2020年06月24日(水) 更新
東京で就職するメリットとは|地方出身者が知るべき特徴3つ
目次
地方出身の就活生が東京で就職するメリットは多い
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「東京で就職するメリットはなんだと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 刺激を受ける
- 就職先の幅が広い
- 様々な地域の人と関われる
- 多くの経験ができる
- 利便性
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「東京で就職するメリットはなんだと思いますか?」
アンケート調査で、就活真っ最中の学生が東京で就職するメリットは何なのかがわかりました。「就職先の幅が広い」「様々な地域の人と関われる」「利便性」など、さまざまなメリットが挙げられています。
そんなメリットの多い東京で就職を考える就活生に、知っておくと後悔しないポイントをいくつか紹介していきたいと思います!
東京で就職を考える地方出身者が多いのはなぜ?
東京といえば都会というイメージがあります。しかし、ずっと東京育ちというよりも、進学・就職のタイミングで東京にやってきたという人が多いので、地方出身者で構成されている街という側面もあります。そのため、地方出身者であっても引け目を感じる必要はなく、特に大きな問題なく働けるでしょう。 また、ずっと地方に住んでいて、就職のタイミングで、東京で就職をしようと出てくるのはどうかと考える地方出身者もいるでしょう。
選択肢が広い点がメリット
東京は会社の数も多い分、求人の数が多いです。東京で就職するメリットは、希望する職種の中での選択肢が多くなることです。また、一度東京で就職をしてうまくいかないと感じたとしても、地方と比べて働きながら他の会社を探しやすいメリットもあります。地方のように求人数が少ないと、志望と違う企業、職種に行かなければならないことも多くなるでしょう。
地方と比べると給料が高い
厚生労働省が発表した、平成26年度の初任給額の“産業計(大卒者)”の統計結果をみていきましょう。 【男性】東京都は約214,000円ですが、1番低い(沖縄を除く)鹿児島県では約178,400円となっています。その差は約35,600円にまで広がっています。 【女性】東京都は約209,800円ですが、1番低い(沖縄を除く)佐賀県では約166,900円となっており、その差は約42,900円という結果になりました。 やはり東京都の方が地方より給料が高い傾向にあるようです。毎月約40,000円の差を積み重ねていくと、将来的には単純計算で何千万もの差になってしまいますので、やはり東京都の給料の水準は高いといえるでしょう。
プライベートでのメリットもたくさんある
東京で就職すると、仕事の選択肢が増えるという点以外にもたくさんのメリットがあります。それは、仕事だけではなく、プライベートでのメリットも多いです。
東京で就職する際のプライベート面でのメリット
- 遊ぶ場所が多い
- メディアで紹介されるようなスポットへ行ける
- 色々な場所へ出かけられる
- 個人で趣味を満喫できる
上記のメリットは、東京ならではのメリットではないでしょうか?仕事・プライベートの両面で、良い部分があるのです。しかし、東京で就職する際は、メリットだけでなく、注意点もあります。後ほど紹介しますので、一緒におさえておきましょう。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
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就職する際に知っておくべき東京の特徴①:不干渉という風土
東京で就職したとき、それまで東京で生活をしたことのない人が気になるのは、不干渉という東京の人の特徴でしょう。「冷たい」のではなく、「ドライ」という表現の方が合ってるかもしれません。 地方でみんなと仲良く、親しみを持って暮らしてきた人には大きなギャップになります。日本各地の出身者が集まっているという特徴が、悪意を持った人や、他人に不利益を与える人を集めることにもなっているのです。
ストレスを感じるなら都心以外での生活を選んだ方がいい
場所にもよりますが、地方と比べると不干渉でドライということになります。そういう場合は人情の町といわれているような下町を選ぶなど、生活をする場所を選ばないと大変です。 東京で就職して生活に大きなストレスを感じるという地方出身者は、東京にマッチしていない可能性が高いです。その場合、無理をしてでも働くか、合わないと感じたらやめるのかという事前の計画も重要になってくるでしょう。
就職する際に知っておくべき東京の特徴②:お金の問題
