2019年09月24日(火) 更新
【経験・体験談】ブラック企業で起こっている具体例まとめ
目次
経験・体験談①:終電などは当たり前!心身が辛い過重労働
ブラック企業では、就業規則があってないようなものといえるでしょう。以下は、ある女性が経験した体験談から見た、その具体例です。
■面接のときは、「弊社の就業規則は9時から18時です」といわれていたのに、実際会社に行くと社員は8時から出勤しています。帰りも終電ならまだ早い方で、日付けが変わるのが当たり前でした。
■上司や先輩が仕事をしている気配は一切なく、先に帰る様子もないです。そうして周りの帰る気配がないので、新入社員も堂々とは帰れなくなってしまいます。しまいには仕事が終わらないという理由で休日勤務もして、土日もほとんど休みが取れなくなりました。
これらの具体例は、まさに就業規則違反が目立つブラック企業のものといえるでしょう。「過重労働」という言葉が最も当てはまるのが、ブラック企業ともいえるのです。
22時を越えても明るいのはブラック企業の可能性が高い
このような事態に陥ってしまう最も原因は、過重労働による慢性的な人手不足です。せっかく入社してきた社員がすぐに辞めてしまうと、残っている社員にしわ寄せがきてしまいます。こうなってしまっては、負のスパイラルに陥るでしょう。
また、会社側が戦略的に残業をさせている企業もあります。特に必要はない「仕事」を、無理に課しているのです。就職が決まった会社がブラック企業かどうか判断するまとめとしては、「内定が決まった後に就業規則が守られているか」が大事です。
わからないのなら、夜に外から会社を見てみましょう。普通の会社において、22時を越えても明かりが付いているようなら、ブラック企業の可能性は高いです。
経験・体験談②:安月給は当たり前!仕事に対する酷い待遇
では、ブラック企業における待遇面の実態はどのようになっているのでしょう。残業代がでないのは当たり前として、もっと酷い待遇をするブラック企業の具体例をまとめました。
■入社時は月収18万円で残業代や手当てでプラスされると聞いていました。それにも関わらず、毎日朝から日付けが変わるまで仕事をして月給18万円です。しかも休みもボーナスもない状態となり、苦痛でしかありません。
■厚生年金や雇用保険が未加入な上、面接時には「給料も定期的に上がって行くし、手当てや、福利厚生もしっかりしている」と言われていました。しかし、入社後は1枚の書類も出てこず、上司に言うと逆にものすごい顔で怒られます。そして有給や休みもとれるはずがなく、取ろうものなら上司や先輩から物凄い白い目で見られるのです。
これらのブラック企業の意図は1日中休む間もなく仕事をさせることで、辞めるタイミングや転職を阻止する目的があるといえるでしょう。
労働契約書や入社承諾書がないのはブラック企業の可能性が高い
ブラック企業が酷い待遇を行うのは、ズルズルと仕事をさせて、仕事を辞めるのを考えさせないよう洗脳するためです。一般的な企業では、内定後や入社する前に労働契約書、もしくは入社承諾書を渡されます。これが渡されない、もしくは確認しても「ありません」といわれるようであれば、ブラック企業の可能性があるでしょう。
経験・体験談③:パワハラは当たり前!耐え難い社内の状況
ブラック企業においては、社内の雰囲気も陰湿です。ブラック企業の陰湿な雰囲気を、体験談からまとめていきます。
■新入社員にはミスが無くても些細な事で厳しく叱責します。そうする事で、経営者や上司は怖いと刷り込ませ、口答えをできなくしているのでしょう。
■最初に劣悪な社内の雰囲気に慣れさせられます。その上でたまに褒めてあげたり、ランチをおごるのです。日頃から厳しくしておき、たまに褒めることで、自分は認められていると思いこませるのです。
■古株の社員には、いきなり新入社員の前で怒鳴りつけ、権限を剥奪したり無視をしたりします。年齢や経験が高くなれば、それだけ給料を上げなければいけません。そうならないように、3~5年で自主退社に追い込んでいくのです。
費用を少なくするために社内の雰囲気をコントロールして、社員の退職時期などを決めるのです。これはブラック企業ならではといえるパワハラの方法でもあるでしょう。体験談の中でも、群をぬいて生々しい経験だといえます。
離職率を聞いた際に返事を拒むのはブラック企業の可能性が高い
このようにして、ブラック企業は少ない給料で会社を経営していこうとしています。社内の雰囲気は、入ってみてからでないとなかなかわからない部分が多いです。この点については、社員が入社してからの3年間の離職率を聞くか、ベテラン社員は何年程働いているのかを聞くことで推測できます。もし、返事を曖昧にしたり拒むようであれば、ブラック企業の可能性が高いでしょう。
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どの体験談でもブラック企業はまず好待遇を示してくる
以上のブラック企業の体験談にある共通点は、「最初といっていることが違う」という点です。どのブラック企業も入社する前までは易しく良い待遇を伝え、魅力としてアピールしています。しかし、それを信じて入社した結果、態度が豹変してブラック企業へとなってしまう具体例が、体験談には多いといえるでしょう。ですのでその企業の人の言葉を過信せずに、自分の力でブラック企業かどうかを判断しなければいけません。そしてそのためには、こういった体験談を知っておくべきなのです。
ブラック企業での体験談を基にした具体例は「過重労働・酷い待遇・悪い社内状況」
以上、ブラック企業で起こっていることの体験談から見れる具体例を、まとめてご紹介いたしました。もちろん、誰しもが望んでブラック企業で働きたいとは思わないでしょう。ブラック企業で働けば散々こき使われて、肉体的にも精神的にも使い捨てにされてしまいます。
ですので、ブラック企業を経験した人の体験談を基に、そういった企業に就職しないようにしっかりと確認しておきましょう。
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