2016年11月29日(火) 更新
アパレル企業への就活を行う際に知っておきたいポイント
目次
アパレル企業に入社してからの昇進が難しい
アパレル企業を対象に就活をするのであれば、入社後のキャリアプランを考えておきましょう。アパレル企業に正社員として入社した場合、店長候補として副店長の立場に就くことが多いです。しかし、そのまま店長になれたとしても、その後の昇進が非常に難しく、競争率が高いことで知られています。そういった競争に勝ち残ることができるのか、その意思があるのか自分に問いただすことが大切です。
就活に成功しても本社の仕事はできない可能性がある
アパレル企業に入社し、将来的にバイヤーやMDなどに進みたいと考えていても、競争率が高いために希望通りに昇進できるとは限りません。結果的に、やりたい仕事ができずに刻々と時間が過ぎていくことになる可能性もあります。そういったリスクも知った上で、就活の際にアパレル企業を受けるかどうか考えることが大切です。
アパレル企業の選考ではセンスが求められる
アパレル企業を対象にした就活の際には、スーツではなく私服を着用することがあります。そのアパレル企業が扱っている商品を着用しても構いませんが、できれば異なるブランドの商品を着用しましょう。異なるブランドの商品であっても、コーディネートの方法がその企業のコンセプトと合致していれば、社員に相応しいと判断してもらえるでしょう。
アパレル企業のコンセプトに合わせて化粧をしよう
就活の際には、ナチュラルメイクが基本です。しかし、アパレル企業の選考を受ける場合においては、ナチュラルメイクではなく、その企業のコンセプトに合った化粧をすることが望ましいです。例えば、90年代のファッションが再流行している場合、全体的に濃い目の化粧をすることがあります。現在の流行に合わせて、メイクをすることで、流行に敏感であることをアピールできます。
アパレル企業での経験は他の業界への転職には活かしづらい
アパレル企業への就活に成功して入社し、経験を積んだ結果、希望している役職に就くことができれば良いですが、そうでない場合は数年後に転職することになる可能性もあります。その際に、アパレル業界以外の業界への転職を志しても、転職活動は難航するでしょう。販売員の仕事をどれだけ長く行っても、販売以外に活かせる能力は身に付きません。
アパレル企業での経験は営業職に活かすことはできる
就活に成功してアパレル企業で販売員をして得た経験は、営業職に活かすことが可能です。しかし、販売員と営業では、目的は同じであっても方法が異なるため、販売員として培った能力を完全に活かすことは難しいです。営業職に転職できたとしても、しばらくは勉強の日々になるでしょう。こういった、潰しが利きにくいということも知っておくことが大切です。
アパレル企業への就活はセンスの研磨や会社のテーマに合わせた化粧などが重要
アパレル企業への就活を行う際に知っておきたいポイントについて紹介しました。アパレル企業を対象にして就活をするのであれば、入社後にどのような役職や職種に就きたいのかをよく考えましょう。そして、バイヤーやMDなど販売員以外の職種に関しては競争率が高いため、就活に成功して入社できたとしても、店長止まりになる可能性があることを覚えておくことが大切です。また、アパレル企業から別業界への転職を目指すのであれば、営業職でなければ転職は難しいことを覚えておきましょう。
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