商船三井のインターンシップに参加するための選考と対策

商船三井のインターンシップの選考対策①：企業研究

スローガンは「世界の海運をリードするしなやかな商船三井」

船隊規模は世界一を誇る海運大手です。2014年に創立130周年を迎え、さらなる前進を続けています。海運業の中でも不定期便を得意にしているため、しなやかに世界中のグループ企業と連携できるコミュニケーション能力やリーダーシップが必要な、やりがいのあるお仕事があなたを待っています。日本が狭いと思っているあなたこそ活躍の場が広がる企業です。

IRからわかる企業情報

「通期決算説明会資料」によると、売上高は１兆5043億円となっており、営業損益は25億円、経常損益は254億円となっている。不定期専用船事業が売り上げ高の中心となっており、7442億円となっている。コンテナ船事業が次に売上高が高く、6207億円となっている。円高、コンテナ市場不振に加えて、前期に高い水準で推移した、輸送船市況が下落しており、自動車船損益が悪化している。フェリー・内航RORO船事業では熊本地震の影響があるも、需要は堅調となっている。今期よりエネルギー‐輸送事業を中心とした収益化を目指す。

商船三井のインターンシップの選考対策②：実施内容

商船三井のインターンシップでは、どのようなことが行われるのでしょうか。実際に体験できる内容を把握して選考の対策に備えましょう。

世界の舞台で働くことに興味があれば商船三井のインターンシップに参加

商船三井のインターンシップは採用選考のためのインターンシップではなく、海運業の概要を教えてもらえる貴重な場ですが、これを機に海運業も視野に就職活動しても良いと思いたくなる有意義な内容です。

5日間で海洋部門技術士の陸上勤務の内容などをみっちり学べる

日数は5日間で、とても学生に対して応対が丁寧です。最初に航海士希望と機関士希望を聞かれるのですが、カリキュラムの内容は同じです。主に海洋部門技術士の陸上勤務の内容を様々な部署の方から説明を受けるので、その時初めて海洋部門の技術士というものがあることを知った人等はその奥深さに興味が湧くことでしょう。また、研修所を見学してどんな研修があるかの説明を受けます。実際に港まで行ってコンテナ船の見学もさせてもらえるようです。

商船三井のインターンシップの選考対策③：エントリーシート

商船三井の選考におけるエントリーシートは以下の内容ですが、面接時にその内容について突っ込んで聞かれることは少ないようですが、事前に記述内容を知ってしっかり対策立てをしましょう。

・ゼミ（卒業論文・卒業研究等）の概要（250文字以内）
・クラブ、サークル、インターンシップ等、学業以外の活動について（150文字以内）
・資格、趣味、特技について（150文字以内）
・企業選びのポイント（150文字以内）
・商船三井で興味のある事業や分野とその理由（150文字）
・最も誇れる成功体験を書いてください（200文字以内）

・下記の2つの設問合わせて（600文字以内）
【1】海運業という仕事を通して自分自身の叶えたい夢
【2】上記を踏まえた商船三井の志望動機

・大学生活において下記の3つの設問合わせて（800文字）
【1】あなたが直面した難題について、いかに困難であったかを含めて具体的に述べて下さい。
【2】その難題に対して、どういった解決策を見出し、どうやって乗り越えましたか？
【3】上述の乗り越えた経験を、今、どのように活かしていますか？

・英語力（英検・TOEICなど）、その他語学力

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

商船三井のインターンシップの選考対策④：グループディスカッション

グループディスカッションでは8人で経営計画を立てる課題を出されます。発表は無いので、経営計画を立てる過程を見られているという雰囲気です。8人のうち、通過できるのは2～3人くらいなので特別に厳しいという訳ではないともいえるでしょう。

リーダーシップを発揮できるよう選考対策を！

議論のリード役になって枠組みを立てながら、周囲の人に対して配慮する協調性やリーダーシップが評価の対象です。議論の基本が出来ていないと厳しいが、論理的な策を、協調性を発揮しつつ主張することができれば良いようなので、選考前にグループディスカッションの練習をしておくなどして、対策しておきましょう。

商船三井のインターンシップ選考はグループディスカッションが重要なのでリーダーシップを発揮できるような対策を！

面接は4回ありますが、終始和やかな雰囲気で圧迫面接などはないようです。面接官の態度も大変丁寧で、印象はとても良いとの声も多く、幅広い学部学科から採用して機関士や航海士に育てることもあるので、会社の方針に従う素直さや協調性などが重視されているようです。さらに、グループ企業を束ねるだけのリーダーシップがあれば尚良しという雰囲気です。インターンシップの選考前にしっかり対策立てて、商船三井に挑むようにしましょう。