2020年06月30日(火) 更新

【紹介予定派遣の面接で多い質問と適切な答え方】当日に迷いがちな服装についてもご紹介します

紹介予定派遣はあまり学生に知られていない

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「紹介予定派遣という言葉を聞いたことがありますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • ない
  • ない
  • ない
  • ないです
  • 聞いたことない

※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「紹介予定派遣という言葉を聞いたことがありますか?」 紹介予定派遣は学生からはほとんど知られていないということがわかりました。紹介予定派遣は正社員になることを前提とした派遣であるため、正社員を目指しつつもなかなかうまく行かない場合、ひとつの有効な手段といえます。この記事では紹介予定派遣の面接で多い質問と適切な答え方について説明していきます。

紹介予定派遣の面接でよくある質問①:「なぜこの形態を選んだのか」

紹介予定派遣の面接でよくある質問のひとつが、「どうして予定派遣を選んだのか」です。一般的には、正社員のほうが待遇面や福利厚生面で優れている場合が多いでしょう。それなのになぜ紹介予定派遣を選んだのか、そこを質問されます。特に若い人や男性の場合、企業側としては「どうして就職活動をせずに予定派遣なのだろう?」と思うわけです。

「ミスマッチを防ぐため」など前向きな回答を心がける

この質問をされたら、「就職活動がうまくいかなかったから」などというような後ろ向きの回答は避けて下さい。「自分はあえて紹介予定派遣を選んだのだ」という前向きな答えを用意しましょう。
たとえば、「就業してからの、私の希望と業務のミスマッチを防ぎたかったからです」や「実際の業務内容を確認して、また御社の方にも私という人間をよく知っていただいた上で雇用していただきたかったからです」というような回答が良いでしょう。

紹介予定派遣の面接でよくある質問②:「職歴について」

紹介予定派遣の面接でよくある質問のふたつ目が、ブランクや就職経験のない点、または前に勤めていた会社を退職した理由です。応募先企業としては、正社員として雇うことを視野に入れて面接を行うので、なるべくリスクのない人材を採用したいという気持ちからこのような質問が多くなるのでしょう。

「スキルを活かしたいから」などの前向きな回答をする

ブランクの理由が「遊びたかったから」や「引きこもっていたから」では、企業はあなたを雇うのを躊躇してしまうかもしれません。本当はごろごろ過ごしていただけであっても、面接の質問には「語学研修に行っていた」や「夢を追いかけていた」というような前向きな答えをしましょう。
退職理由も同様で、「人間関係が嫌になり」とは答えず、「自分のスキルを活かせる仕事をしたいと思い」というように答えてください。

「質問はありますか?」と聞かれた時は気になる点を聞くといい

紹介予定派遣の面接では、逆に「質問はありますか?」と聞かれるケースがあります。その際、「ありません」と答えてもいいのですが、実際には気になることがたくさんあるはずです。そのような疑問を解消するためにも、積極的に質問してもいいでしょう。「質問はありますか」という問いに対して色々聞いたとしても、マイナス評価にはなりません。「この人は真剣に考えているのだな」と思われれば、プラスの評価につながるでしょう。

給与や仕事内容に聞くのが一般的

では、どのような質問をすれば良いのでしょうか。一般的には、以下のような質問をするケースが多いです。

・仕事内容
・必要なスキル
・給与
・残業の有無
・休暇取得について
・職場環境

あまり聞きすぎると、「この人は何も調べていないのか?」と思われる危険もあるので、あまり質問しすぎるのも良くないかもしれません。

企業への質問を準備しておく

逆質問を考えるのが苦手という就活生は多いと思われます。そこで活用したいのが「逆質問100例」です。こちらでは、一次面接、二次面接、最終面接の三段階にわけて逆質問を列挙しています。注意点やNG例も取り上げているため、マイナスの評価を防ぐこともできます無料でダウンロードできるので、面接に備えていくつかピックアップしておきましょう。

紹介予定派遣の面接はスーツで臨むのが基本

紹介予定派遣の面接を受けるときの服装は、スーツが基本です。派遣先が工場や製造現場であっても、面接の服装はスーツが常識でしょう。紺や黒のスーツでなくてもかまいませんが、あまりに派手すぎたり、ブランドのロゴが目立つようなスーツはNGです。一般企業の面接とさほど大きな違いはありませんので、服装までしっかりと気を配って臨んで下さい。

女性はパンツスーツかオフィスカジュアル

女性の場合は、パンツスーツでも構いません。スーツを持っていない人は、オフィスカジュアルのような服装で行きましょう。シャツ・ブラウスにスカート・パンツ、ジャケットという格好です。「この服装でよいのか?」と判断に迷ったときには、その服装で職場に行けるかという基準で考えるとよいでしょう。普段はジャケットの下にカットソーを着る機会もありますが、面接のときは襟付きのブラウスを着た方がよいです。かばんや靴も、革製のフォーマルなデザインのものを持っていきましょう。

紹介予定派遣の面接では前職や経験について質問される!服装マナーでは清潔感を大事に

紹介予定派遣の面接では、あまりつっこんで欲しくないところまで質問されるケースが多いです。ですので、そのときに動揺したり、言葉に詰まったりしないように、事前に想定される質問について前向きな答えを用意しておきましょう。ブランクや退職理由などは、あまり大きな嘘をいってはいけませんが、真実をそのままを話す必要はありません。面接官を警戒させない答えにして下さい。服装は「清潔感」を意識しましょう。新しいスーツを買う必要はありませんが、しわやほこりなどは事前にチェックしておいてくださいね。

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