2016年11月29日(火) 更新

就活に入る前に知っておきたい有効な敬語の使い方

学生にとって敬語は使う習慣がないため難しい

就活の際に、企業の人と話をするシーンを目の当たりにして、戸惑うことも多々あるでしょう。普段は友達同士、気軽に会話をする程度の、ボキャブラリしか持ち合わせていないため、いきなり敬語では話しづらいものです。普段から敬語を使い慣れておくようにと、就活本に書いてあったりしますが、学生にはそのような習慣がないので、諦めている人もいるのではないでしょうか。

敬語は就活中の学生にとって大きな壁

就活では、良く使われる、敬語のフレーズの一部を覚えておくのが大事です。自然と会話が成り立っていくようなシーンを想像してみましょう。就活お説明会の参加を伝える時、一次面接の案内を電話で受けた時など、敬語を使うシーンは多岐に渡ると言えるでしょう。就活は、自分の意志を的確に、相手に伝えなければいけないミッションがある上に、敬語という厚い壁は、学生にとって大きな課題と言えるでしょう。

電話応対から就活は始まっている

就活では、電話応対から選考が始まっていると言っても過言ではありません。電話での応対一つが、今後の選考を左右していくと捉えておくことが大切です。「お世話になっております」「お伺いいたします」などのフレーズが自然に口から発せられる事は、人事にとって「会ってみたい」と思われる人物像の一人だと言えるでしょう。就活において、御社と貴社の使い分けも、実は礼儀としてとても重要視されています。

「なるほど」という敬語は存在しない

企業の採用担当が、違和感を覚える学生言葉が、「なるほど」という相槌の打ち方と言われています。同意語で「確かに」「そうですね」「了解しました」などが挙げられますが、全て敬語としては間違った使い方と言えるでしょう。相手は、社会人として目上の大人であって、友達ではありません。これらのフレーズは全て友達同士で使われると言えます。ここでは、「はい」「承知いたしました」のフレーズを覚えておきましょう。「はい」と言う返答には素直が感じられ、これに元気の良さが加わると第一印象もぐっと上がると思われます。

就活での重要点は敬意が伝わるかどうか

就活時に企業の人と話をすると、どうしても緊張してしまうでしょう。そのため、正しい敬語を意識するあまり、おかしな日本語になってしまうケースもあります。伝えたいことが伝わらない事態になっては、せっかくのチャンスも台無しになってしまいます。企業の人事は、正しい敬語を使えるかどうかは、入社してから覚えておけば良いと、考えている場合も多いのです。大切なのは、敬意が伝わるか否か、という点だと言えます。逆に、すらすらと敬語が使える学生も、学生らしさら感じられないという声も多々聞かれています。前述のように、少しの礼儀のポイントとなる敬語だけを、抑えておくと良いでしょう。

就活で困った時はクッション言葉

就活時のみでなく社会人としても、このクッション言葉に助けられるシーンは多く見受けられます。「大変申し訳ありませんが」「失礼ですが」など、相手にお願いをしたいときに、言葉の冒頭に着けておくと、とても丁寧に聞こえる魔法のフレーズです。例えば、説明会に伺う日を変更したいときなど、「大変申し訳ありませんが、別の日程でお伺いすることは可能でしょうか」という使い方をします。自分の都合の日にちを先に伝えず、まずは相手の日程を伺う配慮も必要です。

就活時は「なるほど」という相槌は避けクッション言葉を入れ敬意の伝わる敬語を使おう

就活に必要とされる敬語は、そのシーンを思い浮かべながら、ポイントとなるフレーズを覚えることをお勧めします。学生らしさを失わないように、敬意や丁寧な配慮が相手に伝わることで、好印象を与えることが出来ると言えるでしょう。変な日本語になってしまっても、企業側では「育ててみたい」と思えることのほうが、重要だと捉えています。

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