2020年06月25日(木) 更新

【自己紹介書とはどんな内容を記載すべきか】就職活動において知っておくべき書類の存在

自己紹介書を作成した経験のある就活生は半分程度

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「自己紹介書を作成したことがありますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • あり
  • ありません。
  • ない
  • ない

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「自己紹介書を作成したことがありますか?」

アンケートの結果、自己紹介書を作成した経験のある人とない人は、大体半分ずつということがわかりました。作成したことのある人は知っているかもしれませんが、自己紹介書は企業へ自分をアピールするための、大切な書類です。そのため、作成したことがない人でも、その作成方法や書くべき内容は知っておくべきでしょう。本記事では、自己紹介書についての概要と書くべき内容をご紹介しますので、参考にしてください。

自己紹介書とは①:履歴書の他に提出する書類

就職活動の際の応募書類と言えば履歴書ですが、それ以外にも自己紹介書が必要な企業もあります。自己紹介書とは、仕事の経験の少ない、または仕事の経験が全くない新卒の人などが、もっと自分のことを知ってもらうために、それまでの経験に基づいて自分自身の人柄や強みなどを伝えるものです。就職活動では重要になる資料のひとつでしょう。

自己紹介書とは②:形式は決まっていない

自己紹介書とは、決まった形式があるものではありません。ですから、ある程度自由に作成することができます。とはいえ、書く内容は一般的なものを参考にするのがよいでしょう。内容については以下で触れているので参考にしてみてください。また、応募企業によっては、自己紹介書の形式や内容が指定されている場合もあるので、就職活動の際は注意しましょう。

自己紹介書とは③:書く内容は自己PRや志望動機など

就職活動に使う自己紹介書とはどのようなことを書けばいいのでしょうか。これは、自己PRやクラブ活動、サークル活動、ゼミの研究内容、これまでもっとも力を入れたことや、趣味や特技、資格、志望動機などが挙げられます。全てを書くことはできないかもしれませんが、応募企業を考えて、アピールに繋がる内容を書くのがよいでしょう。

自己紹介書に記入する項目

■自己PR
■志望理由
■趣味・特技
■免許・資格
■得意な科目または研究課題、その成果
■クラブ・サークル活動
■アルバイト
■ボランティア

エピソードなどを盛り込んでアピールにつながる内容にしよう

また、サークル活動やゼミの研究内容などは、結果を書くだけにとどまらず、その結果に至るまで、どういった努力をしたのか、仕事や経験などからどういったことを身に付けたのかを、エピソードつきで分かりやすくまとめるのがよいでしょう。自己紹介書とは就職活動の中で自分をアピールするものですが、そのアピールが相手に伝わらなければなりません。

志望動機作成ツールで、サクッと志望動機を完成させよう

志望動機を作成する際、伝えたいことは沢山あっても、文章で上手くまとめる自信がない就活生も多いはず。そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、簡単な質問に答えていくだけで理想的な流れの志望動機が完成します。無料でダウンロードして、効率的に志望動機を完成させましょう。

自己紹介書とは④:資格などでもアピールできる

就職活動における自己紹介書とは、資格などを書くのもオススメのものです。資格以外の場合には、いつ、どの位、どこの大会で何位とか、師範の資格を取得できるレベルであるなどといったように、分かりやすく具体な内容にするのがよいでしょう。具体的な数字を入れて書くと説得力があります。

職業ごとの自己PR例文3つ

職業ごとに自己PRの例文を見てみましょう。業種が違っても、基本的なアピールポイントは共通しています。他業種を志望している例文にも目を通すことで、自分に合ったアピールの内容が見えてきます。例文をそのまま使うのでは無く、自分の性格やエピソードを盛り込んでオリジナリティのある自己PRを考えましょう。

職業別の自己PR例文①:営業

私は、ある居酒屋でアルバイトをしています。お客様とのコミュニケーションを重視している店なので、お客様と積極的に会話し、人間関係を友好に保っています。私は「おもてなし」について徹底的に研究し、お客様を盛り上げる方法を常に考えてきました。その結果、50人もの常連さんを獲得することができました。私の営業の特徴は、お客様の心をつかむことです。

職業別の自己PR例文②:企画

私は体力に自信があります。3日間徹夜で仕事をすることも可能です。私が入っているゼミは、毎週20ページものレポートが必要であり、仕上げるのに徹夜になることも多くありました。御社の仕事も締め切り前には徹夜になることがあると伺いました。しかし、私は全く問題ありません。何が何でも頑張り抜くことができます。

職業別の自己PR例文③:接客

私は大学で心理学の勉強を進め、どうすれば相手に寄り添えるかを真剣に考えてきました。お客様と接する時間は限られていますが、気持ちや心が通えるようにしたいと思っているからです。言葉の背景をしっかり掴む傾聴力を活かし、お客様が声をかけやすいスタッフになりたいと思います。

自己紹介書を書くときの注意点

自己紹介書を記入する際の注意点について見ていきましょう。自己紹介書の基本的な注意点は履歴書の書き方と共通です。企業へ提出するものですので、丁寧に記入するようにしましょう。相手の立場に立って、どんな自己紹介書なら好印象を与えられるか考えることが大切です。

字が下手でも丁寧に記入する

自己紹介書は、丁寧に記入するようにしましょう。字にはその人の性格が表れますので、自己紹介書を見た際にきれいな字だと印象は良くなります。きれいな字をかける自信がない人も、ゆっくり慎重に記入するようにしましょう。不格好な字でも丁寧に手書きすれば、人事にも本気度が伝わります。誤字脱字や字の大きさに気を付けましょう。

原則として黒のボールペンで記入する

自己紹介書は、原則として黒のボールペンで記入しましょう。ビジネスマナーとして、正式な書類の記入は消すことができない筆記用具でおこないます。鉛筆や消せるボールペンは使用しないようにしましょう。インクの色は青か黒が一般的ですが、黒のボールペンが無難です。ゲルインクのボールペンならインクがにじみにくく、なめらかに字を書くことができます。

学歴は高校入学から記入する

学歴は、最終学歴のひとつ前から記入するようにしましょう。大卒ならば、高校から記入することになります。学校名は略さずに正式名称で記入しましょう。また、高校ではなく高等学校と書きます。自己紹介書全体で西暦か元号か、表記する形式を統一しましょう。

自己紹介書に書く内容は応募先企業に合わせて調整しよう

自己紹介書では、上記のように、就職活動にあたって過去の経験をアピールすることができるものですが、そういった経験や資格などが、応募先企業の業務に関連したものであるとなおよいでしょう。ですから、就職活動をする応募先企業に合わせて、自己紹介書に書く内容は調整することが大切です。

自己紹介書とは自己PRや経験などの内容で就職活動を有利にする書類

就職活動に使う自己紹介書とはどんなものか、内容などをご紹介しました。自己紹介書とは、就職活動において、自己PRや経験、資格などを具体的エピソードも合わせて書き入れることで、面接などを有利に進める書類です。自分をいかにアピールできるかが重要なポイントとなってきますので、出来る限り分かりやすく、相手の立場に立って書くようにしたいものですね。

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