2016年11月29日(火) 更新
初任給を貰う前に知りたい大卒の平均金額
大卒者の初任給の平均額を知ろう
大学を卒業すれば、社会人としての旅立ちが控えています。新入社員として会社に就職すれば、楽しみなのが初任給ではないでしょうか。大学時代には勉強にいそしんで、収入を得ることが出来たとしてもアルバイトで稼いだわずかな収入程度しかお金を得ることが出来なかったはずですが、会社勤めをすればいったいどれくらいの金額を得ることが出来るのかと、期待でいっぱいの人も多いでしょうし、その使い道を考えるとワクワクするものです。それでは、気になる大卒の初任給を確認します。
大卒初任給の平均は20万円前後
ですが、大卒初任給の平均額を見るとあまり喜べない実情があります。その原因となるのが、大卒の初任給の平均額を見ると、2015年の新入社員の初任給は20万円前後という結果が出ているからです。正直に言って高いとは言えない額が平均となっています。
初任給は大卒以上と高卒など学歴で決まる
2015年における新入社員に関する平均年収については、200万円から250万円といったところで、初任給の平均は19万円前後です。これはあくまでも平均の初任給の額で、企業の業績の違いや大卒か高卒かといったことによっても初任給も当然変わってきます。初任給に関して就学過程別に見ると以下の通りです。
◆大学院を卒業した者は、22万円
◆大学を卒業した者は、20万円
◆短大、専門学校を卒業した者は、18万円
◆高校を卒業した者は、16万円
大卒者以上の初任給でも一人暮らしは難しい
大学院卒業者と高校卒業者の間には6万円もの開きがありますが、大学院卒生の初任給額をもってしても、都会での一人暮らしを考えた場合、十分な給与とも言えないという現実があると言えます。
平均年収を上げる昇給には大変な苦労が必要
大卒の初任給が平均20万円程度となると聞くと、十分な給料の額だと満足する人はいないはずで、給与不足に不安になる人もいるはずです。大卒で貰える初任給の額から早く給与を上昇させて楽な暮らしを送りたいと思うのは誰しも同じですが、1万円分の給与を上昇させるにも相当な苦労が必要になります。平均年収を上げるには昇給が必要であり、厳しい現実があります。
初任給だけでなく平均年収も考えた将来設計を
バブルの全盛期と異なり給与の急激な上昇という事は現在ではなかなか見込めないので、社会人として新たな旅立ちをする大学生等は、初任給の現実をしっかりと受け止めて、会社勤めをする前からも計画的な生活設計を行うように努めておくことも必要といえます。初任給を受け取った場合、色々と使いたくもなるでしょうが、生活に支障が無いようにこれから先の人生もしっかりと考えておくことが重要といえます。
大卒初任給の平均金額は20万円ほどで将来を見据えた人生設計が必要
大卒の初任給の平均金額があまりにも低いとがっかりする人もいるかもしれませんが、悲観することなく、しっかりとした生活設計をすれば大丈夫です。大卒の初任給の平均金額をあらかじめ理解して、その範囲内で生活できるように努める前から、家計管理をしっかりできるように努めておくことが大切といえます。昇給は難しいですが、平均年収を上げる方法は幾らでもありますので、しっかりと将来設計をしておきましょう。
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