2020年06月25日(木) 更新

履歴書の志望動機に「地元/企業への恩返し」を書くコツ

志望動機に「地元・企業への恩返し」について記入する就活生はいる?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「志望動機に「地元・企業への恩返し」を記入することはありますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • ない
  • いいえ
  • ある
  • できることを探す
  • わからない

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「志望動機に「地元・企業への恩返し」を記入することはありますか?」

就活生の多くは、志望動機に「地元・企業への恩返し」を記入することはあまりないということが分かりました。しかし、「ない」という意見がある一方で、「ある」「できることを探す」など、実際に何ができるかを模索して記入している就活生もいるようです。
そこでこちらの記事では、履歴書の志望動機に「地元・企業への恩返し」に関する内容を書くコツを紹介します。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

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志望動機に含まれる「恩返し」は一体どこへ向けてなのか?

慣れ親しんだ「地元への恩返し」

「恩返しがしたい」、それ自体は、大変尊い気持ちであり、人としての素晴らしさが伝わるフレーズでしょう。履歴書で使う際に、どのような形で使われるかが多いかと言うと、「地元へ恩返ししたい」というものが多いようです。確かに生まれてからの長い間を過ごした地元に対しての感謝の気持ちから、「地元へ恩返ししたい」という志望動機に結びつくのも納得できるでしょう。

愛着がある「企業・母校・病院への恩返し」

例えば昔から食べている食品や、好きな洋服のブランドであったり、出身校、お世話になった病院など、愛着のある企業へは「恩返ししたい」という気持ちも芽生えますよね。そういった理由から、「御社へ恩返ししたい」ということを志望動機として、履歴書に書くこともあるようです。
企業としては、一人のお客様・生徒・患者であり、ありがたいことではあると思いますが、履歴書の志望動機の書き方としては果たして有効なのでしょうか。企業側のイメージを探っていきましょう。

「志望動機=恩返し」の企業側のイメージ

ただ「恩返ししたい」だけじゃ何も伝わらない

履歴書に「地元に恩返ししたい」「育ててくれた母校に恩返ししたい」とだけの志望動機を書いたとしても、そのような抽象的な表現では、ハッキリ言って採用担当者には響きません。
これは「恩返ししたい」という言葉に限ったことではありませんが、使い古された印象のあるフレーズは、抽象的な書き方ではマイナス印象になり得ます。

では、「恩返ししたい」というフレーズを有効活用する書き方のポイントを学びましょう。

「恩返ししたい」と思った具体的理由を明記する

「恩返ししたい」という一言で感謝の気持ちを持っていることは伝わっても、心からの熱意は相手には届きません。「恩返ししたい」とまで思ったからには、それなりの具体的な理由が存在するはずです。
「恩返ししたい」という志望動機自体に斬新な響きはありません。よって、抽象的な書き方は控えましょう。より具体的なエピソードを盛り込むこと。これが1つ目の有効的な書き方のポイントです。

どのように「恩返しできるか」を明確にアピール

そして、2つ目の有効的な書き方のポイントは、「どのような恩返しができるか」を分かりやすく相手に伝わる言葉で盛り込むこと。これは、自分の強みをアピールすることでもあります。
自分のこのような能力や強みを生かして、「恩返ししたい」というふうに、こちらも抽象的ではなく、具体的なアピールをすることがポイントです。
この2つのポイントを踏まえれば、「恩返ししたい」という聞き慣れたフレーズであっても、有効的な志望動機となるでしょう。

履歴書の志望動機で「恩返し」を使う有効な書き方は「具体的」がポイント

履歴書の志望動機に「恩返ししたい」というフレーズを活用する場合、書き方を注意しないと相手に響かない、志望動機になってしまう可能性も大いにあります。
有効に使うポイントは「具体的な書き方にすること」。あくまでも「恩返ししたい」というフレーズは添え物程度に考え、主役はなぜ恩返ししたいと思ったか、どのような貢献をして恩返しができるのかという、具体的な内容にすることです。このような点を注意すれば、ありきたりな「恩返ししたい」とは一味違った志望動機となり、採用担当者の心にもきっと響くでしょう。

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