2020年06月30日(火) 更新

証券会社の業務で新卒に求められる能力

証券会社の業務は株式売買の仲介が主となる

証券会社は、金融業界に属することが特徴であり、主に証券を扱うことを業務内容としています。代表的な業務として挙げられるのが、仲介業務です。株式の売買を適切に仲介することによって、取引の成立を促進するという業務になります。しかし、証券会社の業務は仲介業務だけではなく、他にも様々なものがある点が特徴になります。

証券会社は個人や法人に向けて自ら証券の営業をかける必要もある

仲介業務の他に、証券会社の代表的な業務として挙げられるのがセリングです。証券を投資家の方に買ってもらえるように募集等を行う業務のことです。また、証券会社が自ら証券を売買するという業務もあり、その業務を担当するのがディーラーです。このように、数多くの職種があるため、就職にあたっては選択肢が広く、様々な能力が社員に求められます。

証券業界の業界研究が必須

証券会社で働きたいという就活生は、証券会社の仕組みや各企業について把握することが大切です。業績推移や各社の強みを知っておくことで、「この企業でなければならない」という入社意欲を志望動機に反映させることができるでしょう。そこでおすすめなのが「証券業界大研究Book」です。野村ホールディングス、大和証券、SMBC日興証券などの情報をまとめています。無料でダウンロードできるため、効率的に業界・企業研究を進めたい就活生におすすめです。

証券会社に入る新卒生が身に付けるべき能力は「コミュニケーション能力」

新卒は、まだ大学生であるため、証券会社に属した経歴がなく、業務経験もないことが基本です。しかし、証券会社の業務にも適性があるため、新卒生にも向き不向きは分かれることになります。新卒のうちで大切なことは、証券会社に必要なスキルを、新卒の段階で身につけられているか否かを考慮することです。新卒は経験がなくとも、コミュニケーション力等のスキルは必要になります。

簡単な計算能力も証券会社の業務には必要になる

新卒が金融業界にチャレンジするとなると、当然計算力は求められます。特に、証券会社は扱う額が大きいため、計算ができないと業務をこなしていくのは難しいです。また、コミュニケーション力も求められます。営業活動の中でしっかりと目標を達成するためには、営業先の相手と適切にコミュニケーションをとる必要があるからです。

証券会社の業務はハードな場合が多いので入社後すぐに辞めてしまう場合がある

新卒の場合、経験がないため、証券会社で働くことの何が大変なのかを理解しきれていない場合があります。そのため、軽い気持ちで証券会社への就職を決めてしまうと、入社後にすぐ辞めてしまう可能性があります。証券会社の業務は非常にハードな側面があるため、働くことによってどのような負担がかかるのかは理解しておかなければなりません。

業務で一番難しいのは目標達成

金融業界に属する証券会社は、競合が非常に多いことが特徴となっています。そのため、それぞれの証券会社が、営業担当に対して高い目標を設定しているケースが多いです。証券会社の営業では、1つの取引を結ぶことさえ難しいため、いつまでも結果を出せない状況になると大きなストレスがかかります。そのため、新卒の方はその点の厳しさを踏まえておく必要があります。

証券会社は業務の中で新卒生にコミュニケーション能力と計算力を求めているが長期的に続けられるかが大切

証券会社において営業担当になると、成果が給与に大きく反映されるというメリットを得られる反面、厳しい目標設定の中で業務を行うというデメリットを受けることになります。新卒の場合は、証券会社で働いた経験がないため、証券会社で働くことの難しさを把握しきれていない場合があります。そこで、業界を熟知するために、事前の業界研究、情報収集が必要となるのです。

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