2016年12月12日(月) 更新

初任給ではなく基本給の金額で企業を選ぶべき理由

初任給=基本給ではないという認識をもつ

企業に雇用されて働くと貰える給与ですが、初任給と基本給があります。求人などを見ていた場合、ほとんどが初任給という金額で記載されています。この初任給は、基本給とは異なるものだと認識をする必要があります。
初任給として記載されている金額のほとんどが、基本給を含む手当などが全て合算された金額である場合が多く、注意深く確認する必要があります。

初任給の金額だけで会社を選ばない

初任給の金額だけで、会社の給与は非常に魅力的と勘違いしてはいけません。就職活動を行う際には初任給だけで企業を決めず、初任給の中に含まれる基本給の金額にも注目する必要があると言えます。基本給を無視して就職先を決めてしまうと、実際に支給される給与金額が少なかったという場合もあるため、まずは初任給と基本給の違いをしっかりと把握しましょう。

初任給とは基本給に各種手当を含んだもの

初任給と基本給は違うものだと言いましたが、では基本給とはどのような給与になるのでしょうか?基本給は手当や交通費などを含まない、支払われる給与の最低限のものです。基本となる給与のため、基本給と呼ばれています。
基本給は初任給の中に含まれる最低限貰える給与なので、この基本給が低くて初任給が高い場合、記載されている初任給にはさまざまな手当などが含まれています。つまり、各種手当が支給されない場合は、非常に少ない金額しか貰えません。

手当がなければ給与の金額が大幅に減ってしまう

初任給に含まれる基本給の割合がどれくらいかをしっかりと確認する必要があります。手当などが付かず、初任給に残業手当なども含まれている場合、残業が無ければ残業手当は支給されないためです。実際に支給される給与の金額が大幅に減ってしまいます。

初任給の高さより基本給の高さを重視

初任給がいくら高額であっても、手当などが含まれている場合、それらが無くなれば初任給の額は大幅に下がります。そのため、給与で重視すべきは基本給で、賞与であるボーナスの金額にも影響します。賞与の計算は基本給をベースとして行われるためです。

基本給はボーナスにも影響

初任給が30万円で基本給が15万円の人と、初任給は20万円だが基本給が17万円の人の場合を比較します。同じように3ヶ月分のボーナスが支給された場合、初任給は低いが基本給の高い人のほうがボーナスの金額は多くなります。

基本給の高さは将来的な給与額に関わる

ベースである基本給が高いため、残業などの手当てが無い場合にも初任給は高いが基本給が低い人よりも受け取れる給与が多くなることになります。そのため、初任給を確認する場合には必ず基本給の割合や金額を重視しましょう。将来的な給与額にも影響します。

初任給に惑わされず将来的な給与の金額を左右する基本給に注目する

初任給と基本給は基本的に違うものだと言う認識が必要です。仮に初任給が高くても基本給が安ければ、会社の状況が悪くなった場合に問題が起こります。手当などをカットされ受け取れる給与の金額が基本給のみになる可能性があるためです。そうなった場合、基本給が初任給よりも重要になるため、堅実に給与を貰える基本給の高さへの重視が、就職活動で大切です。

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