2016年11月25日(金) 更新

【グループディスカッション対策】おさえておくべき出題形式4パターン

グループディスカッションは対策が大事

グループディスカッションは、ぶっつけ本番というイメージがあり、「事前に対策なんてできる?」と思う方もいるかもしれませんが実際には大きく分けて4パターンのスタイルがあり、どのパターンがくるかにより、対策が取れるようになります。

グループディスカッションの出題形式は4パターン

グループディスカッションの出題形式は主に以下の4パターンに分けられます。
1:自由討論型
2:優先順位(インバスケット)型
3:ディベート型
4:ケーススタディ型

どの企業の就職試験であっても、グループディスカッションはほぼ、この4パターンのどれかに当てはまります。逆を言えば、この4パターンの形式と内容を把握しておけば、どういった内容で進行するか、流れが掴めるのでいきなり出題され、プレッシャーで頭が真っ白に…という最悪の事態を避ける事が可能です!

4パターンそれぞれの形式の内容と例

それでは自由討論型、優先順位(インバスケット)型、ディベート型、ケーススタディ型のそれぞれの形式の内容を把握していきましょう。

■自由討論型■

ある普遍的テーマに沿って、自由にディスカッションしていく形式です。(例…育児と仕事の両立を可能にするにはどんな職場作りが必要か?)
テーマについては、企業側が用意するケースと、グループ側で決めるケースがあります。また、企業によっては出題テーマがその企業の専門分野から出される事もあります。

■優先順位(インバスケット)型■

これは名前のとおり、ある複数の候補の中から、優先順位を決めていく、あるいは最優先の候補を一つ選出するための議論になります。(例…自社製品の中国マーケット進出に向け、一番の主力製品として売り出すなら、この中の製品のどれにするべきか?)

■ディベート型■

こちらも名前の通りですが、二つグループに分かれディベートします。(例…少年法は必要か?)
ディベート型は相手を論破するだけの説得力ある話ができるかをまず、問われます。

■ケーススタディ型■

こちらは、与えられた議題の問題解決を行うための最善の方法を、数値データや前例等、具体的な理由を元に導き出すための議論です。(例… a社の製品よりb社の製品が若い世代の購入者が少ない原因は何か)

グループディスカッションで面接官はここを見ている!

さて、グループディスカッションにパターンがある事は分かりましたが、それでは面接官は何を見て評価するのでしょうか?各パターンごとにまとめました。

■自由討論型■

この4パターンの中では、最も就職試験で多いのが自由討論型だと思われます。テーマに沿って話し合うだけなので、一番簡単に見えがちですが、その分中身のある発言が求められます。例えば、ケーキを食べた感想が「美味しい」だけではなく具体的な感想が述べられる人が評価されます。

■優先順位(インバスケット)型■

話し合いにより、候補を選出するのが目的ですので、最後まで水掛論を繰り返すようだと「この人は会議をしても長引かすだけで結論の出せないタイプだ」と、マイナス評価になりかねません。ある程度候補が絞れたら、投票にする等、あらかじめルールを作っておく事も大切です。

■ディベート型■

この4パターンの中では最もシンプルです。相手チームを論破する説得力がある人ほど評価されやすい傾向にあります。しかし、大声で相手を制したり、相手が主張している途中で横から反論を始めるのは論破ではありません。あくまで会話の内容による説得力が問われます。

■ケーススタディ型■

ケーススタディ型は、場合によっては自由討論型よりも出る事が多いパターンの一つです。問題が起きた原因を把握する力があり、数値データ等根拠のある理由を含めた解決策を提案する力を持つ人材を企業側が必要とする所以です。

形式とパターンをおさえてグループディスカッションを攻略しましょう!

今回はグループディスカッションの出題形式の4パターンについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?それぞれの内容や流れが想像できるようにしておくと冷静に対応できるようになるため良いでしょう。グループディスカッションの題材を聞いた瞬間にどのパターンかさえ分かれば、あとは対策を頭に入れて挑むだけです。

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