2021年08月31日(火) 更新

【面接の流れとは】入室・退室時の適切な対応|面接官に好印象を与えるふるまい方もご紹介

就活生が思う面接で好印象を与えるポイントは「笑顔」

キャリアパーク会員の就活生を対象に「就活面接で好印象を与えるポイントは何だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の回答

  • 笑顔、愛想笑い、態度とマナーがしっかりしている
  • その会社に入りたいと思う姿勢
  • 前向き、未来の目標の明確さ
  • 笑顔とハキハキした態度
  • 表情、清潔感、コミュニケーション能力

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「就活面接で好印象を与えるポイントは何だと思いますか?」

面接で好印象になるポイントとして、「笑顔」を挙げる就活生が多くいました。「笑顔、愛想笑い、態度とマナーがしっかりしている」「笑顔とハキハキした態度」「表情、清潔感、コミュニケーション能力」など、第一印象をよくすることが面接に臨むポイントだと考えているのがわかります。流れを知らずに本番に臨むと、焦って自分のよさを面接官にアピールできません。しっかりと面接の流れやマナーを把握しておきましょう。

面接の流れ①事前準備

持ち込む荷物もしっかりと準備する

面接の流れは準備から始まります。面接会場に持ち込む荷物も事前にしっかり準備しておきましょう。持ち運び用のカバンは就活に適したものか、自立できるかなどをまずはチェックしてください。そのうえで、筆記用具やES・履歴書の写しなど、用意しなければならない資料は必ずカバンに入れておきましょう。夏場に面接するので、インナーやシャツの替えを用意したり、汗ふきシート、消臭スプレーなどを常備しておくとより安心です。

面接の前に身だしなみをチェックする

一通り準備を終えて当日を迎えたら、身だしなみをしっかりチェックしましょう。清潔感のある服装や髪型が求められるため、寝ぐせなどによる髪型の乱れや、シャツのシワに注意してください。靴が汚れていないかも見落としがちなポイントです。専用スポンジでしっかり磨きましょう。また、女性はストッキングの換えを用意しておくと、思わぬタイミングでの伝線にも対応できます。

面接力診断で、苦手分野を見つけよう

面接では持ち物以外にも、対策すべきポイントは多くあります。たった一つの見落としが、致命傷になりかねません。

そこで活用したいのが、「面接力診断」です。

面接力診断は24の質問に答えるだけで、自分の弱点をグラフで見える化できます。ぜひ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。

面接の流れ②会場入り~待機時間

会場に10分前に到着しておく

面接会場には、面接が始まる10分前に到着しましょう。時間ギリギリに到着するとあまり良い印象は持たれませんし、面接が始まる前に焦って余計に緊張してしまいます。余裕を持って行動してください。会場に到着したら、{携帯電話をマナーモードにするか電源をオフ}にし、身だしなみのチェックを再度おこなったうえで受付に向かいましょう。受付する際は、「●時からの面接でお伺いしました。○○大学の○○です。」と簡潔かつ明確に名前と用件を伝えてください。

静かに姿勢よく待機する

面接会場にある待機スペースにやってきたら、荷物を床において、綺麗な姿勢で着席しましょう。周りに他の参加者がいる場合でも、雑談や私語、携帯をいじるなどの行動は慎み、静かに自分の名前が呼ばれるのを待ってください。ただし、非常に緊張しているとしても、体が震えたり、顔面蒼白で待つのはよくありません。入室までに、この場でリラックスした状態にしておきましょう。

トイレ利用時も態度に注意する

受付や待機中に意識しておきたい部分として、トイレを利用する際の態度も挙げられます。面接会場までの移動中やお手洗いでは、社員とすれ違うことがあります。特にトイレならその遭遇率も高くなるでしょう。そんな時、ぶしつけな態度を見せたり、私語が目立つと、面接官にその話が伝わり、採用が遠のく可能性があるため、油断は禁物です。

面接の流れ③入室

3回のドアノックとノブの持ち手を意識する

入室時の対応についてご紹介します。まず、ドアをゆっくり3回ノックしましょう。回数が2回だと、トイレの空きを確かめる際のノックとなるため、失礼になります。中に居る面接官から声がかかったら、「失礼します」と一声かけてからドアを開けてください。ドアノブを握る手は、位置が左側であれば右手、右側であれば左手が望ましいです。逆の向きだと面接官に背を向けながらドアを開けてしまうことになるため注意してください。