物価も高いところが多いので、それに見合った給与があるかどうか、ということも東京で就職する、あるいは東京で就職を考えている地方出身者には大切な論点です。 東京での一人暮らしは、お金が掛かります。これは、贅沢をしなければ大丈夫という問題ではないので、なかなか自分の我慢だけでは乗り切れません。東京=派手というイメージを持っている地方出身者は、その分お金が掛かるという点を知っておくべきです。
住み始めはルームシェアなどもアリ
住むお金に困る人は、ルームシェアを選択肢に入れてみてもいいかもしれません。多少の我慢は強いられますが、家賃については軽くなります。金銭的な負担も減るでしょう。 地方出身者が東京に出てきていきなり他人とルームシェアするのは、何かと心配かもしれませんね。もしも、周囲に自分と同じように初めて上京してきた地方出身者がいるならば、その人と協力して暮らすのもアリです。 ただし、トラブルがないように、安直に決定しないようにしてください。
就職する際に知っておくべき東京の特徴③:公共交通機関
東京は地下鉄や電車などの交通機関が複雑にからみあっており、地震や雪など、気象災害で電車が止まることも多く、あらゆる場面で計画の練り直しが求められることも多いです。 そのため、地方出身者はそうした自体があるということも想定して動かなければならず、詰まったスケジュールを常に検討しながら働く能力が求められます。
朝の通勤ラッシュには注意が必要
国土交通省が公開している、平成27年度のJRと地下鉄の混雑率TOP3がこちらです。神奈川県や東京都の郊外など東京都の郊外など、いわゆるベッドタウンから通勤する場合はかなりの混雑に巻き込まれることがわかるでしょう。
いずれも東京都内を走る路線ばかりです。 なお、混雑率の程度の目安ですが、日本民営鉄道協会が以下のように説明しています。
混雑率と状況
- 100%:通常定員乗車
- 150%:肩が触れるが、余裕はある
- 180%:体が触れるが、新聞を読むことはできる
- 200%:触れ合って圧迫感があるが、ギリギリ週刊誌が読める
- 250%:身動きがとれない
個人が感じる程度にもよりますが、混雑率が180%を超えてくると、ほとんどの人はやはり気になってくるでしょう。東京の通勤ラッシュは人がもみくちゃ状態で、それが嫌で電車に乗らないという人が多いです。就職を決める前に、旅行や就活で東京に来た際に一度経験してみると良いでしょう。
電車・バス・タクシーを使い分けられるようにすると◎
地方出身者は東京の交通網に驚くことも多いでしょう。都内であれば電車だけでも何通りものルートがあり、バスやタクシーを含めればかなりの数の交通手段となります。
公共交通機関にトラブルが多いからこそ、色々な移動手段を活用できるようにしましょう。タクシーは乗るのに躊躇してしまうかもしれませんが、大事な商談のために乗らざるを得ないシーンなどは多いもの。
上京に応じて、あらゆる交通手段を使い分けてみてください。
東京で就職することを後悔しないためにやるべきこと3つ
ここまで、地方出身者が東京で就職することで得られるメリットと、知っておくべき都市の特徴を紹介してきました。意外と知らなかったことや、改めて気づけた点などがあったのではないでしょうか。それらを考慮した上で、東京就職を志望する人へ最後に考えてほしいことが3つあります。 周りの友人で東京に就職したが、後悔して地元に帰ってきた人はいませんか?自分自身も後悔して、結局地元に帰ってくるなんてことにならないように、しっかり考えてみましょう。
①:東京で働きたいその理由を明確にする
東京で就職するメリットはたくさんあります。しかし、メリットばかりに囚われてデメリットを無視していてはいけません。デメリットが後々致命的な事象を引き起こすかもしれないのです。たとえば、給料が高いことばかりに目を向けてしまい、一人暮らしでかかる莫大な費用を考えておらず、経済面で厳しくなって泣く泣く地元に帰ってしまうなんとこともあり得ます。 良い一面があれば必ず悪い一面もありますので、両方を天秤にかけて考えてみましょう。
②:メリットだけでなくデメリットも考慮する
最後に、今後自分がおかれる立場について考えてみましょう。たとえば、これから老後をむかえる両親の面倒はどうするのか。女性であれば結婚して子供が産まれた際に、両親が近くにいた方が何かがあった時に安心なのではないか。 様々な考えや問題が浮かび上がってくるかと思います。ですので、一旦立ち止まって考えてみましょう。その問題が解決に辿りつけば、東京で就職することを後悔しないで済むでしょう。
③:一旦立ち止まって考えてみる
最後に、今後自分がおかれる立場について考えてみましょう。たとえば、これから老後をむかえる両親の面倒はどうするのか。女性であれば結婚して子供が産まれた際に、両親が近くにいた方が何かがあった時に安心なのではないか。 様々な考えや問題が浮かび上がってくるかと思います。ですので、一旦立ち止まって考えてみましょう。その問題が解決に辿りつけば、東京で就職することを後悔しないで済むでしょう。
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