新卒者向けの企業合同説明会に参加するメリット

合同説明会に参加しなくても良かったと考える就活生は少なくない

調査方法:メールを配信して学生にアンケート
調査日時:2017年1月26日（木）～1月29日（日）
調査元:ポート株式会社
調査対象者:キャリアパーク会員の大学生・院生
有効回答数:438人
質問内容:「合同説明会が終わったあと、正直「参加しなくてもよかった」と思ったことがある」

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「合同説明会が終わったあと、正直「参加しなくてもよかった」と思ったことがある？」という質問に対して、54.4%の人がYes、45/6%の人がNoと答えました。（2017年1月時点、キャリアパーク調べ） 合同説明会は大抵お昼頃から夕方までかかることがあります。そのなかで、なんの手応えも得られなかったら「参加しなくても良かった」と感じてしまうかもしれません。実際、就活生へのアンケートをした結果、54.4%という過半数の人が合同説明会に参加しなければよかったと感じてしまったのです。

しかし、合同説明会を就活に活かすのかは、”どう行動したのか”が重要になります。合同説明会を意味あるものとするために、合同説明会のポイントを抑えておきましょう。

新卒向けの説明会にも様々な種類がある

就活において説明会はしっかりとチェックしておかないといけません。新卒の説明会には、企業が単独でやる企業説明会、学校の就職課が主体になって行われる学内セミナー、複数社の企業が集まる合同説明会といったものがあります。
企業の合同説明会では、新卒が仕事や待遇について情報を仕入れる事が出来る絶好の機会です。特に、合同説明会はまだ志望がはっきりと固まっていない人にとって、新しい業種を知る絶好の機会になるでしょう。

合同説明会は企業と出会うチャンス！

合同説明会の会場では、新しい進路が見つかる場合もあります。合同説明会は100社以上の企業が集まる場合もありますから、しっかりと計画して会場を回るのが大事です。
また説明会は、企業研究の一環として捉えることも可能です。それまでに書籍や体験談から得た情報を元にした企業研究が、正しいかどうかを説明会の場で確認してみましょう。

合同説明会では聞いたことない企業のブースに行ってみると良い！

合同説明会は何となく参加する、という意識では有効に活用できません。合同企業説明会は就活における「キモ」ですから最大限活用しましょう。
その方法の一つとして、聞いたこともない企業のブースにへ積極的に行ってみましょう。書籍などでは目にも止まらなかった企業が、実際に話を聞いてみると第一志望になる可能性もあります。

固定観念に囚われず様々な企業人事や就活生との交流を持とう！

中小企業だと、採用担当者自ら来ている場合があるので、顔を覚えてもらえるパターンもあります。数多くの人脈を構築する、絶好の機会でしょう。
もちろん、企業の人事とも名刺交換をしておきたいですが、他大学から来ている学生と情報交換やメアドの交換をしておきましょう。学生間での情報網は、就活に本格突入すると俄然活きてくるのです。有名なSNSには片っ端から登録して、アカウントを作っておくと良いでしょう。

今後は秋冬に行われる合同説明会の重要度が高まってくる

また、合同説明にも色々なものがあります。特に、これから注目度が集まるのが大学4年次の秋冬に行われる合同説明会です。
これまでは、その時期の合同説明会は内定を取り逃してしまった人向けの意味合いが強かったのですが、2016年度からは採用期間の短縮化という流れもあって、この秋冬の合同説明会に各企業ともより力を入れる予想がされています。
もしも内定が取れなかったら、取り敢えず秋冬の合同説明会に行ってみるのも悪くはないでしょう。

求める人物像を直接聞くなど積極的な行動が内定のカギ！

合同説明会は、実際に担当者に質問が出来る数少ない機会です。どのような学生が欲しいのか、といった内容は積極的に聞いておくと面接時にも活きてくるでしょう。
志望が固まっているという場合でも、このように面接対策のためにも合同説明会は意義があるという点を覚えておいてください。

新卒者にとって合同説明会に参加するとたくさんの企業交流を深めるというメリットがある

新卒の際には、合同説明会に参加するのが必須です。企業研究の一環としても合同説明会は役に立ちます。合同説明会では採用担当者とも交流を図るとともに、他大学の新卒とも知り合いになっておくとよいでしょう。
また、秋冬の合同説明会もより活発化することが予想されているという点も覚えておいてください。