オリンパスのインターンシップ希望者が知っておくべき選考対策【企業研究・ES・面接】

インターンシップの選考対策①：企業研究

まずはオリンパスが大切にする企業理念を理解

オリンパス株式会社は、社会と企業の関係を3つのINとして確率させる事を目指し光学機器開発・電子機器開発・製造・販売を行っています。インターンシップで実際に希望部署にて活動する事により、更に理解も深まることでしょう。またインターンシップを通じて、新たに企業の魅力に気付く事も多々あります。

「SocialIN」を基本として掲げる3つのIN

オリンパス株式会社の掲げる3つのINは以下になります。詳しくご説明します。

■INtegrity
社会に誠実であること、高い倫理観を持ち人権を尊重します。

■INnovation
価値の創造、革新的な価値を提供し活力満ちあふれた職場環境にを目指します。

■INvolvement
社会との融合、環境と調和し社会へ貢献します。

これらをオリンパス株式会社では「SocialIN」として基本の思想に掲げています。社会と共に未来を作り、新しい価値観にて人々の幸せな生活を実現させたいという魅力的な思想からオリンパス株式会社は成り立っています。

オリンパスの経営状況は？

オリンパスは長らく低迷していましたが、2012年から事業の再構築を行うことで経営状態を回復させてきています。その再構築の方法は「原点回帰 "Back to Basics"」と呼ばれ、医療事業、ライフ・産業事業、映像事業を注力していくべき事業ドメイン、その他の事業を売買・撤退も検討する非事業ドメインと位置づけるものです。
この施策により経営資源を最適分することができるようになり、年々業績を上げています

オリンパスの今後の課題は？

オリンパスは事業の数を減らすことにより経営を健全化させることに成功しましたが、その分注力した事業で”必ず成功する”必要に迫られることになります。中でも、オリンパスで一番利益を上げる医療分野。この分野には多くの競合他社が存在するので、その中で不動の地位を築かなくてはなりません。 オリンパスの今後の課題は、「世界における新興国への事業拡大」、また「日本が掲げる”医療費抑制”の波に乗ったビジネスチャンスの獲得」です。いち早く医療分野での技術を確立し、それを普及する方法を整えていくことが求められます。

インターンシップの選考対策②：実施内容

続いてのオリンパスのインターンシップの選考対策として、実施概要を把握しましょう。ここでは、オリンパス株式会社のインターンシップの過去の実施概要を見ていきましょう。

エントリーの際に希望部署を選ぶ

過去の例からいうと、オリンパス株式会社のインターンシップでは、エントリー段階で技術系・事務系から希望部署を選び面接が行われます。その希望した部署で実際に課題が与えられ、仕事の一部を任される事もあります。オリンパス社員の方々と触れ合う事で、仕事概要や職場の雰囲気、社員の方々の優れた能力などを目の当たりにできるのです。 社会人として働く事の責任感や大変さも身をもって体験できます。それらを経験する事で、後の就職活動のプラスになることでしょう。

技術系インターンシップの実施内容

実際に職場に入って、オリンパスの一員として技術者の仕事を体験することができます。「社会人として働く」ということはどういうことなのか、オリンパスとは実際どんな会社なのか、学生のうちに身をもって感じることができるでしょう。
医療機器国内トップメーカーの研究開発の裏側や最先端技術を自分の目で見て、触れることが出来る機会が用意されています。

事務系インターンシップの実施内容

創業以来、オリンパスは「仕事を通じて社会に貢献する」という想いを持って 事業活動を行っています。オリンパスのことをより深く知り、インターンシップを通じて学生が「働くことを考える」ことを目的として、事務系でインターンシップを実施しています。内容は毎年変わりますが、オリンパスのビジネスソリューションを知るプログラムや実際に現場で働く社員との懇談を通して、オリンパスで働くこと・想いを理解する機会になるでしょう。

技術系と事務系に分けて行われるオリンパスのインターンでは、実際の社員から懇切丁寧な指導を受けたり、初対面の人と協働したりという体験をすることができます。様々な部署の方に話を聞くことができるので、そういった点で刺激を受けながら、希望する配属先に関しても考えることができるでしょう。初対面の人との協働では、理解し合い意見を伝えるという全ての仕事において大切な要素が求められます。改めて体得することができれば、今後にも活かすことが可能です。これらの参加者の声はオリンパスの公式サイトで公表されており、そのため情報としての信頼性も高いといえるでしょう。

