2019年11月21日(木) 更新

履歴書において自分の能力を上手く書く3つのポイント

履歴書の能力はこう書く!!①コミュニケーション力編

現在、企業が応募者に求める能力として重要なものの一つに""コミュニケーション能力""があります。
コミュニケーション能力、たしかに重要なのですが、いまいち具体的ではありません。
それに、もはや""コミュニケーション能力""という言葉事態、使い古された、退屈なワードとしての印象が強いです。
ただ「コミュニケーション能力があります」とだけ書いたのでは、まったく印象に残りません。
もし、履歴書でコミュニケーション能力をアピールするのなら

・コミュ力を発揮し、問題を解決した""エピソード""を書く

このポイントが重要です。

典型的な例としては

・「私は学生時代、○○で~」という書き出しから始まる

これの○○に入るのは部活であったり、ボランティア活動であったり、ほかにも何かリーダーシップを発揮した事柄なら何でもOKです。

自分の体験なども盛り込みエピソード風に書くと◎

こういった書き出しを使えば、
「私は学生時代、老人ホームでのボランティア活動で、世代間でのコミュニケーションギャップを感じ、その問題に挑戦しました。その際に将棋や囲碁などのボードゲームで交流し、お年寄りの方々との親交を深め、ボランティア活動でのコミュニケーション能力の重要性を知りました。
体験を通じて得た""人と人の間に絆を作る""能力は業務を行う上でも重要なものだと存じます。また、""人と人の間に絆を作る""能力を貴社で発揮し、円滑な業務の遂行に貢献していきたいです」
というアピールができます。
これはほんの一例ですから、上記を参考に自分だけのオリジナルなアピールを考えてみてください。自己PRは自分の言葉で、オリジナリティがあるものが好印象です。

履歴書の能力はこう書く!行動力編

行動力も、企業が求める能力の中で重要な位置を占めています。
しかし、これもまた使い古された言葉で、具体性もありません。
ただ行動力があります!と書いたのでは、まったく相手にされないでしょう。
行動力編でも重要になってくるのが""エピソード""です。
ここでポイントとして改めて言っておきますが""エピソード""の力は偉大です。
言葉に説得力を持たせるには、背景にある物語が無ければいけません。
この際に重要になってくるのが

・自身の能力を偽らない
・"言葉の言い換え"を駆使する

この二つです。まず嘘をつくのはいけません。
当たり前の事ですが、誠実な人間である事が重要です。

細かなテクニックが重要なので覚えておこう↓

そして""言葉の言い換え""はつまり、コミュニケーション能力ならば""人と人の間に絆を作る""という、ある種のキャッチコピーのように、人の心を掴む言葉に変換してしまうテクニックです。

このようなテクニックを駆使すれば、使い古された""コミュニケーション能力""という言葉も、なんだか人の暖かみ、純粋な人間関係の構築、のような、耳障りのよい言葉に変身してしまいます。
もちろん、今回の行動力編でも大いにテクニックを使っていきます。
例えば
「私は学生時代、剣道部に所属し、人が嫌がる事を率先してやるように心掛けました。道場の掃除から、備品の清掃、部活が終った後に顧問の先生の雑用を手伝うなど、地味な作業かもしれませんが、コツコツと積み重ねてきました。その結果、努力が身を結び、部活の人間関係が良好になり、それが学業にもよい影響を与えました。また、これらの経験から""体を動かして信頼を構築する""能力が身に付きました。こういった能力を使い、貴社に貢献できる人材になりたいです。」

こんな具合に、行動力を""体を動かして信頼を構築する""能力と言い替えるのです。
どうでしょうか。なんだか、誰も持っていない特別な能力に見えませんか?
履歴書で能力をアピールするには、細かなテクニックが重要となってきます

履歴書の能力はこう書く!責任感編

能力もまた、社会で重要視されています。どうアピールすればよいでしょう。
ここまでは言葉の言い換えとエピソードを駆使して、ありきたりな長所を人の目に留まるように変身させてきました。
責任感編でもそれらのテクニックは使うのですが、ここでもう一つあるテクニックを追加します。
それは

・短所を入れる

という事です。なんだか在り来りですが、ここでこの""短所""にも""言い換え""のテクニックを使います。
つまり、実際は短所として履歴書に書くのですが、エピソードの中でその短所もまるで長所のように、実際は短所なのですが、なぜか悪い印象を与えず、短所にもきちんとスポットライトを当てるのです。
もちろん、嘘は絶対に書いてはいけません。
もし誤魔化せたとしても、結局はその場凌ぎですから、注意してください。

短所にもきちんと役割を与えるのは印象を大きく変える

以下に例を書きます。

「私の長所は、""与えられた問題を投げ出さず、粘り強く挑戦する""事です。学生時代、私は居酒屋のアルバイトをしていました。
はじめは慣れない仕事であまりやり甲斐も感じられず、私の短所である""人に頼らず何でも自分でしてしまう""のが裏目に出てしまい、仕事でのミスも増え、もうこのアルバイトも辞めてしまおうか、と一瞬考えました。しかし、私はこれまでの人生で""与えられた問題を投げ出さず、粘り強く挑戦""し結果を出してきました。そこで、一端は辛抱し、短所である""人に頼らず何でも自分でしてしまう""所を改善し、先輩や同僚にアドバイスをもらいながら、黙々とアルバイトに取り組みました。その結果、私もなんとか一人前に仕事ができるようになり、短所も完璧ではありませんが、克服しました。この経験を貴社で生かし、たとえ困難な業務でも投げ出さず、粘り強く皆様と一緒に挑戦していきたいと思います。」
この例のように、短所にもきちんと役割を与えると、長所がより引き立ちます。

履歴書は基本的なルールやマナーを守る

履歴書を作成する際は、誤字脱字に気を付けること以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。無料でGETできるので、履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。実際に履歴書を作成する際のお手本としても、持っておいて損はありません。

章の書き方でこのように印象が違って見えるからこそ

最後までこの記事を読んで頂き、ありがとうございます。
如何がでしたでしょうか。
一見、在り来りな長所、能力でも文章の書き方でこのように印象が違って見えます。
ぜひ、この記事のテクニックを使って履歴書を書き、自分の能力をアピールしてください。
この記事が皆様のお役に立てば幸いです。

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