両手でドアを閉め椅子の左横に立って挨拶する

入室したら一旦一礼し、そのあとドアのほうに向き直して、静かに扉を閉めましょう。このとき、閉めやすくするために両手もしくは持ち手を変え、後ろ手で閉めることがないようにしてください。ドアを閉じたら椅子の左横もしくは左斜め後ろあたりに立ち、起立の姿勢になりましょう。とくに何の指示もなければ「氏名・学校名・専攻名・よろしくお願いします」の流れで自己紹介してください。

挨拶する際のお辞儀の角度は30~45度

一通り挨拶が終わったあと、目線を面接官側に向け、腰からしっかりと丁寧にお辞儀しましょう。頭からお辞儀をすると見た目がだらしなくなってしまうからです。また、手の位置やお辞儀の角度も意識してください。男性はズボンの横のラインに手を置き、女性は右手を下・左手を上に重ねておいてください。なお、お辞儀の角度は「敬礼」とされる30~45度が望ましいです。

面接の流れ④着席時

面接官から指示を受けてから着席しカバンは椅子の右横に

軽い挨拶と自己紹介・お辞儀が終わり、面接官から「着席してください」の指示を受けたら、椅子に腰を下ろしましょう。その際、カバンは必ず椅子の右横に置いてください。左横においてしまうと、面接終了後に立ち上がる際、左側ではなく右側に立つことになるため、入室時と違う動きになってしまいます。面接終了後もスマートに動けるよう意識しながら荷物を置きましょう。

着席したら背筋を伸ばして面接官の目を見る

着席するときは背筋は伸ばして肩からは力を抜きましょう。その後、男性の場合は脚を軽く開き、両手は軽く握った状態で膝の上に置いてください。女性の場合は脚を閉じ、膝の上に手を重ねましょう。着席したら、視線は面接官の方に目に向けてください。普段から目を合わせるのが苦手な方は、面接官の鼻あたりを見ると、目線が向いているようにみせることができます。

面接の流れ⑤面接中

大きな声ではきはきと言い切る形で質問に回答する

面接は、集団面接でない限り就活生1人に対して面接官数人でおこなうため、かなり強い緊張状態になる人も少なくありません。しかし、緊張しているからといって「えっと…」と回答に悩むようなそぶりを見せるのは禁物です。「答えに自信がない=自分の考えがない」と判断されてしまいます。どんな質問であっても、大きな声ではきはきと「○○です。」「以上です。」など自信をもって言い切る話し方を心がけましょう。

面接官の話にはしっかり耳を傾ける

面接官は質問だけではなく、ちょっとした雑談をしてくるかもしれません。そんなときに全く身動きをとらずにしていると「ちゃんと話を聞いているのか」と面接官に悪い印象を与えてしまいます。話している面接官の方向に視線を向けたり、うなずいたりするなど、話しをしっかり聞いている様子を見せましょう。ただし、あまりにオーバーなふるまいをするのは逆効果ですので加減してください。

大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

面接の流れ⑥退室

お礼の挨拶は2回おこなう

面接が終わったら2回お礼のあいさつをおこなってください。座ったまま「本日はありがとうございました」と言って一礼しましょう。その後立ち上がり、椅子の左横で再度「ありがとうございました」と一礼してください。お礼の挨拶がすんだら、入室の際と同じように片手に鞄を持ち、ドアまで歩きましょう。

退室時にもう一度挨拶をしたら背を向けない形で扉を開け閉めする

ドアの前まで進んだら、再度面接官の方に向き直して「失礼いたします」と挨拶してください。これが最後のアピールとなるので、落ち着いて面接官に視線を送りましょう。挨拶を終えたら、面接官に完全に背中を向けないように注意して、静かにドアを開けて退室してください。外に出た後、面接官の方を向いてドアを閉めると、より好印象を与えられます。

会場を出た後も立ち振る舞いに注意する

面接会場から離れても、立ち振る舞いには最後まで十分気をつけましょう。近場であれば社員や志望企業の取引先とすれ違う可能性も考えられます。安心しきってだらけた態度を取ってしまうと、せっかく積み上げてきたいい評価もすべて水の泡になるかもしれません。

面接の流れを理解しながら適切な対応を心がけよう

面接の流れと基本的な手順、好印象を与えるマナーについて説明しましたが、最初からその通りに行動できるわけではありません。緊張した状態でもマナー通りの振る舞いができるように、繰りかえし練習しておく必要があります。 また、練習を積み重ねていざ本番となったとき、面接中の態度が非常に良かったとしても、開始前や終了後の立ち振る舞いが良くなければ評価を落とすかもしれません。会場に着いてから帰宅するまで、最後まで気を緩めずに面接に臨みましょう。

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