2019年12月04日(水) 更新
就活はじめの新3年生が今最低限やるべきこと4つ
目次
本格的に就活が始まる前にすべきことを確認しよう
日本の就活は、おおまかなスケジュールが決まっています。本格的な就活が始まる前に、どういったことを準備しておく必要があるのかわからない人も多いはずです。ここでは、就活で欠かせない「自己分析・業界研究・企業研究・インターンなどの情報取集」という4つのステップについて紹介します。前もって準備をしておけば、その後の選考にもスムーズに進むことができるでしょう。短期戦の就活を順調に進めるために、登録しておいた方がいい就活サイトについても解説します。他の就活生に置いて行かれないためにも、しっかりとスケジュールを把握して準備を進めておきましょう。就活の流れを掴んで、無駄のないスケジュールをたてることが大切です。
19卒就活は”超”が付くほどの短期決戦
19卒の就活開始は18卒と同じ6月
19卒就活のスケジュールがほぼ決定し、18卒同様、”超”短期決戦になることが予想されます。とはいえ、ナビサイトが解禁されるのは3月、更にその後の選考開始が6月ですからまだ実感がわかない方がほとんどなのではないでしょうか。 しかし、就活を始めるのに>”早すぎる”ということはありえません。今から少しずつ準備を積み重ねていくことが就活成功の鍵になるのです。
実際の選考時期は企業によって様々
前述したように、19卒の実質的な就活開始は来年の6月になることが予想されます。しかし、実際には多くの企業がこのルールを破ることが予想されます。18卒の就活を振り返ってみると6月まではルール通り”面接”はほとんど行われていなかったようですが、面談や交流会、座談会などの名目で実質的な選考が進められていたのです。 特に、大手総合商社等の大手企業に入社した17卒就活生からは、選考が解禁された6月の第一週には内定を貰っていたという情報が多数寄せられています。ただでさえ短期化が進んでいるのに、正式選考だけ見れば超短期決戦なのがよく伝わってきます。
短期決戦形式のいま、公式情報だけでは不安
就活生ならば、リクナビやマイナビへの登録は必須です。しかし、これらの大手サイトが提供してくれるのはいわゆる公式情報ばかりで、裏事情を知るにはやや物足りません。企業ごとに独自の選考ルートが確立されつつあるため、今後は正式ルートの倍率は異常に高くなってしまうかもしれませんね。 仕組みが不明瞭になって短期決戦化している今、就活生には早い段階からの独自の情報収集力が必要不可欠です。特に、サマーインターンが集中する8月から、就活生間の格差が少しずつ顕著になるでしょう。就活成功に必要な項目を5つ確認しましょう。
就活で欠かせない4ステップ
以下で紹介する5つの準備は、就活が本格化すると皆が始める"鉄板"です。しかし、就活シーズンは他にもやるべきことが山積みであるということを知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 まずサークルやゼミ関係で忙しいのはどうしても避けられないですし、多くの人が急いで資格勉強を始める時期でもあります。さらに、就活で稼げなくなる前にアルバイトを集中的に頑張る人もいるかもしれませんね。他のことをやりながらでも、スキマ時間に情報収集は欠かさずにやっていきましょう。
その1:自己分析
就活を終えた多くの先輩から聞こえてくるのは、「もっと自己分析をしておけばよかった…」という後悔の声。自分を知るという行為は簡単そうにも思えますが、きちんと時間をかけて行わないと大きな後悔が残ります。自己PR一つとっても、考え抜いて見つけた本当の強みを売り込まないと内定はやってこないからです。 なお、17,18卒だけではなく、就活期間が比較的長かった15,16卒からもこのような声が出ていることに注目しておきましょう。就活準備は早め早めが功を奏すのです。じっくり時間をかけて行わないと、周囲に振り回されて焦りの原因になります。就活では日々の思考の積み重ねが肝ですから、3年生の夏から毎日5分でいいので自己分析をする習慣を身に付けましょう。
その2:業界研究
世の中にはどんな業界があるのか、広い視点で知っておくとESや面接の受け答えに説得力が増します。また、業界全体を知ることで業務の大まかな流れ、企業同士の関係も見えてくるでしょう。第一志望に落ちた際も、業界研究をしていれば乗り換えがスムーズに進みます。 そもそも、次にご紹介する企業研究は業界研究なくして成り立たないものですから、本気で内定を勝ち取りたかったら業界についての理解は必須です。そして、業界研究の最大の目的は"動向を知る"ことです。突然新聞を読み始めてもなかなか理解できないのと一緒で、業界動向を詳しく把握するのにも最低1年はかかります。
その3:企業研究
就活の成否を分ける大きなカギが、企業研究です。万が一こちらをおざなりにしても、業界研究によって大まかな業務内容を把握していれば一次面接や二次面接は通過できるかもしれません。しかし、最終面接には受からないでしょう。なぜなら、最終面接では就活生の本気度を確認されるからです。本気度とは、どれだけ企業研究をしているかで図られます。 就活成功者は決まって、日々の細かなニュースをチェックするのはもちろん、あらゆる情報に反応して自分ならではのビジョンを書き起こすところまでやっています。企業研究を進めるには、自分から企業へ近づいていく能動性・積極性が欠かせません。さらに、インターンシップへ参加するために絶対に行わなければいけないサマー、オータム、ウィンターインターン選考を通過したければ、3年生の4月からの頑張りがポイントになります。`
その4:インターンなどの情報収集
