2019年11月22日(金) 更新

自己PRとして「大学受験を頑張った」とするのは効果的か考察

「大学受験を頑張った」と自己PRしても問題はないのか

企業への応募や面接を受ける就活生の中には、自己PRとして「大学受験を頑張った」と話して大丈夫かと悩む人もいます。
大学入試は他の就活生も頑張ったものであり、それをわざわざ自己PRにしたいということは、かなり「頑張った」のではないかと思います。

大事な場面で頑張った経験は仕事にも活かせる

これまでの人生の中で一番頑張ったこととして、最初に思い浮かぶのが大学受験と言う就活生は少なくないでしょう。
睡眠と食事以外の時間はすべて大学入試のための勉強にあてるという経験はなかなかありませんし、頑張ったこととして自己PRしやすいですよね。大学受験は人生の転機でもあり、そのような大事な場面で頑張った経験は、仕事でも活かせるでしょう。

では実際に、企業への応募や面接における自己PRとして「大学受験を頑張った」と話すのは、就活に効果的なのでしょうか?

実は「大学受験を頑張った」という自己PRは好印象を与えない

就活生が「大学受験を頑張った」と自己PRした時、面接官や採用担当者はどう思うのでしょうか?
実は、就活生がそのような自己PRをした場合、良い印象を持たないと言う担当者が多いのが現状です。「大学受験を頑張った」という自己PRは、それ以降の大学生活では何も努力していないと思わせるのです。

社会人に必要な協調性やコミュニケーション能力があると感じられないから

「大学受験を頑張った」という自己PRに対しては、普段から勉強している学生は大学受験の時にはそれほど慌てない、大学入試は完全な個人プレーであり社会人に必要な協調性やコミュニケーション能力があると感じられない、などという考え方もあります。
自己PRにおいて、頑張ったこととして大学受験を挙げるのは逆効果のようです。大学受験での経験よりも、協調性やコミュニケーション能力があることを自己PRした方がよいでしょう。

「大学受験を頑張った」とどうしても自己PRしたいなら?

頑張ったこととして大学受験を挙げるのは、絶対にやってはいけないというわけではありません。
「大学受験を頑張った」という自己PRに好感を持つ採用担当者もいます。勉強量が評価したり、目標達成のために努力したことが評価されることもありますが、このように評価されるのはあまりないと考えるべきかと思います。

どうしても大学受験の経験を自己PRしたい時は、どのように自己PRするべきなのでしょうか?

大学受験は複数ある頑張った経験の一つとして自己PRにすると良い

「大学時代を頑張った」という自己PRを評価しない採用担当者が多数派であることは事実です。
どうしても大学受験の経験を自己PRにしたいなら、複数ある頑張った経験の内の一つとして宣伝しましょう。複数の頑張った経験を宣伝することで、努力家であり何事にも頑張れる性格であるという自己PRになります。
このように自己PRすれば、大学受験の経験を評価しない採用担当者にも、好印象を与えることができます。

自己PR作成に役立つジェネレーター

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

「大学受験を頑張った」を自己PRにするのはNG!複数ある経験の一つとして宣伝するのはOK

自己PRとして「大学受験を頑張った」とするのは効果的か考察してきました。
結果として、大学受験の経験を自己PRにするのは控えましょう。個人プレーである大学受験を頑張ったと自己PRするよりも、協調性またはコミュニケーション能力があることを宣伝した方が、就職活動においては効果的です。
どうしても大学受験の経験を宣伝したいなら、いくつかある頑張った経験の中の一つとして宣伝するのがベターです。努力した経験を複数挙げることで、努力家であるという印象を与えます。
自己PRは就活を左右するもの。効果的に自分を宣伝できるよう工夫しましょう。

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