公務員試験で失敗しない！面接対策のポイント4つ

公務員試験は人物重視の傾向に！面接対策は重要

公務員試験は人物重視の傾向が強くなっています。最近は公務員の不祥事が話題になることが多く、また公務員がしなければいけない仕事は昔よりもかなり増えています。これらの影響によって、人物的に優れている人材はどこの部署でも必要とされているので、面接試験が重視されているのです。

面接対策は基本的に民間企業と同じでOK

面接でよく質問される内容は、一般企業と大きな差はありません。志望動機、自身の性格、学生時代に打ち込んだこと、前職の退職理由、自己PRなどです。これらに関しては、基本的には通常の一般企業向けの対策と同じで問題ありません。注意点としては、マニュアル的な回答ではなく自分の言葉を使うようにしてください。

ただし、受験先の機関だけでなく自治体全体の理解が必要

先ほど民間企業と基本的な面接対策は同じで良いと述べましたが、志望動機に関しては、一般企業へ就職する際と若干異なります。公務員試験では、志望動機を深掘りして具体的に伝えるためには、自分の受験先の施設(機関)だけでなく、受験先の自治体全体に対する理解が必要です。受験を決めた時から、対象の自治体のニュースには日ごろから目を向けておくようにしましょう。

公務員試験の具体的な面接対策のポイントは？

これまで述べてきたように、現在は公務員試験の面接は重視傾向にあり、学力さえ優れていれば入れるわけではありません。そのため、しっかりとした面接対策が試験の結果を左右します。そこで、面接で失敗しないために必要な、公務員試験の具体的な面接対策のポイントを見ていきましょう。

面接対策①：面接に慣れる練習をしておく

公務員試験を突破するためには、まず、面接という場に慣れるのが必要です。面接練習を重ねて面接に慣れておけば、実際の面接では緊張せずに、きちんと自分の伝えたい主張ができるようになるでしょう。

面接対策②：ボランティア精神を磨く

公務員の面接試験の前には面接カードを書きます。より人物像を把握しやすくするための履歴書みたいなものと考えれば大丈夫です。

書くべき内容は、志望動機ややってみたい仕事に関してが多いため、面接の受け答えの練習をしていればほとんど書ける内容です。注意したいのは「ボランティアの経験」に関してです。

公務員はその自治体に住む全ての人の利益を考えて働く仕事です。その特性上、ボランティア精神が問われる場合が多く、面接対策と併せて一度でもいいのでボランティア活動をしておくのをオススメします。その際に感じたことをまとめておき、簡単なレポートにしてとっておきましょう。

面接対策③：志望動機と自己PRは完璧にする

基本的に公務員試験の面接では志望動機と自己PRが重要です。その他にも質問される場合があるのですが、基本的には上記二つの質問についてきちんと考えておけば、他の質問にも答えられるようになります。「自分はどうして受験するのか」「自分はどのような人物であるのか」、この二つは面接の答えを考える上で基本的な質問になります。しっかり考えてきましょう。

面接対策④：自己分析で自分を客観的に理解する

面接対策としてぜひともやっておいてもらいたいのは、自己分析です。自己分析がきちんとできていれば、自分のことを客観的に理解できるため、どのような質問をされてもきちんと答えられるようになるでしょう。明確な自己分析をやっておいて、様々な質問に対して自分なりの答えを考えてみてください。

実際の面接評価シートで確認する

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

公務員試験の面接対策は「自治体全体の理解とボランティア精神のアピール」も重要

公務員を目指しているなら、面接対策をきちんとしておきましょう。筆記試験の対策は受験者全員が行うのですが、そのために面接対策がおろそかになっているケースが多いです。実際の公務員試験においては面接試験の比重がどんどん高まっているため、面接できちんとした受け答えができない方は簡単に落とされてしまうでしょう。面接を甘く見てはいけません。