就活スパンが短くなって企業と学生間の接点が減少すると、双方はあらゆる手段を使って接点を持とうとします。その最たるものがインターンシップ。建前では「インターンシップは、本選考とは関係ありません」とうたっているものの、参加する学生の意識も高まりつつあるインターンシップは、優秀な人材の囲い込みにぴったりなのです。 説明会や面接などの通常コースだけだと19卒の就活では十分な交流が取れませんから、インターンシップをはじめとした各種イベントの情報収集力が優劣を決めるでしょう。ただし、先ほどご紹介したように公式情報だけではやや心配が残るのが19卒です。就活ピーク時以外も使える情報源を持っておくことをオススメします。
その5:とりあえず「みん就」への登録は必須
情報源を増やすうえで、最低限使っておくべきなのが『みん就(みんなの就職活動日記)』です。就活生の大半が利用する超巨大口コミサイトで、様々な企業の情報が就活のピークを迎える前の早い段階からリアルタイムで流れています。とはいえ、公式な採用サイトではありませんから、抵抗を感じてしまう就活生も一定数います。他の就活生はどうやって使っているのでしょうか。
"とりあえず登録"が就活の基本スタンス
みん就ユーザーの特性を調べると、相性に関係なく登録している人が多数。ヘビーユーザーとして毎日入り浸っている学生もいれば、登録したもののほとんど活用せずに内定を獲得し、そのまま就活を終えたOBも。共通しているのは「とりあえず登録」というスタンスです。使うかどうかはともかく、できうる限りの情報を集めたいという就活生が集まっていると考えられます。実際、順調に内定を獲得する就活生ほど、夏になった段階で「みん就」を利用している傾向にあります。
就活生はSNSと同様の感覚で確認している
みん就の使い方は、SNSの延長のようなものです。どちらかといえば、机の前で姿勢を正して見るものではなく、通学時や休み時間などの空き時間で確認するのが賢明な使い方です。SNSは、プライベートだけでなく就活でも利用頻度が高っていますから、その手間を考えるとあまりストレスに感じない就活生が多いのかもしれません。 むしろ、就活早期に終わらせるべき業界研究、企業研究、インターン、各企業の志望動機など、就活準備に必要な情報がすぐにわかるのはとても便利です。それこそがみん就を利用する最大のメリットといえるでしょう。
企業発信の使える情報だけキャッチすべき
みん就はじめ、口コミサイトを利用するときに注意すべきなのは「情報の取捨選択は、自分の目でしっかり判断して行うべき」ということです。なかには他の就活生の主観的な意見も多く入っていますから、振り回されすぎるとかえって身を滅ぼしかねません。みん就などの口コミサイトを使う時は、インターンに関連したイベント情報など、企業発信、もしくはそれに近い使える情報だけ取るようにしましょう。また、掲示板の書き込みについても、ネガティブな発言は気にせず活用したほうが気が楽です。 とはいえ、良い部分は使わないと分からないもの。みん就の魅力は、登録してみれば必ず感じることができるはずです。
自分の就活力を知っておこう
就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。ぜひ、「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてみてはいかがでしょうか。
就活が本格的にはじまるのは3月から
就活が本格的に始まるのは、3月になってからです。3月に企業説明会が解禁され、6月に面接などの採用選考がスタートする日程となっています。就活スケジュールは公平・公正な採用を徹底するために経団連が選考に関する指針を発表しますが、全ての企業がそのとおりのスケジュールで動いているわけではありません。良い人材を獲得したい企業は、一般的なスケジュールより早めに採用を開始することがあるため注意が必要です。そうした企業の選考に乗り遅れないためにも、早めに就活の準備を進めておきましょう
企業へのエントリーが開始される
3月になると一斉にエントリーが開始され、インターンシップが始まります。3月にエントリー受付が開始された際には、複数の企業にエントリーしておくようにしましょう。就活が本格化してすぐは大手や第一志望の企業に絞ってエントリーする就活生が多いですが、あまりにも標的を狭めすぎると内定をひとつも得られなかったということが起こる可能性があります。そうなると5月以降に再び企業探しをして、競争率がさらに高くなった中から内定を獲得しなければなりません。
エントリーの数が多ければ良いというわけではありませんが、多くの企業の選考に参加することで経験を積むこともできますので、興味のある企業は全てエントリーしておきましょう。
エントリーシートに記載する項目を確認しておく
就活が本格的にはじまったら、エントリーシートに記載する項目を確認しておきましょう。エントリーシートに記載する項目は、主に「基本情報・学歴・志望動機・自己PR」などです。企業によって若干内容が変わるため、それぞれ対策が必要です。企業が求める人材についてよく調べて記載していきましょう。趣味・特技欄や学生時代に頑張ったことを記載する欄がある場合は、自分が打ち込んできたことを書いてアピールしてみましょう。
エントリーシートを記入する際には、文体を「ですます調」か「である調」に統一する必要があります。また、改行をしたり箇条書きをしたりして、相手が読みやすいように工夫をしましょう。それぞれの項目に合った書き方をするように心がけてください。
19卒就活は超短期決戦であり自分なりに情報収集が必要
就活には、必要な準備が山ほどあります。超短期決戦の19卒就活では、自ら早め早めに情報収集することが必要不可欠。
また、これまでとは違って各企業がそれぞれの選考ルートを設けつつありますから、どれだけ情報を早く多く集められるかがカギになるでしょう。公式な情報にとらわれず、変化していく周囲の状況をリアルタイムでキャッチする就活生が優位に立つと見込まれます。就活が本格化するのは3月からですので、先を読んでしっかり準備を進めておきましょう。
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