2020年06月25日(木) 更新

就活の自己PR術!作文形式で原稿用紙に書く際のポイント3つ

就活で自己PRを作文形式にして書く場合もある

企業によっては、自己PRを原稿用紙で作文形式にして提出させるところもあります。就活をするうえで、どのような提出方法を求められても大丈夫なように、常に備えておかなければなりません。

とはいえ、原稿用紙に書かせるといっても多くて2枚(800文字程度)でしょうから、そこまで気に病む必要はありません。では、どういった点に注意して原稿用紙に書いていけばよいのでしょうか?

就活の自己PR作文でのポイント①:読む側の立場を考える

就活で原稿用紙に自己PR作文を書く際の注意点をみていきましょう。最初に気に留めておきたいのは、あくまでも読む側を意識した書き方です。したがって、まずは読み手が読む気になるような作文を心がけなければなりません。
原稿用紙に作文形式で自己PRを書く際に大事なのは、字を読みやすいかどうかです。これは、特別上手な字でなければいけないということではなく、丁寧に書かれているかどうかが大事だといえます。

「丁寧」「文字の大きさ」「筆圧」を意識しよう

基本的に気をつけるべきであるのは、下記の3つです。

・丁寧に書かれている字
・文字の大きさは均一で小さすぎない
・文字が薄くなく、見えやすい字

特に就活で応募者が多かったりする場合は、これだけで原稿用紙に目を通してももらえない場合があり、せっかく良い自己PR作文であっても伝わることなく落とされてしまう可能性があります。
また、読み手が年配や老眼の人である場合もあるので、配慮が必要です。

就活の自己PR作文でのポイント②:原稿用紙のルールを守る

作文で最も重要なのは、自己PRの内容です。
しかし、あえて原稿用紙を指定されているのであれば、原稿用紙での基本的なルールを守るのが大切です。基本的な原稿用紙のルールというのは、下記になります。

・文章の一番始めとなる1マス目は空ける
・句読点は1マス分を使うが、行頭に来る場合はその前の行の最後のマスの文字と一緒に入れる
・「々」が行頭に来る場合は、「々」を書かずその前の文字を書く(例 人々の場合、人)

通常の作文と就活の自己PR文の違いを押さえる

就活の自己PR文は学校などで書く作文とは違うものなので、会話文による鍵括弧は極力避けるのが無難です。しかし、どうしても使用する場合には、閉じる方のカッコは読点とセットにして1マスとしましょう。

また、就活の自己PR文については会話文に改行をする必要はありません。

就活の自己PR作文でのポイント③:長所だけを並べない

最後に、就活の自己PRの内容についてです。自己PRとはいえ、自分自身の長所をただ単に並べただけでは説得力に欠けてしまいます。ですから、これまでに学んだことや興味を持ったことを説明し、それを通じて身に付いた能力や特性などを具体的に文章にしていきましょう。

長所をメリットにつなげるように書く

全体的な内容としては、「自分はこうである」という形で、完結させるのではなく、「自分のこの長所が会社にとってこのようなメリットにつながると思う」というように自然と伝わるような内容にするのが理想です。

もしも作文が入社試験ではなく、履歴書同様に自宅での課題となる場合には、最初の段階では箇条書きにしていき、その後で原稿用紙2~3枚分に文章化し、内容を吟味しながら指定数にまとめてみると良いでしょう。また、完成した作文は、身近な人に見てもらい、添削してもらうと良いですよ。

自己PR作成に役立つジェネレーター

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

就活で自己PRを原稿用紙に作文するときは「読み手への意識・ルールの厳守・長所だけを並べない」が大事

就活で原稿用紙に自己PR作文を書く際の注意点についてみてきました。通常の就活面接では、内容以外に姿勢や口調、言葉遣いも重視されます。同じように、作文についても内容以外の部分で判断されます。原稿用紙による就活の自己PRの作文は、文章化した面接と同様であると意識して臨みましょう。

イマ就活生に大人気のサービス5選!!

国内最大級のキャリア情報プラットフォーム、キャリアパークの公式アプリが登場!

就活生必見のお役立ち情報が満載!

関連コラム

このコラムに近いイベント

おすすめの就活イベント