既卒2年目でも就職できる！知っておくべき就活を成功させる秘訣

既卒2年目の就活は1年目よりも難しい

大学、高校を卒業した多くの人は就活に励むでしょう。無事成功して就職できる人もいれば、上手くいかないケースもあります。そんなときは、既卒として就活をしなければなりません。やはり新卒よりも不利になるため、苦労してしまうでしょう。中には、既卒2年目になる人も少なくありません。1年目より就活の難易度は上がりますが、悲観的になる必要はないでしょう。難しいというだけで、就職が不可能というわけではありません。ポイントさえおさえれば、既卒2年めであっても十分に希望の就職先を掴み取れます。

企業のニーズにどれだけ答えられるのかが重要

既卒2年目だからといって、「もう駄目だ」と悲観的になる必要はありません。既卒2年目は新卒に比べると「働く意欲が高い」「社会の厳しさを知っている」と考える企業も存在します。就活では必ず通る道である面接の際は、企業の期待に応えるような人物像であるとアピールしなければなりません。では、企業の期待に応えるとは具体的にどういう意味かを見ていきます。

素直さ・意欲・適応力を企業にアピール

ある企業へのアンケートを見てみると、「第二新卒・既卒を評価する点は？」という問いに対して、上位3つに「素直さ・意欲の高さ・適応力の高さ」が挙げられています。面接の際、既卒2年目だと1年のブランクについて触れられるでしょうが、そこで焦らずに、1年間やってきたことを素直に述べましょう。勉学や就活、アルバイトでも構いません。何もしていなかったわけではなく、有意義な時間を過ごしていたとアピールできれば、更に意欲的で適応能力がある人だと評価してくれます。

失敗していた就活を見直して今後の対策を考える

卒業してからずっと就活していた人にとっては、それが2年目となるとそろそろ嫌気がさしてくるかもしれません。企業の面接・試験を受ける、落ちる、をただ繰り返しているだけでは、時間もお金も消費され、労力も削られるので決して効率的な就活とはいえません。既卒2年目にあって新卒にないもの、それは就活の失敗経験です。その失敗を活かして、より魅力的な人材に見えるように努力して下さい。

書類・面接・試験を徹底的に分析する

書類で落とされた人は、志望動機や自己PRで不備はなかったか確認しましょう。そのためには、企業へ提出する前にそれらをメモしておく必要があります。既卒2年目は特に、卒業してからも有意義な時間を過ごしていたというアピールをしなければなりません。面接では、質問を覚えているうちにメモしておくなど、復習しやすいように工夫をしましょう。既卒の人に対して聞かれる質問事項は大体似ているので、次の面接でも応用できるようにしておいて下さい。試験に関しても同じような事がいえます。このような予習・復習が、既卒2年目の就活には欠かせません。

他の既卒2年目の就活を見るのも刺激になる

新卒でまだ学生の人に比べると、既卒2年目は周りに就活をする仲間がいないのでほぼ1人の闘いになります。そうなると、情報の共有ができないというデメリット以外に注意すべき点が生まれます。1人で就活をしていると、精神的に参ってしまう恐れがあるのです。ですので、なるべく他の既卒2年目の就活はどうなのか見てみるといいでしょう。ただし、あまり他の人と比べすぎてもかえってマイナスになるので注意して下さい。

既卒向けサイトにたくさん登録する

世の中にはさまざまなサーイビスが溢れかえっています。もちろん、就活に関するサービスもとても充実しているでしょう。その中には、既卒向けの就活支援サイトなどもあります。既卒向けサイトには、当然ながら既卒の人がたくさん登録しています。サイトの中には、既卒の仲間の声や既卒者に役立つコラムも掲載してあるでしょう。サイトが違うと内容も変わってくるので、多くのサイトに登録した方がお得ですよ。得られる情報量も大きく違ってくるでしょう。
既卒向けのサイトですから、そこに求人を出している企業は既卒に対して寛容な企業が多いです。第2既卒で闘っている人は自分だけではないのだと、少し肩の力を抜きつつ切磋琢磨し就活に励むのがベストですね。

既卒2年目の就活は難しくなるが失敗を活かして分析・対策すれば内定を取れる可能性は十分にある

既卒2年目は新卒と比べると年齢的な点であったり空白の1年があることでハンデがつくかもしれませんが、完全に不利というわけではありません。むしろ、企業へ自分の魅せ方によっては有利になる事だってあります。そのために事前準備をしっかり行うことが大きなポイントです。それもせず就活を諦めてしまってはもったいないです。むしろ1年ブランクがあったからこそ出せる魅力があるくらいの勢いで就活に挑みましょう。