インターンシップの選考対策③：エントリーシート（ES）

オリンパスのインターンシップに参加するためには、エントリーシートでの選考に通過する必要があります。エントリーシートでの回答は、その後に続く面接でも大きく関わってくるので、きちんと自分の考えを示していく必要がります。

実際にされる質問は基本的なものが主

エントリーシートで出される質問は以下のようなものがあるようです。

・学生時代に頑張ったも王のは？
・得意科目があれば、その理由を教えてください
・不得意科目があれば、その理由を教えてください。
・なぜオリンパスのインターンシップを志望したのですか？

おおよそ、他の企業でも出されるような、基本的な設問です。
特に「オリンパスのインターンシップへの志望理由」は重要度が高いので、「何に興味を持ち」「どんなことを学びたいのか」を端的に示していきましょう。

インターンシップと自分がどう関わるのかを分析

オリンパスの内定獲得者のうち、30％がインターンシップ参加者と言われています。採用時にも優遇される傾向があるので、それだけインターンシップに本気でのぞむ人が多いことを理解しておきましょう。 そんな競争相手の中から勝ち抜くためには、「参加することによって自分は何を得られるのか」を分析をしてからエントリーシートを作成しなければならないでしょう。

インターンシップの選考対策④：面接

オリンパスのインターンシップの面接選考の対策は、面接にあります。オリンパスのインターンシップの面接選考には、特別変わった質問はなく、ごく一般的な内容が多いようです。過去にあった、オリンパスのインターンシップ面接選考の質問内容は以下になります。

面接内容：ごく一般的な質問が多い

■自己PR
■学生時代に頑張ったこと
■長所
■短所
■なぜインターンシップに参加したいと思ったのか

このように、ごく一般的で、変わった質問がないということは、普通のことを言ってしまっては他人との差を付けづらいと言えます。だからといって、奇抜な回答をすれば良いというわけではありません。オリンパスの企業研究を入念に行い、自分の理解度と「どうしてインターンシップに参加したいと思ったのか」を論理的に述べれば、おのずと他の人と差を付けられるはずです。

面接対策：求める人物像に近づく答えを

オリンパスのインターンシップの面接対策としては、上記にある企業理念を理解した回答が必要です。また、ものづくりをする企業として、「自分で考えて主体的に動き、最後までやり抜く人」を理想の人物像として掲げています。面接の回答ではその要素を面接官に伝えられる回答をしていくと、効果的なアピールになるでしょう。

面接において第一印象が与える影響は大きい

自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか？それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

オリンパスの押さえておくべき社風と会社情報

●社風

世界シェア70％の消化器内視鏡をはじめ、「医療」「映像」「科学」「産業」の事業分野において、新たな価値の創造を目指しているオリンパスでは、経営思想の原点でもある経営理念として「Social IN」を掲げています。それと共に2016年4月からは中期経営計画「16CSP」を策定・発表し、持続的な発展に向けての歩みをスタートしました。この「16CSP」は「To be the greatest “Business to Specialist” Company」、「One Olympus」を経営方針として掲げ、専門性の高いニーズの把握、的確でスピーディーなソリューションの提供によるビジネス強化が目的となっています。社風としては高齢化により保守傾向が高まっているといわれており、年功序列の傾向が多少強いといえるでしょう。制度としてはフレックスタイムを取り入れており、子供の迎えや通院などに合わせて通勤することができます。そのため、子供のいる女性などでも働きやすい企業なのです。今後もしばらくは拡大が見込まれる企業でもありますので、インターン後に就職することを考えると、期待できるでしょう。

オリンパスのインターンシップ選考は企業理念を理解して臨む対策を！

「SocialIN」を掲げるオリンパス株式会社のインターンシップに参加し、実体験として仕事を理解することは多大なメリットがあるでしょう。本気でオリンパス社で働きたいと思っている方は、是非チャレンジしましょう。面接前には自分の目標や自分にしか出来ない事などアピールする点をしっかりと自分の言葉でまとめておきましょう。ぜひ、オリンパスのインターンシップ選考の対策を行って参加できるようにしましょう。