63.5%の人がYes、36.5%の人がNoと答えました。（2017年1月時点、キャリアパーク調べ） 資格は通常、略されて認知されていることが多いため、いざ正式名称を書くときにどんな名前で書けば良いのかわからなくなってしまいますよね。実際半分以上の就活生が履歴書に書く資格の名称で悩んでいます。では資格によってどのような正式名称があるのかを紹介していきますので見ていきましょう。

この資格時代に資格をあまり持っていないという人だって少なくありません。ですが、資格を持っていない人も持っているのではないかと思われるのが運転免許です。運転免許についても、もちろんエントリーシートの資格欄に記入する事は可能です。ただ「運転免許所有」という書き方をして良いのでしょうか。

運転免許は”普通自動車第一種免許取得”と記載する

答えは違います。運転免許というのは俗に呼ばれている言葉であり、エントリーシートの書き方は「普通自動車第一種免許取得」です。

この普通自動車第一種免許というのは一般的な免許のことを言うので、それ以外に大型車の免許を持っている方は、「大型自動車免許」などとさらに記載するようにしましょう。ちなみに、わざわざオートマ限定などと書きこむ必要は特にありません。

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エントリーシートの書き方～英検～

最近はやはり資格が増えて来て、あまり通称で呼ばれるような資格が無くなってきたかなと感じます。運転免許と並んで、今までよく持っている人がいたなと思われる資格が英検です。

今ではTOEICにその座を奪われてしまった感じがしますが、小さい頃に受けさせられたなんて人もいるのではないでしょうか。

英検は”英語検定○級取得”と記載する

この英検、そのまま「英検2級」と書いても良いと思うのですが、英検の正式名称は「英語検定」です。ですから、エントリーシートにも「英語検定2級取得」と書いた方がきれいにみえます。

運転免許のように違いは無いので簡単ですよね。また、英検を持っていても、準2級(現在はこの級はない)以下の場合は一般的に考えて記載しない方が良いです。

エントリーシートに書く内容に自信がない人は

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エントリーシートの書き方～その他の場合～

英検、運転免許と並んで一時期人気だった資格があります。今も漢字が好きな方はどんどん取っているであろう漢検です。これも正式名称は分かると思いますが、漢字検定です。

「漢検1級」と書いても良いですが、「漢字検定1級取得」とした方が立派な印象を抱きますし、きちんとしているなと相手に思わせます。

分かりにくい資格や免許は相手のことを考えて記載をしよう

また、教員免許もエントリーシートに記載する際の正式名称は「高等学校教諭一種免許状」などと記載しますが、エントリーシートを見て、パッと教員免許かと結びつけられる人も少なくなってきているかもしれません。
ですから、これはカッコして(教員免許)とエントリーシートに書いてあげると、相手のことを考えて書いているので良い印象を抱くでしょう。

エントリーシート(ES)に英検資格や運転免許を記載する際の書き方は正式名称にしよう

本ページでは、運転免許・英検などの資格をエントリーシート(ES)に記載する際の書き方について紹介しました。エントリーシートの、免許や英検などの資格欄は、正式名称と呼称が異なるものがよくありますから、いきなりエントリーシートに書き込まず、正式名称をチェックしてから書きましょう。
エントリーシートで、英検などの資格を書き込むことは、自己PRになりますので、間違えないようにしっかり記載しましょう。

キャリアアドバイザー｜赤塩 勇太

読みやすさ、分かりやすさを意識して作成する

書類記載ルールの目的は採用担当者側の確認時間を減らすことです。読みやすさ、分かりやすさを意識して記入していくとストレスを与えることのないエントリーシートが作成できるでしょう。