2021年10月01日(金) 更新

テストセンターの英語能力検査とは|出題範囲やレベル・例題を紹介

英語能力検査はテストセンターでのオプションとして実施される

SPIのテストセンターでは、オプション検査という形で英語能力検査が実施されます。通常は能力検査と性格検査の2種類です。
英語能力検査には、新卒者向けの「SPI-U」と、転職者向けの「SPI-G」があります。また、英語能力検査の実施は企業によって異なります

英語が業務上必要となる企業では実施される

英語検査はオプション検査ということもあり、基本的には実施しない企業の方が多いです。外資系企業や旅行代理店、その他海外進出が進んでいる企業など、業務上英語が必要となる企業では英語検査がおこなわれる可能性が高くなります。

英語を必要とする業種への就職を志望している人は、しっかり対策をしておきましょう。

制限時間は20分

SPIのテストセンターにおける英語検査の制限時間は20分間です。基礎能力検査は言語と非言語問題トータルで制限時間が35分間なので、比べると1科目当たりの時間としては長めに設定されているといえるでしょう。

テストセンターの英語能力検査の出題範囲と難易度

テストセンターの英語能力検査の出題範囲

テストセンターの英語能力検査の出題範囲は以下の通りです。なお、リスニングの問題は出題されません

SPIテストセンター英語検査の出題範囲

  • 同意語
  • 反意語
  • 空欄補充
  • 英英辞書
  • 誤文訂正
  • 長文読解

テストセンターの出題数はランダムで、受検者の正答数によって変化します。

英語検査の難易度は高校卒業レベル

英語のテストセンターの難易度は、最初のほうは易しく全体的にみるとそこまで高くはありません。

SPIのテストセンターで使用されている文法や英単語は、高校卒業レベルが多いです。ただし、長文読解や英英辞書など、一部の問題は変化球として私立大学やネイティブレベルの問題が出題されることもあります。その点も意識しておきましょう。

英語が得意な人以外は十分に対策すべき

上記で記載したように、中にはレベルの高い問題も出題されます。そのため、英語が得意でない人は、時間をかけての対策が必要です。高校レベルだと思い、高校の復習しかしない勉強法だと、自信のある解答が出来ない可能性もあります。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

テストセンターの英語検査対策のポイント

制限時間が短いため事前対策が求められる

テストセンターの英語検査は、制限時間が非常に短く設定されています。問題の難易度は高くないものの、短い時間でより多く問題を解くためには、事前に対策することが必要なのです。わからない問題でもなるべく解答を続けることが大事ですので、油断せずに対策をしておきましょう。

同意語・反意語攻略のカギは英単語

SPIテストセンターの英語対策をするには、英単語を覚えることが欠かせません。それは、同意語と反意語など、英単語を知らなければ回答できない問題が多く出題されるためです。

また、英英辞書や長文読解は難易度が比較的高い分、時間をかけがちなので、同意語と反意語の問題で得点を稼いでおく必要があることも挙げられます。

出題されやすい反意語・同意語の例題

・問題文と反意語・同意語の一覧 2~3問


  • 問題①.【establish】と最も近い意味を持つ語を選択しなさい。
    adjust /adopt /purchase /found /obtain
    答え found(意味:~を設立する)

  • 問題②.【difficulty】と最も近い意味を持つ語を選択しなさい。
    hardship /difference /facility /condition /treaty
    答え hardship (意味:困難)

  • 問題③.【simple】と反対の意味を持つ語を選択しなさい。
    perpetual /different /tremendous /bilingual /complicated
    答え complicated(意味:複雑な)
    simpleの意味:単純な

単語帳を活用して英語力を上げる

英単語は忘れやすいので、空き時間を利用して勉強できるように単語帳を効果的に利用しましょう。単語帳で英語力を上げれば、空欄を埋める問題にも対応できます。単語の使用例文なども一緒に覚えておくと、長文問題対策にもなり、さらに効果的です。以下は出題されやすい英単語の一部になります。

出題されやすい英単語

・問題文と英単語の一覧(意味)2~3問


  • agree:同意する

  • candid:率直

  • hamper:妨げる

  • induce:~を誘導する

  • latest:最新の

  • permanent:永久の

  • stress:~を強調する

  • special:特別な

  • wind:~を巻く

SPIの制限時間に慣れる方法

SPIの本番は問題ごとに制限時間があります。いくら練習問題を解いても、本番の形式に慣れていないとうまく解けず、不合格になるかもしれません

そこで活用したいのが「SPIパーフェクト問題集&模試」です。本番と同じ形式で、計100問の例題を解くことが可能です。

問題ごとに詳しい解説付きのため、復習にも効果的です。ぜひ活用し、志望企業の選考を突破しましょう!

長文問題はTOEICの出題内容も勉強する

テストセンターで出題される英語の長文問題における対策は、TOEICレベルの設問を解くことです。全体の難易度は高校卒業レベルでも、長文問題だけはTOEICやネイティブレベルというケースも少なくありません。

そのため、英語に慣れないうちは、高校レベルの簡単な長文問題を繰り返し解いて慣らしておくとよいです。ある程度問題に慣れたら、TOEICなどを受験する際に出題されるレベルの長文問題にも挑戦するなど、難易度の高い内容にも対応できるよう準備しておきましょう。

英語のテストセンターの模試を解いておく

テストセンターの仕様に慣れるまでは、スムーズに解答することが難しいでしょう。それだけで制限時間のロスする可能性が高くなります。

そのため、本番が近づいたら英語のテストセンターの模試を受けてみてください。問題集やSPIの対策サイトを利用して、しっかりと問題内容や出題ペースを認識しておきましょう

英語のテストセンター試験は高校卒業レベルの難易度

英語に限らず、テストセンターの合格基準は企業によって異なります。あらかじめどれだけの英語力が求められているのか、企業研究をおこない把握しておきましょう。

英語検査で出題される問題は高校卒業レベルと言っていますが、癖のある問題や難易度の高い問題も出題されます。対策として、英単語を覚えて英語力を上げることをおすすめします。単語帳をうまく活用して語彙力をアップさせましょう。

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